みせかけだけの歌では足りない。自分の全てを出さねばただの”音”だ。

 昨年2010年に久々のアルバム「ことのは」を出し、更に自分の音楽に磨きがかかった感のある小谷美紗子さん。デビューからどれだけ時間が経とうとも、独特な世界を持ち、真っ直ぐ歌に、社会に、自分に向き合う彼女のスタイルに変わりなく頭が下がりますw


 初めて彼女の曲を聴いたのは、「night」に収録されている”Off you go”のプロモを見た時でした。見た目に派手さは無い女性がこれまた地味な背景にピアノが一つというさみしい映像ではあるものの、彼女の静かに燃える思いが溢れ出るかのような歌声に僕の心は掻きむしられた。



 その後は以前の曲が知りたくて「Quarternote -THE BEST OF ODANI MISAKO 1996-2000」を手にしガッツリ聴いていました。BEST版にまとめられていると、尚更曲の素晴らしさを実感します。
 ”見せかけ社会”のように日本人の暗部をエグった作品から、包み込むような優しさと哀しみの混在した”眠りのうた”のような曲まで、彼女の真剣な想いがぎゅっと凝縮されていているからです。後2枚あるBEST版も含め、僕の音楽生活に欠かす事の出来ないアルバムだと言えるでしょう...


 ”静と動”が同居する魂の流した涙は、曇り無く美しい....こんなに真剣に歌に打ち込む歌手が、世間に評価されない事はとても残念。明るく楽しい歌もいいとは思いますが、やはり魂に届くメロディーには敵わないw

 同年代でもある彼女がこの先どんな評価を受けていこうと見守り続けたい。そう決意させるだけの訳が小谷美紗子にはある...
 
 
 最後に"odani misako・ta-ta"名義のミニアルバム「feather」から




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