もう、アメリカを無条件で正義とする映画は沢山だ!「ハート・ロッカー/キャスリン・ビグロー/2010年/米国/映画」

 悪名高き”イラク戦争”のさなか、爆弾を専門に処理するチームの葛藤を描いたのがこの「ハート・ロッカー」




 素直な感想を言うと似非ドキュメント映画。BGMらしいBGMも無く、効果音と緊張感のあるシーンにだけ時折BGMが入る程度なので、爆音以外は静かな映画ですw


 微妙にドキュメント映画な割に、展開自体はアクション映画なのでなんかアンバランスな気がしました。ドキュメントならドキュメントとして作って欲しいし、ただの娯楽映画なら娯楽映画として作るべきだったように思います。


 主役らしき爆弾処理班のジェームズの危険な行動の数々にヒヤヒヤさせられたりと、なかなかの緊張感を演出出来ているようにも思えますが、何故かゲームの世界のように現実感を感じませんでした。これはアメリカ側の視点でしか描かれていないから、嘘臭いのかもしれません....


 序盤の遠隔操作ロボが走るシーンや、敵を狙撃するシーンなどは途中から笑いさえ出そうになりましたw中途半端な方向性が安っぽいヒロイズムを産み出し、一方的な正義を語り被害者面するのはどうも素直に受け入れ難いです。



 ラストまでこの映画を観て、一体何を感じろと言うのだろう?戦争の悲惨さ?アメリカの愚かさ?それとも....



 ただ一つハッキリしている事は、アメリカと言う国が”危険”と言う名の”麻薬”無しには前に進めない事実だけでしょう.....

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