夏も終わればアニメも終わる

夏が終わった。あれほど終わりそうに無かったくせに。あっさりと。

今度は雪に怯えなければならない季節がやってくる。

いつまでもコロナにばかり構っていられない。




季節と一緒にアニメも去った。長らく続いた「食戟のソーマ」と「やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。」がめでたく完結である。最後の戦いの相手が少々ありえない能力を擁していた点を除き、最後までしっかりらしさを発揮した食戟のソーマや、少々心理描写が不安定でも特異で不器用な純愛を惜し気もなく披露してくれた俺ガイルのこの先が、もう見れないのかと思うと、ちょっぴりセンチな気分になってしまった。終わりが無ければ味わえない感情には、辛さ以上の付加価値があるからタチが悪い。

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結局最後にどちらが彼を手にいれるのかは闇の中。でもそれがラブコメだ



今期一番楽しめたオリジナル作品と言えば勿論デカダンスではあるが、もうそれに関しては書いたので割愛するとして、思いの外別れが辛かった作品の話をしたい。今や日本人にとって欠かせないジャンルとなった日常系を夏アニメを代表して支えていた「放課後ていぼう日誌」である。女の子達ばかりの釣部ていぼう部へ強引に入部させられた主人公が、どっぷり釣りの魅力にハマっていくと云う内容だったわけだが、これがなかなかどうして、ゆるキャン並みにアウトドアへの興味を掻き立てる感じに、釣り描写が丁寧に描かれていて惹きつけられた。遊漁券が必要になる場合があるだとか、若い魚はリリースしようとか、釣り糸等のゴミは持ち帰ろうといったマナーに関してもそうだが、釣ったら食べるを実践し、ちゃんと美味しそうに演出出来ていたのが良かった。

百合要素に関しても、無駄に煽る感じではなく、より自然にこういうことある〜と言いたくなる感じに主人公と幼なじみ2人のシーンを仕上げている点に好感をもった。酒好きの駄目教師や、駄目そうにみえて頼りになる先輩や釣具屋のオヤジ等のキャラ配置も隙が無く、個人的には普段は口数が少なく背が高い地味眼鏡の大野真は刺さり過ぎる設定で非常に困った。釣りも料理も上手で面倒見の良さも抜群。ついでに胸も大きいと云うのだから駄目男殺しと言う他ない存在である。

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今季は結局大してアニメを観なかったが、相変わらず続きが観たくなる終わり方のSAO、続きがあるかどうか怪しいノー・ガンズ・ライフ、全然終わってないリゼロ、2期を待ち遠しくさせてくれたうまよんなんかも楽しんだから良しとしたい。中断の憂き目に遭った春アニメがスライドして来たこともあって、1クール作品なのに2クール楽しませてくれたような錯覚も覚える不思議な季節だった。見続けるか迷っていた天晴爛漫も終わってみれば割と名残惜しい。王道のロードムービー展開と女性キャラの肉付きの良さや、BL好きを喜ばせそうなバディ要素も上手く噛み合っていた。主役の天晴に振り回されっぱなしの小雨は全部美味しい所を持っていった気がする。あれはズルい。

コロナでばたばたした春夏を超え、秋アニメは一体どんなものを見せてくれるのだろう?

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posted by lain at 13:35北海道 ☔アニメ