夢と現実の狭間で...「インセプション/クリストファー・ノーラン/レオナルド・ディカプリオ/2010年/映画」



 人の夢に入り込み、記憶の中から情報を引き出す非合法な仕事を請け負う男達。そんな彼等はある日本人の記憶を盗む仕事をしていたのだが、その日本人に彼等の行動が見抜かれ失敗する。
 請け負った会社から逃げようとする彼等、そこにその日本人が現れ、彼等に記憶の”切り取り”ではなく、”インセプション(植え付け)”を依頼してくるのだった....


 で、その依頼してくる日本人が”渡辺謙”さんで、序盤は存在感のある良い演技なんですけど、途中から主役である”コブ(ディカプリオ)”の過去話に喰われて終盤には彼の存在意味をあまり感じない....

 確かに冒頭と終わりを繋ぐ役割はしているけれど、ただそれだけwもう少し最後にどんでん返しが欲しかった。普通に綺麗に終って”コブ”が夢から覚めたかどうか?って感じで終るのは勿体無い。
 いっそもっと観客を錯覚させるほどの混沌とした世界にした方が良かったんじゃないかな?昨年亡くなった”今敏”さんのアニメ作品を知っている僕らには少しだけ物足りなかった....

 がしかし、夢の世界を作るまでの過程はとても面白かった♪夢の世界をデザインする”設計士”や、安定した眠りを用意する”調合師”、夢の中で他人に成り済ます”偽装師”が必要だと言う事など、細かい設定が説得力を産んでいてとても良かった。


 コブの過去話もベタではあるけど、せつなくなかなかのものだったし、夢と現実を見分けるための”コマ”をコブが回す様は痛々しかった....
 とにかく完璧では無かったかもしれないけれど、かなり面白い映画だったと思います。にしても、ディカプリオおっさんになったなぁwww( *´艸`)♪


公式ページ http://wwws.warnerbros.co.jp/inception/dvd/

この記事へのコメント