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異種族レビュアーズ (男以外は見ちゃダメ。以上)

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異世界かるてっと2 (安定のキャラ萌え。各作品の続編が見たくて仕方ない)

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痛いのは嫌なので防御力に極振りしたいと思います。 (主人公のチートっぷりと云うより、サイコパスっぷりが怖くて笑えないことも多々)

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インフィニット・デンドログラム (防振りがマトモに思えるほどアニメ内ゲームのバランスが崩壊している。セリフも寒くて辛かった)

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空挺ドラゴンズ (3DCGの仕上がりは好みが分かれる。しかし某ナ◯シカにも通ずるような世界観と食への素直さがなんとも良い作品)

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恋する小惑星 (百合としてはかなり良い。天と地のことについても結構頑張っている。刺さる人にはかなり刺さるはず)

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ソマリと森の神様 (作画は及第点。演出と演技は最高点。緻密な絵やぬるぬる動く動画だけがアニメではないことを証明していた)

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22/7 (良くも悪くもアイドルのプロモーション映像と言った感じ。ただ、滝川みゆの本音入り混じる序盤のセリフには痺れた)

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ネコぱら (ただのエロゲーからの刺客かと思いきや、案外猫が猫してて、エロ要素不要なのではないかとさえ思った。カカオが愛おしい)

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はてな☆イリュージョン (OPテーマを歌うLiyuuと、夢未ちゃんが可愛い以外の感想を持ち合わせない....)

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pet (本当はAでも良いくらい。人の記憶を弄る能力者達の愛憎がたまらなくご馳走だったと同時に、この尺では伝え切れていないのが残念)

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魔術士オーフェンはぐれ旅 (全て原作力に負んぶに抱っこ。再度映像化する意味が霞んでしまった)

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群れなせ!シートン学園 (妙な違和感は付き纏うが、動物達の生態を面白く扱っているのは悪くない。CV木野日菜が成人してるとか絶対嘘)

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あひるの空 (
中年には刺さるが、若い人にこのヤンキー塗れなバスケ部は刺さるのだろうか?普通に好きではあるけれど)

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歌舞伎町シャーロック (シャーロキアンなんて糞食らえ!と言わんばかりの新機軸。シャーロックな腐れもここまで来たら芸術レベル)

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Fate/Grand Order -絶対魔獣戦線バビロニア- (
アクション作画は素晴らしいがFGOを嗜む人へのボーナスでしかない。新規お断り)

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僕のヒーローアカデミア(第4期) (
普段は省エネでやりつつ、ここぞと云うところでガッチリ作画が熱い)

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魔入りました!入間くん (
何もかもがポップでテンポの良い作品。程よいシリアスも込みでパーフェクトなパッケージング)

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ラディアン 第2シリーズ (地味に良い王道ファンタジー。作者が日本の漫画好きなため、ある意味逆輸入的な良さが出ている)

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虚構推理 (構成が微妙だが、設定が面白くて最後まで見てしまった。終盤は少々杓子定規なストーリーで残念)

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地縛少年花子くん (絵は綺麗で可愛い。ただ動きは少なめ。主役の少女のぶっちゃけた欲望が)

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宝石商リチャード氏の謎鑑定 (なかなか楽しめたものの、腐れ要素のバランス調整が微妙だったことがマイナス。)
全体的に感じたのは、異常さが際立つキャラクターが多いこと。奇抜さが欲しいのは分かるが、それって自覚症状あって作ったキャラなの?と思ってしまうことも結構あった。特にゲーム世界を元にした作品のキャラクターに顕著で、防振りの主役のようにたとえゲーム内であっても平気な顔で残虐な行為を行なって見せたり、同じようにリアルなゲーム世界だからと云って現実と混同したかのように入れ込んで振る舞うインフィニット・デンドログラムの主要キャラ達の様子も異常そのものだった。逆にそのような精神状態に陥っていることを客観的に捉えた作品があっても良いのではなかろうか?奇抜さが欲しいと云うのなら....
この手のゲーム世界ネタは、.hackやSAOで丸裸にされて来たところもあって、正直何をどうやっても二番煎じに見えてしまうことが多い。ゲーム世界だけでも、現実世界だけでも成り立たないのがこのジャンルだから、そのどちらかがおざなりになっている作品はイマイチ面白味に欠ける。オーバーロードやログ・ホライズンのような作品もまだまだ出て来るに違いないが、飽和状態はいつまで続くのだろうか?次なる流行りはなんなのか?
例のウイルスの影響でアニメにまで影響が出ている今こそ、小銭稼ぎだけじゃない目線で何を創るべきか考えるべきだと思う。ジリ貧の会社に云っても仕方ないが、十分なバジェットが有る会社は是が非でも悩むべきだ。それだけの責任はあるだろう。
良い物を作れば必ず次に繋がる。それだけは間違いない。たとえ会社がそれで潰れたとしても作り手は生き残るし、作品を見た者達の中から次代の才能が現れる。手塚治虫の後に宮崎駿が台頭して来たように、宮崎駿の次の世代、そのまた次の世代とクリエイターは育って来ている。手描きからデジタルへの移行もあり一概に比較は出来ないが、良い物を見て良い物を作りたくなった人が大勢いるのだ。極論創作者を育てるのは創作者ではなく、創作物であると言える。汚い話、創作者の排泄物を観察することでしか本当の意味での勉強は出来ないのである。
だからこそ良い作品を残して行こうじゃないか。見るだけの人間が好き勝手云うのもあれだが、正しい価値観に思えてならない。ついでに言わせて貰えば、アニメばかりを見てアニメを創るのもナンセンスだ。それではただの劣化コピー作業である。生の物を飽きるほど見る。飽きることを忘れるほど見続ける。それがこの世に存在しない物に命を吹き込む要だ。
また新しい季節と一緒に腐る程新しいアニメがやってきた。今度はどんな絶望と希望を与えてくれるのか楽しみである。