期待を裏切る男”シャマラン”が帰って来た!「デビル/M・ナイト・シャマラン/2011年/映画/感想」

※微妙にネタバレ?





 次々と、良い意味でも悪い意味でも期待を裏切り続ける男 ”M・ナイト・シャマラン” 彼の新作映画がとうとう日本で公開しました。


 その名も「デビル」




 直球なタイトル名にも慣れて来ましたなwその名の通りの映画だと思って良いです。デビル=悪魔のせいで死人が出る、ここまで書いてもかまわないくらいです。ネタバレ禁止なのはデビルが”誰”なのかと言う事....



 とあるビルのエレベーターが突如故障。中に閉じ込められたのは男女合わせて5人。彼等は閉じ込められた事で少しづつお互いへの苛立ち、不信感をつのらせてゆき、目を覆うような恐ろしい事が起きてしまうのです....


 主人公で、そのビルで起きた自殺事件を調べるために来ていた刑事の男。彼がエレベーターで起きている異常事態を捜査してゆく事になります。しかし、いくら正攻法で捜査をしても、明らかになる事実がなかなか犯人に結びつかず、どんどん手に負えない状況へと悪化してゆきます...



 オープニングのモノローグの内容から、始めから悪魔の仕業なのだろうと分っているものの、彼の必死な捜査が進むうちにミスリードされ、思わず本当に犯人がいるの?と思ってしまう展開はなかなか上手かったです。ただ、モノローグが無ければ、もっとスリルに満ちた作品になったのではないかと....orz


 この辺の裏切り方がファンにとってどうなのか?これはいつものシャマランだよwと笑って受け入れる人ばかりなら良いですけど、あまり理解されない演出かもしれません。狙ったのかなぁ.....


 とはいえ密室パニック物としては王道な作品なので、悪く言えばベタ、良く言えば原点回帰とも取れる映画かもしれません。脅かしの演出は優れているので、サスペンスホラーが好きな人ならありです。しかも、最近のシャマラン作品に比べれば、まとまりも良く終わり方も綺麗です。相変わらず人智の越えた存在は出て来ますがw


 ”ぽかーん”なシャマラン作品を好きな人には物足りなく、「シックスセンス」のようなまとまりの良い作品を好む方にはあっと言う間の80分になる事でしょう。




 ちなみに、原案と製作はシャマランですが、監督は”ジョン・エリック・ドゥードル”さんですってwもう監督より製作に周りたいとシャマラン氏は言っているようです。言われなければ分らないほどシャマラン映画でしたけどねwww僕はジョン・エリック・ドゥードル監督の「REC」は観てないので尚更かもしれません。



 今回の完成度を見ると、製作に専念するのもいいかもしれないですね。彼が直に指揮を取っていたら「デビル」がどうなっていたか....考えるだけで笑えて来ますけどねwwww興行的な事を考えると、彼のB級インディーズ思考なオチはまずいでしょうし、コアなファンを裏切っても集客出来る映画をたまには作るのも悪くないでしょう。


 またそのうち自ら監督として、トンデモ映画を作って欲しい気もしますけどね(ΦωΦ)フフフ…


 


 デビル公式 http://devil-movie.jp/

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