メトロに響くダークワンの調べ



 舞台はモスクワ。2013年の戦争により、核で荒廃しガスマスク無しで地上に暮らせなくなった人々は、核シェルターの代わりにもなる地下鉄の坑道内での生活を余儀なくされている。それから20年経った今、汚れきった地上には、その環境に適合したミュータントが蔓延り、地下に逃れた人々を脅かしていた。そんな危機的状況の中、メトロで育まれた主人公。彼は過去の繁栄も、現在の地上の状況も知らず、メトロを故郷として育った。

 だがそんな当たり前の世界にも終わりが来る。ミュータント達の攻撃が激しさを増し、彼は故郷を救うために旅経つ.....


 発表当初から、核荒廃後のお話と言う事で、世界感を同じくするFallout3と比較されたが、こちらは純粋にステージクリア型のFPS。僕は雰囲気だけでゲーム買ったりする大馬鹿者なので、実際プレイするまで御使い系のRPGかと思ってましたw恥ずかしい...(´・ω・`)



 ゲーム全編に、テーマ曲と共に立ちこめる、むなしい雰囲気。薄暗く毒性の強い臭気を放つ坑道、打ち捨てられ、ミュータントの住処と化した建築物、厚く覆われた雲のせいで憂鬱な空、全てが人類の繁栄の終わりを告げているような世界感でした。



 でもそんな中、メトロの町には人々の声が響き、生きる喜びがそこにはある。酒を煽って騒ぐオヤジ、大いびきをかいて眠る男、商魂逞しく銃を売るもの、日本語音声で喧騒が見事再現されています( ̄▽ ̄;)



 ただロシア語のせいか分かりませんが、少し意味を考える翻訳も目立ちますし、ゲームプレイに関してもストレスの多い場面があります。

 難易度が最低であっても固い雑魚キャラ、見づらい目的リスト、装備変更の不便さ等、難易度の設定等が少しルーズな気がします。しかし意外と頭の良い敵、スニーキングで突破出来るようになっているMAP、FPSファンの方には満足出来る要素も沢山あると思います。僕は下手なので、直ぐランボープレイか即逃げですが....(,,-_-)



 こんな独特の世界観だけでも面白いですが、このゲームで一番印象的なのは、未知の敵であるダークワン?との精神世界での対峙でしょう。メトロを進むたびに現れる精神世界が、ひたすら自分達を信じて進む主人公に襲いかかる....結構引き込まれます。精神世界に出てくるやつが、ちょっとグレイっぽいけどww


 細かな問題はあるものの、この閉塞感のある世界で、あがく人々の戦いは必見です。ロシア製と言う事で、難しいローカライズだったと思いますが、日、英、露、全ての音声、字幕を収録して頑張ってくれたスパイクに感謝したいですね...o(>Д<。*)ノ゚







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