ベタって絶対褒め言葉♪「デルフィニア戦記#1/茅田 砂胡/中央文庫/1993年・2003年/小説」

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 追っ手に追われる傭兵風情の男。10人もの追っ手に囲まれ絶対絶命の彼を救ったのは、一人の少年だった。見た目からは思いもよらない少年の”力”に圧倒される男。いったい少年の正体とは?そして男が命を狙われていた理由とは...

 
 ハッキリ言ってベタな作品です。でも、そんじゃそこらのベタさじゃ無い!極上のベタなんです!!キリ

 国には悪賢い宰相がいて、本当に有能な王様は疎まれ国を追われ、でも国を追われた王を心底尊敬している者もいて、そんなベタベタな中世のような世界に、到底人とは思えぬ能力を持った美麗な少年(少女)が現れ真に王にふさわしい男が王座に戻る手助けをするなんて、設定の時点で最高にベタだと思いません?

 文体はライトノベルなので読み易くテンポが良い。途中少しくどいように思う瞬間もあったものの、舞台背景は細かく説明されるので、世界観が良く伝わりました。
 それに各キャラの性格付けがこれまたベタでいい♡筋肉馬鹿、美麗軍人、醜悪な貴族、憎らしいほど賢い敵の親玉は当たり前に登場し期待を裏切らないww

 なによりとにかく主役二人のやりとりが萌えます!少年かと思ったら女の子だったとかが萌えます!しかも、さっきまで男だったなんて少女が言い切る所が尚更萌えます!!何が何でも萌えるぅ♡.....もう萌えって言うのやめよw


 中世を舞台にしたファンタジー作品が好きなら間違いなくツボなはず!僕はこの本を読んでいると、アルスラーン戦記をなんとなく思い出しました。 一癖も二癖もありそう面々が魅力的である事と、国を追われた者が主役である事が理由かもしれませんねw


 デルフィニア戦記は茅田砂胡さんのデビュー作と言う事で、やはり甘い部分もあるのでしょうけど、十二分に楽しめました。この先の展開を期待して、さっさと二巻買ってこよ♪〜〜〜〜+。:.゚ヽ(*´ω`)ノ゚.:。+゚

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