八月六日を想う事...

今日8月6日は広島に原爆が落とされた日。初めて原爆が戦争で使われた日であります….

 その後長崎にも落とされた核爆弾によって、両都市合わせて28万人以上の方が亡くなられた。その恐ろしさは、とてもじゃないが想像する事さえ出来ない….


 あの夏から60年以上が過ぎた今、僕らや更に若い世代にとって、戦争と原爆は遠い過去の出来事です。それでも子供の時分に、戦争の映画や漫画を見ていましたから、当時の壮絶さを少しだけでも胸に刻んで生きて来たつもりです。その中でも忘れられないのが「はだしのゲン」


 原爆の投下により家族三人を失った少年”ゲン”が、様々な困難に直面しながらもたくましく生き抜いてゆく漫画作品でした。作中原爆によって産み出された不幸の連鎖がこれでもかと描かれ、特に、原爆で全身を焼かれた画家志望の男性を世話する辺りなどは、読んでいて本当に苦しく、トラウマになりそうなほど衝撃的な時間でした….

 その激しい描写のため、「はだしのゲン」を子供に読ませる事に否定的な考えも存在します。しかし、何故「はだしのゲン」を描かねばならなかったのか?その理由も含めて子供達に読ませるべきではないでしょうか....


 特に最近の日本では、原爆や戦争の物語が減っています。ときおり作られる映画なども見るに堪えない出来で、まったく現実味を感じません。やはり実際に体験した人間でなければ、その過酷さは伝えられないのでしょうね….

 
 年々風化していた核の恐怖は、大震災によりまた呼び起こされた事でしょう。原発被害にあっている方々が大勢いる現在、改めて原子力をどう扱うべきか、真剣に考える時が来ています。

 出来れば、原子力発電を始める前の日本に時を戻したい…非核三原則を立ち上げた意味をもっと深く考え、”核”自体を持ち込ませない国になって欲しいのです。唯一核兵器の恐ろしさを知る国だったのだから….