もしもこのライブが実現していたら...「マイケル・ジャクソン THIS IS IT/2009年/映画」



 今さっきまで、地上波で余計な特番をプラスして4時間番組として放送していた「THIS IS IT」を観てました。やはりマイケルは凄いアーティストだったんですね....過去形は辛い。

 全編コンサートのリハ+製作現場の風景なわけですが、とにかくマイケルを中心にしたツアーメンバーのプロ意識がすごい!

 細かい指示をするマイケルに直ぐさま答えるメンバー達。元よりマイケルを愛し、彼の久しぶりのツアーであり、集大成になるはずだった「THIS IS IT」を支えたいと思う人々の中から選び抜かれたアーティスト達なのですから、当然と言えば当然w

 サポートメンバー達は、誰もが嬉々とした表情、もしくは嬉し涙さえ浮かべた表情でカメラに収まっていました。2009年6月のあの日、チケットを買ったファンもショックだったでしょうけど、彼等はもっとショックだった事でしょう....これだけ熱意の籠ったリハを、マイケルと過ごしたのに、その本番を向かえる前にマイケルが逝ってしまったのですから...

 完全に不完全燃焼....表現のしようのない後悔と失望の海にたたき落とされた彼等を思うと、マイケルには最後の最後まで責任を取って欲しかった。いっそツアーが終わってから燃え尽きて欲しかったとさえ思います。それほどに、この「THIS IS IT」ツアーが完成されていたら凄いモノになったと思うのです!

 チケット料金はたかだか7000円〜10000円。 そう、”たかだか”なんです。どう考えてもその価格は安過ぎるように思うほどステージの見せ方にこだわっているのが伝わってきました。各種CG映像、花火、巨大なセット等との融合を見るかぎり、どう考えても数億のお金が動いていたとしか思えませんwしかもどれもが魅力的な演出ばかり♡ この演出の通り公演が行われていたとしたら、ファンはその完成度により、チケット代に幾ら払ったかなんて忘れてしまった事でしょう♪

 そして肝心の歌。ここにもマイケルのまっすぐな姿勢が見て取れます。曲のテンポ、音量、常人には聴きわけられない音の違いを指摘して、自分の思い描くリズムに修正してゆく様は真剣そのもの。お客さんは原曲を聴いてライブに来るのだからなるべく原曲に近づけようと彼はしていたそうですが、ライブはライブでいいのでは?僕はそんなふうに考えてしまいました。こういう部分も彼のプロ意識の現れだったのでしょうね。


 とにかく、リハでこのクォリティならば、本番は半端じゃないステージになったでしょうね....一つ一つ積み重ね、磨きあげ、洗練された彼による、彼を愛する全ての人の為のステージがきっと産まれていた事でしょう。このドキュメントを見てしまうと尚更惜しく、残念!

 ただ、未完で終わった「THIS IS IT」の片鱗に触れる事が出来た事だけは、幸いだったかもしれませんね....


 ソニー公式HP http://bd-dvd.sonypictures.jp/michaeljacksonthisisit/

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