ゾディアック/デヴィッド・フィンチャー/2006年/映画/感想/レビュー

 以前に観た事も忘れ、スカパーで放送された『ゾディアック』を観ていた。序盤を観ているうちにやはり観た事がある事に気づいたものの、当時の記憶が曖昧だった事もあり、結局最後まで見入ってしまいましたwやっぱりデヴィッド・フィンチャー監督はこういう映画が面白い。そして普通のサスペンス物とはまた少し違う独特な雰囲気なのがたまらない♪




 「ゾディアック」とは、アメリカで実際にあった連続殺人事件をモチーフにした作品。作中は、殺人鬼そのものより、殺人鬼に振り回される人々を中心に進んでゆきます。犯人が送りつけて来た暗号と犯行声明を目にした時、その呪縛に囚われてしまった主人公が、家族も顧みずに、諦めムードな警察の代わりに犯人探しに奔走してゆきます。




 警察、主人公等、立ち位置違う者同士が、真実を追い求める姿を描く事で、サスペンスなのに人間ドラマとして完成されています。このあたりは、ノンフィクション作品ならではかもしれない。これがフィクションならまた違った作風になった事でしょう。連続殺人犯より、こんな映画を撮れる監督の方怖いですw


 ただの脅かしB級映画なら誰でも撮れる。フィンチャー監督はその一歩先に存在しているように思えて仕方無い...



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