大杉漣という可愛らしいおじさん

昨夜の五輪は女子パシュートが前評判通りの強さで金メダルを獲得し、女子のカーリングもスウェーデンのアシストのおかげで辛くも準決勝へコマを進めるという盛り上がりを見せたものの、たった一人の男の死が、それらを無邪気に喜べない空気を作っていた。

享年66歳。俳優大杉漣である。





別に、この人が出てるから見ようと、彼の出演作を全て追っていたわけでもないけれど、気づけばちょくちょく見かける役者さんであり、亡くなったことが信じられないくらい、信頼のおける人として僕の中にその存在は刻まれていたと思う。彼亡き今、立ち行かない作品や現場が確実にあることだろう。ネットやTVを通じ、数多くの分野の方々が哀悼の意を示していた。

様々な方達の反応を見ているだけだけでも、大杉漣という役者の人柄が窺えた。気遣いが出来て謙虚で孤独を埋めるかのように役にのめり込む苦労人、そんな勝手なイメージが浮かんで消えた。ポツンとサッカー観戦をしたり、大好きなエレカシを聴く彼を思い浮かべるだけで親近感が湧いてくる。完全に赤の他人であるのに、とても身近に思える役者さんだった。




うちの母より若い年齢での急死というのは残念でならない。

北野映画でのイメージが非常に強いけれど、少し前にやっていた「ファイナルファンタジーXIV 光のお父さん」でのお父さん役のうような、大杉漣さんじゃないと出せない真顔で不器用な可愛らしいおじさんのコミカルさが見れなくなるのは本当に寂しい......

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posted by lain at 07:17北海道 ☔雑記