体育会系の悪い面を濃縮還元した事故に真相もへったくれもないなと云う話

今朝は珍しくニュース番組をハシゴしていた。そこまで積極的な野次馬根性でも無いが、例のアメフト騒動の報道を少し見たかったのだ。




超が付くほどの名門校による悪質な違反行為だとして、あっという間に日本全土を巻き込んだ社会問題へと発展してしまった今回のアメフト騒動。関係者による会見に次ぐ会見で、一体何を見せられているのか意味が分からなくなるほどだった。

一番最初に加害者である選手が会見を自主的に行ったことも異例なら、それに続いた大の大人達のみっともない会見も異例の内容で、現代の情報の流れの速さを理解している世代と、そうでない世代のフットワークの違いを露呈していた。




『体育会系の悪い面が出た』


今朝観ていた某番組での一言が全てを集約していたように思う。若い選手がダーティーな指示を額面通り受けとり”あからさま”な違反行為を行ったのは、指導陣の圧力あればこそであるし、指導する側の監督やコーチが”それくらい分かっているだろう?”という勝手な幻想を持つのも、自分たちが彼らの命運を握る立場に居ると自覚しているからでもある。上下関係が出来過ぎていると、上が歪み出したとき誰にも止めることが出来なくなるのだ。

就任して数年が経ち、だいぶ熟れて来たコーチが、監督にもっと気に入られたくて自分の妄想の共犯者として一人の選手を選び、加害者であり被害者である青年に仕立て上げることになってしまった、という見方も出来るし、直接的な原因はそうであるかもしれないが、実際には沢山の要因が絡み合い過ぎている為、こればっかりは根が深すぎるから真相の究明など出来ないし、しない方が賢明だろう。

なにせ日大アメフト部の監督を大監督として持ち上げたのは紛れもなく周囲の人間と、彼に従って来た大勢の選手達であり、そこへ入って行くのは自分というブランドを高めたいからであるハズで、ある種の利害関係無ければ誰も日大に集まりはしないわけで、日大に罪があるというならば、日大を利用する者達にも必ず罪はあるハズだ。もっと云えば監督とコーチが記者会見に挑んだ時、質問ではなく詰問になっていた記者にすら罪はあるし、TVの前でSNSを使い、あーでもない、こーでもないと好き勝手に書き込む我々の”神”っぷりだって罪深い。

そもそも、第三者と直接的に競うのが当たり前のスポーツに、完全なる清らかさなど求めるのは、あまりにも無知で無粋で馬鹿げた話ではなかろうか?......







これはもう誰が悪いという話ではないのだ。個々人が抱くスポーツへ幻想の温度差が引き起こした異常気象による被害に過ぎない。

とりあえず今回の一件で大事なのは、若者は他ならぬ自分のことなのだから、先を見据えた選択をすべきだし、年寄りは自分にYESと云う人間だけを側に置くべきではないということ。

そして、アメフトは見るだけなら本当に面白い競技ではあるので、こういう面白くない話題は陰でひっそりとやって欲しいものだと、僕のエゴは申しておりますo┐ペコリ 


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posted by lain at 10:03北海道 ☔雑記