ゲド戦記 旅情編「お気楽大賢人と気苦労な王子」『ゲド戦記 さいはての島/アーシュラ・K・ル=グウィン/岩波書店/1972年』

 とうとうアニメ版に出ていた”アレン”君が登場しました。この「さいはての島」では、ゲド達の住む世界で、少しづつ広がってゆく異変を調べる為に、ゲドはアレン君をお供にして、あての無い旅を続ける事になります。

 行く先々で人々の変わり様を目にし、肌で感じ取りながら、初めは頼りなかったアレン君がどんどん大人になってゆくのが魅力です。

 アレン君が、ゲドへの尊敬の念と猜疑心とをてんびんに掛けてもがき苦しむ様は、ファンタジー作品の枠を越え、純文学とも言えるほどでした。もうアレン君とゲドのコンビは萌えまくる事間違いないですな!キリリ
 
 あえて腐女子を焚き付ける必要は無いですが、そこの腐女子さん.....読めっ!!

 読まないと絶対損です♡壁|∀`)



 1巻、2巻と来て、この3巻の完成度は素晴らしいです。宮崎親子が一番映像化したかったエピソードであるのも頷けます。このまま映像化すれば良かったのに...←まだ言うかw

 4冊目の「帰還」は、少し雰囲気が変わり賛否があるらしい。それはそれで面白そうですけどねw

 ゲド戦記は巻を追うごとに作者の想いが強くなっており、5冊目の「アースシーの風」などは、”9.11”が起きてから書かれたもので更に作者の想いが綴られている事でしょう...



 ゲドの物語は、もう少し続きます......


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