2位「うちの娘の為ならば、俺はもしかしたら魔王も倒せるかもしれない。」(31文字)
作画はそうでもないものの、娘の可愛さだけは頑張っている。ついうっかり見ちゃう作品
3位「通常攻撃が全体攻撃で二回攻撃のお母さんは好きですか?」(26文字)
主人公の男の子の年齢が高い割に幼稚で冷める。もっとショタで幼い感じだったら180度違う感想になったかもしれない。茅野さんの無駄遣いである。
同着「ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうかⅡ」(26文字)
この作品については語るだけ野暮。少々の作画の微妙さもシチュエーションで乗り切れる。
で、1位はまさかの....でもないが「ロード・エルメロイⅡ世の事件簿-魔眼蒐集列車 Grace note-」で32文字だった。
冬木のその後として、これほど自然に繋がっているのは奇跡としか言いようがない。ミステリー物としても古典を意識した作りで好感をもてる。Fate世界に新規のお客様を引き入れるのに相応しいアニメ化だ。
たまたま秀逸なアニメが文字数でトップに立ったものの、文字数が多い作品の殆どが内容の付いて来ない作品が圧倒的に多くてなんとも言えない。
ちなみに、漢字や英語の読みを1文字ずつ起こして文字数を集計すると「通常攻撃が全体攻撃で二回攻撃のお母さんは好きですか?」が39文字、次いで「うちの娘の為ならば、俺はもしかしたら魔王も倒せるかもしれない。」が34文字でロードエルメロイII世師匠は3位に後退してしまう。ついでに言うと7位から4位に驚異の追い上げでジャンプアップしたのは「指先から本気の熱情-幼なじみは消防士-」(19文字→28文字)だった(白目)
中年オヤジには酷なアニメである(アヘ顔
あとはそう、”?”が付いている作品率が10.526%(38件中4件漏れはあるかもしれない)であるとか、異世界冒険物(現実世界からファンタジーな世界へ行くもの、ゲーム世界も含む)率は18.421%(7件)と、かなりの余剰感を拭い去れないかな?と思ったりもした。全て面白いならそれで良いのだけれど、そうはいかないのが残念な限り。まあ、一時期のロボット物ブームと同じことなのかもしれない。ゲームが日常にあって当たり前になってからの世代が、いかに何を求めているのかが見て取れる結果なのだろう。次は何が流行っていくのか?
とりあえず馬鹿馬鹿しい話を置いておいて、見た限りの中で続きを見ようとなっているのは原作も好きな「ヴィンランド・サガ」、京アニの事件を受けて放送を自粛していた「火炎ノ消防隊」、オジサン世代は萩尾望都さんの”11人いる!”を思い浮かべてしまう「彼方のアストラ」。勿論「ロード・エルメロイII世の事件簿」や続編勢(とある、ダンまち、スタミュ)も見る気満々だし、小ネタに走った"無駄遣い"や遭難JK等々も割と楽しい。ズルズルと見てしまったりしないように、上手く切っていかないと前期作品のような無理なく見れる量から溢れそうである。
カードの支払いの話じゃないが、ご視聴は計画的に無理なくやるのが一番だと思う。
楽しく見なきゃアニメじゃない。そうでしょう?