アニメ視聴破綻しました(にっこり)

数年前からアニメ欲が戻り、ちょいちょい遅れつつも春夏秋冬それぞれのアニメ開始月のうちに、ほぼ全ての新作アニメをチェックして見続ける作品を決めるという生活を送っていたのですが、とうとう積みアニメのズレ込みに堪え兼ね、新作の1話だけでも観るのが間に合わない自体になりました。誰に謝る話でもないですが、本当にもうしわけない"○┓ペコリ


まあなんと言いますか、本当に観たい作品はちゃんと小まめに観ていたわけで、観ても観なくてもいいような作品に執着した結果がこれなのかな?と思わなくも無い。少女が真っ裸で登場するのに、絶対穢してはいけない気分になる「ヒナまつり」や、ここまで苛烈でキュートなヒロイン滅多に逢えない気がした「ソードアート・オンライン オルタナティブ ガンゲイル・オンライン」、方向性こそ違えど芳醇な男臭さを提供してくれた「ゴールデンカムイ」と「メガロボクス」、「ひそねとまそたん」みたいな素晴らしいオリジナル作品もあったし、細かい物(フルメタ、ウィクロス、銀英伝、ピアノの森、トーキョーグール、多田恋、ウマ娘...etc)を言い出したらキリがないほど観た挙句、本当は観ても観なくて良さそうな(魔法少女 俺、宇宙戦艦ティラミス、ヲタクに恋は難しい、されど罪人は竜と踊る...etc)作品もなんだかんだ気に入って最後まで観てしまったのが間違いだったのだ....

2クール勢や続編勢もかなりの量を観ていたし、いまだ観終わっていない作品もかなりある。唯一救いなのは、半分ほど観た夏アニメが、軒並み興味範囲外のものばかりだったということ。後回しにして来たけど、やっぱり続きが見たいという未練を残した作品を消化するラストチャンスかもしれない.....

こんなに自分、時間の使い方下手だったかな?と思わざるえない.....

無理して観たって仕方ないのに......











『そのウソ夢、どうやったら消せるんです?』

”GHOST IN THE SHELL”の哀れな清掃局員の一言が脳裏に浮かんだ。

何もかも新鮮で、”消化”なんて言葉を使わずにアニメを観ていた頃の自分にリセットしたくてたまらない......
 
posted by lain at 20:19北海道 ☔アニメ

ハッキリ言って2時間と17分を返して欲しい(はぁと)「チャイルド44 森に消えた子供たち」リドリー・スコット(製作)/トム・ロブ・スミス(原作)/感想

◯◯と比べればマシ


そう言って我慢するのは、決して褒められたものではないものの、スターリン時代のソ連に比べれば、今の日本の管理社会なんてマシでしかない。




 1953年、スターリン政権下のソ連で、子供たちの変死体が次々と発見される。年齢は9歳から14歳、全裸で胃は摘出され、山間にもかかわらず死因は溺死。だが、“殺人は国家が掲げる思想に反する”ため、すべて事故として処理される。秘密警察の捜査官レオは親友の息子の死をきっかけに、事件解明に乗り出す。捜査が進むほどに、国家に行く手を阻まれ、さらに、愛する妻にも不当な容疑が。真実が容易に歪められるこの国で、レオは真犯人に辿り着けるのか──?




元々原作が好きで、リドリー・スコット製作と聞いた時は本当に嬉しかったのだけど、地元の映画館で上映しなかったため、すっかり失念していた。ただ、正直言って失念したままにしておけば良かったと思っている...これは僕の知ってるチャイルド44ではない.......

ソ連の内情(いつ誰が有りもしない証拠を元にスパイだと告発されるか分からない)は当然変わらないし、追う側だった男が追われるようになる皮肉さや、主人公であるレオとライーサの夫婦再生話としての側面は原作に近いものを表現出来ていたような気はするが、どうしても許せないのが連続殺人鬼の設定を変えてしまったことだろう。何故連続殺人をおかしてしまったか?という点でもそうだし、犯人に辿り着いたのがレオであったという因果に関しても、改変のせいで台無しになっていたように感じた。

それに、素人が好き勝手に言うのもなんだが、余計なシーンが非常に多かった。レオが戦場で戦い、英雄として祭り上げられる冒頭は要らなかったし、いっそレオが左遷させられた所から始め、何故そうなったかの過去話を挟みつつ、当局の横槍に耐えながら連続殺人の犯人に迫るような盛り上げ方が欲しかった。こんな中途半端なレベルの映画にするくらいなら、権利など抑えないで欲しいものである。役者達の孤軍奮闘としか言いようがない。せめて自分で監督してくれればなリドリー..........





チャイルド44は、レオとその家族の序章に過ぎず、本番はここからなのに、こんなにコケてしまっては続編など望めない。そのうち熱心な原作ファンが再映画化してくれるのを期待したい。

ゲイリー・オールドマンをここまで無駄遣いした映画は久々だ。日本アニメの実写化に比べればマシだが、そもそも比べる相手が違うかもしれない......








posted by lain at 07:17北海道 ☔映画

俺たちのGA◯NAXは此処にある「ダーリン・イン・ザ・フランキス」TRIGGER・A-1 Pictures(制作)/錦織敦史(監督)/田中将賀(キャラデザ)/感想

なんというか、同じアニメを通った人たちの作品だなと思った。仮面を付けた大人たちは「ふしぎの海のナディア」のガーゴイルを連想させたし、選ばれた子供たちがロボットに乗り正体不明の敵を撃退するシチュエーションは「エヴァ」を思い起こさせた。他にもシリーズ全体を通して、ガイナックスの過去作を呼び起こさせる点が数多く存在したけれど、それがあまり嫌ではなかった。会社こそ違えど、全盛期のガイナックスのDNAを継いだスタッフが中核を成す作品なのだから、ある意味正統な系譜ですらあるなと思った。







自分たちがどうやって生まれているかも知らず、”パパ”の云う通りに命懸けで巨大移動要塞都市を”叫竜”から守る子供達が、少しずつ世界を知って、自分たちが何をどうしたいかを見つけてゆく展開が実に良くて、枠に嵌めたがる現代社会へのアンチテーゼを燃料源とした本作のディストピアを生き抜いた少年少女が、愛ある世界を作り上げる姿に胸が締め付けられた。


結局最後は愛の力で済ませてしまうのだから、ご都合と言えばご都合だが、最後くらい優しい嘘をご褒美にしてあげても良いと思えるくらい、子供達のおかれた状況は不憫だった。3桁の数字で呼ばれ、叫竜退治に使うロボットを上手く扱えなかったら誰も知らない場所に連れていかれ二度と戻らず、もしも上手く乗れたとしてもパイロットとしての賞味期限が切れたら死ぬしかない。それでも戦い続けていれば、いつかきっと自分達も大人になれるはずだと信じたいけど信じ切れないのが本当に切なかった。



ロボットに男女二人で搭乗する時の性的な匂わせ方や、子供に恋愛をレクチャーするかのような隠喩が絶妙だったように思う。下手に女性の全裸を見せられるより、よほどエロチックだった。やはり田中将賀キャラは、子供と大人の狭間を描くのにぴったりだ。俺も青春したい.....





地球外生命や叫竜だけでもあれなのに、それを群像劇に落とし込まなければならなかったのだから、なにかと大変だったのではないかと思うけれど、錦織さんには懲りずにまたオリジナル作品をやって貰いたいものである。

本当にご馳走様でした"○┓ペコリ






公式サイトhttps://darli-fra.jp/
posted by lain at 07:10北海道 ☔アニメ