ぼーっとしたいけど、やり方を忘れてしまった...

何をするのも億劫で仕方ない。このブログも気づけば1週間以上放置していた。通勤と仕事での冬道運転に草臥れ、無料ゲームの掛け持ちとマルチ対戦ゲームで疲弊する生活など、40歳の身にはかなり堪える。暇さえあれば何かしてしまう廃人生活も楽じゃない。

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この写真たちも忙しなく働いている合間に撮っている.....





昔は無駄に“ぼ”ーっとしている時が確かにあった。それこそ何も考えずに雨音を聴き続けたり、観ているようで観てないTVを見つめていたものである。それが今では寝ても覚めても何かを消化する事をついつい求めてしまい、ボンヤリなどしている暇がまるでない。それどころかボーとした瞬間寝落ちというザマだ。こんな調子であと何十年も生きていけるのだろうか?




ネットの普及で、求めれば求めるだけ消化仕切れないだけのコンテンツが手に入る今の時代、スマホが手元に無いだけでも我々はかなり自由になれるはずだ。周囲の出来事に一喜一憂する必要も無くなるし、本当に自分が求めていた欲求なのか分からないモヤモヤを押し付けられ、それを解消すべく更なるストレスの海に沈むことも無くなるだろう携帯会社は着実にアンテナを増やし、圏外な場所を減らし続けているが、スマホの電波が届かない場所を聖域として崇める人が居ても俺は驚かない。





暖冬で北海道も春が早そうだ。暖かくなれば少しは気も晴れるだろう。でも、そろそろ現実的な生き方をしなきゃならないのは間違いない。

ことある毎に歳をとったことを嘆くようになって来たのがその証拠でしかない....



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posted by lain at 08:29北海道 ☔写真

作るにはお金以上に必要なものがある「ラ・ラ・ランド」デミアン・チャゼル(監督)/感想

※ネタバレる






なんでラ・ラ・ランドなのか全く分からなかったが、久々にアメリカはでかい国だと思った。




撮影場のカフェで働く冴えない役者の女と、昔ながらのジャズを後生大事にしている偏屈男が、最悪の出逢いをきっかけに男女の関係となるも、夢と現実に2人の甘い生活は翻弄され、最終的には別々の道を歩むことになるまでを描いた、ただそれだけのことなのに、なんだかとても濃密な時間を共有した気分になれる良い映画だった。少々女性に都合の良い話ではあるように思うものの、女性より男の方がロマンチストであることを如実に表現しており、どちらかを一方的に断罪するように扱っていない点も好印象。

ただ、冴えない役者の女性がアメリカの派手な空間(プールサイドでのパーティなど)に疎外感を感じている辺りには、凄くアレルギー反応が出てしまった。結局自分に自信が無いからそういった場を楽しめていないだけなのであって、本当はパーティを楽しみたくて仕方ないという気持ちが内面から溢れかえっていたのが嫌で嫌で仕方なかったのだ。

彼女は役者として成功し、自分が憧れた存在になるわけだが、まるでそんなものを素敵だとは感じなかった。むしろ愛する者のために始めた仕事が楽しくなってしまって大切なことを忘れかけた男が、再び夢の場所に立ち返る姿こそ輝いて見えた。女には女の、男には男の答えがあるものだとしみじみ考えさせられた。



何処にでもあるプロットが、ここまで光り輝いた理由は、ミュージカル要素と、淀みのない長回しの数々のお陰だろう。実際にハイウェイを封鎖し、CGで増やすなんてことはせず本物の車と人を山ほど配置して息の合ったパフォーマンスを披露する冒頭だけでも圧巻なのに、その後も様々な長回しで飽きる暇を観客に与えない演出の数々には痺れっぱなしだった。主演の2人も相当な練習時間を経て撮影に挑み、何度となくNGを繰り返したに違いない。ジャズ好きのピアニスト男を演じるライアン・ゴズリングの演奏シーンもかなりの迫力で、元からミュージシャンである彼であってもジャズを本気でやるのは大変だったはずなのに、素人目には完璧なジャズピアニストにしか見えなかった。

