一夏の想い出がくれた物「SUPER 8/J・J・エイブラムス/2011年/映画」

※極力ネタバレしないように書いたつもり....






 不慮の事故で母親を亡くした主人公 "ジョー"  形見のペンダントを大事に持ち歩き、数ヶ月経ち夏休みを向かえた頃でさえその死を引きずっているようだった。


 彼には仲の良い幼なじみ達がいて、一緒にゾンビ映画を作っていた。その中でも、一番仲の良い幼なじみで映画の監督 ”チャールズ” が女の子を新たにキャスティング。ジョーは、女の子の迫真の演技に魅せられ恋に落ちる....しかしその時!撮影していた場所で列車の脱線事故が起きる!!車両の爆発などから、命からがら逃げ切ったジョー達。そこで彼等は、謎の物体が沢山積まれていたコンテナの残骸と、事故の原因になった車の運転手を目にする。


 なんとその運転手は自分達の学校の先生だった。そして、「誰にも話すな!」とジョー達へ銃を向け警告するのだった....




 今回は、予告だけを何度か観た程度の状況で観に行きました。監督が ”J・J・エイブラムス" であったからです。雰囲気も良さそうでしたしねw 観終わったあと、詳しい内容を知らずに観て良かったと心底思いました。下手な期待も先入観も無く、自然に楽しめたからです。


 ジョーの母親の死を悼むシーンから入り、彼等が映画を撮り始めるあたりだけなら、完全にジュブナイル作品と思える映画でしょう。でも、そんな優しいだけの映画にはなりませんw そこからは、J・J・エイブラムスのSFアクション好きが存分に出て来ます。この辺りでどんどん”あれ”な展開になってゆき、好き嫌いの分岐になるのではないかと思います。


 序盤の「スタンドバイミー」を思わせる時代背景での青春物をそのまま味わいたい人は、ここで落胆、もしくは( ゚д゚)ポカーンとしてしまうかもしれないw最近はこういったギャップを感じる作品が多い気がしますね。だから僕も、物語の着地点が何処に辿り着くのか、途中少し不安でした....


 しかし、その展開のせいでお話の方向性が大幅にズレる事も無く、テーマになっているであろう部分は、しっかりまとめ、親子の絆や少年達の成長物として素晴らしい作品に仕上がっていました。キャストのバランスが良かった事、登場人物達の心境の変化が上手く表現されていた事などがプラスに働いたと思います。




 あまり詳しくは言えませんが、◯◯との対面シーンや、最後のシーンでの◯◯との別れなどはとても良かったなぁ♪少し早めの夏休み気分で観るのがいい映画かもしれません。


 なんにしても、過大な期待はせずに観に行く事をオススメします。舞台が1979年なので、当時のヒットソングを聴きたい人にも良いかもねw "The Knack" の 「My Sharona」も聴ける♪


 



 スピルバーグの古いSF映画のオマージュでもある本作、かなり評価が割れるでしょう。でも、あのラストシーンがある限る、僕はこの作品を肯定したいです♡



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