また一つ人としての皺が増えた真綾をかいま見た。「You can't catch me/坂本真綾/flying DOG/2011年/アルバム」

写真-199.JPG※初回限定版には武道館LIVEの音源から何曲か収録したCDが付いてきます。

 2011年に入り直ぐリリースされたこのアルバムを数日聴いて思った事、それは「おや?」でした。

 作詞はほとんど真綾自身が行った曲ばかりですが作曲は全て違う人間。曲のプロデュースも全て違う。なので統一感があるのは作詞のみといった具合。
 
 ”SUEMITSU & THE SUEMITH”、”柴田淳”、”スネオへヤー”、”常田真太郎(スキマスイッチ)”、”かの香織”、”桜井秀俊(真心ブラザーズ)”、”堀込高樹(キリンジ)”、”北川勝利(ROUND TABLE)”等等、編曲やプロデュースの人間を合わせるとどえらいメンバー達と作ったアルバムなんだと改めて思いますなぁ♪しかし、当然その作曲者ごとで真綾の雰囲気も違うわけで、オリジナル曲が満載なのにまるでカバーアルバムのような印象を受け、そう言う意味では少しまとまりに欠ける気もするとかしないとか....

 真綾の作詞に関しては、かなり今まで以上に彼女の中にある憧れと呼ばれるような思いに溢れ、僕らと変わらず自分の実力と願望の狭間で苦しんでいる生々しい真綾自身がそこに居る内容になっていて、良い意味で真綾もおばさんになったなぁ〜っと思ってしましましたwwそしてより身近で弱く脆い彼女の内面が見て取れます...

 
 僕らにとって彼女達は憧れの存在。夢のような人。みんなきっとそう感じているかもしれない。けれどそんな事は絶対にない。

 僕らの考える夢の場所に立つ人達は、自身の立つ場所を夢の場所だなんて実感は無い。夢は到達出来ないから夢なんだ。実現出来た事は夢では無くなってしまう。それが真綾達がいる世界だ。

 誰かをうらやんだり、温もりを求める気持ちに違いなんて無い。どれだけ環境が違い恵まれているように見える人間にも渇きがある。まあ贅沢な悩みかもしれないけれどねw
 でもそれは僕らも同じ事だ。まともに水も飲めない場所で生まれ日々の生命の危機に脅かされて生きる人々に比べれば遥かに僕らの渇きは些細な事だ...


 とにかくは僕らは僕らの世界で苦しむしかない。そしてそんな些細な渇きを彼女と分かち合えるような錯覚なら尚更歓迎だ♪今回のアルバムの完成度はそれぞれ感じ方が違うと思いますが、不完全な自分を認め更に補完しようともがく今の彼女を、そして自分自身を感じ取るためには良いアルバムだと思いますよ♡(*ゝω・`)b

 追伸、スネオへヤー作詞作曲の「キミノセイ」と鈴木祥子さん作曲の「stand up, girls!」がとても好き♡


 真綾の公式HP http://www.jvcmusic.co.jp/maaya/
 NEWアルバム特設ページ http://www.jvcmusic.co.jp/maaya/yccm/index.html
 タワーレコードインタビュー記事 http://tower.jp/article/interview/73134

この記事へのコメント