海外の映画で、こういった役柄を見かけていつも思うのは、今の日本にこんな多才な役者は居ないなということ。どれだけ練習を重ねた役者でも”はいよくできました”という子供を親が褒める程度の感慨しか湧いたことがない。日本映画のほとんどは予算がないから(ない割に人気のアイドルを起用し、無駄にCGを使う金はある)製作期間も短く設定し、役者が本気の役作りを目指す暇すら与えない場合が多過ぎる。話題性ばかりを追い求め、中身はすかすかという映画を作り、自らの手で自分の首を絞めている邦画業界には草も生えない。

是枝監督の「奇跡」で、母方のおじいちゃんが和菓子を作る場面ひとつとっても分かるように、練習をしっかり重ねた動きは見ていて気持ちが良いものだ。ラ・ラ・ランドの小気味の良さは、そうした地道なものの積み重ねが生み出したものだったと思う。日本映画はお金も時間も人も確かに思い通りにならないかもしれない。だからと言って作り込みを諦めるのは違うのではなかろうか?





もういい加減、素晴らしい日本人監督が海外の映画賞で成功しないと知名度が上がらないような環境は終わって欲しい。儲かるのが確定しているような駄作を放映するより、支配人が個人的に好きな映画をプッシュする映画館が地方にも欲しい。そうすれば小粒でもラ・ラ・ランドに負けないくらいの作品が日の目を見る機会が増えるはずだ。「カメラを止めるな!」だって、情熱に溢れた映画館と映画好きの後押しがあったお陰で、地方でも観れた作品なのだから。


posted by lain at 22:00北海道 ☔映画

煽り運転は嫌いになっても、公道レースは嫌いにならないでっ

WRC
盛んに煽り運転が注視される今の時代、公道を使ったレースの肩身というのはどうなっているのだろう?

有名な「湾岸ミッドナイト」や「頭文字D」などに感化され、実際に公道で暴走行為をする人間がどれほどいるのか、よく分からないのと同じように、普段から公道レースを公的なルールの枠内で行っている人が、一般道を走る際ちゃんと制限速度を守っているかどうかだって一般人には分からないはずだ。当然冷ややかに見ている人もいることだろう。



日本における公道レースは、基本的に歓迎されていないように思う。自治体によっては公道の封鎖も許可されてレースを行っている場合もあるようだが、暫定的に道路を封鎖してデモンストレーションを行ったり、私有地を利用してのレースの方が多い印象がある。お陰で日本でのWRC開催は見送られてばかりだ。

車というのは一般人が手を出せる乗り物としても敷居が低いため、凶器と狂気と狂喜が入り混じる最たる存在かもしれない。でも馬鹿と鋏は使いようというではないか。結局は使う者次第なのである。どんなに配慮しようと、イレギュラーは起きるもの。あれほど安全に気を使っているF1だって死亡事故は根絶出来ていない。しっかり封鎖処置を行ってのレースであれば、見る側もやる側も好き者同士なのだから、好きにやらせてくれても良いのではなかろうか?

まあ、おそらくは安全より金銭的な責任を恐れて及び腰なのでしょう。去年ようやく地上波でWRCの番組が始まったかと思えば、あっという間に終了してしまうくらい、日本におけるラリーの認知度は低いのだし。せっかくトヨタが活躍しているというのに.....





自分は命とお金に余裕があったなら、是が非でもラリーをやっていたと思う。変わり続ける路面とマシンの状態を感じ取りながら大自然を疾走するのは、どれだけ気持ち良くて怖いのだろう?TVゲームだけの体験では絶対に分からない感覚に違いない。命懸けの煽り運転なんてしてる暇があったら、ラリーでもやった方がよほど有意義なのではないだろうか?煽る相手がいないから(WRCは基本的に1台づつタイムアタックするレース)健全に走れるだろうしね🚗💨