
特に代わり映えしない2017年と、浪費癖が全開の師走

無差別と云いつつ差別しまくり男の恥辱溢れるブログです
常日頃アニメを見てると「まぁた美少女が○○するアニメかよ、こんな可愛い子にそんなこと出来るわけねーじゃんw」と呆れてしまう場面が多々あるが、国家権力様より優れた兵器を用い、必殺仕置人まがいの戦いを続ける彼女達も十分あり得ない存在であることに気づき、世の中何にも変わってねぇんだなと苦笑いしてしまった。
何語だか分からないトレーラーが笑えるw
よくも悪くもブレードランナー後の作品ということもあり、様々な文化がごった返す未来が舞台で、機械とも生き物とも言える”ブーマ”による犯罪に対処すべく、あてにならない警察の代わりにそれらを鎮圧して回っているのが、主役である美女で構成されたナイトセイバーズであるというお話。其処彼処に80年代の旨味が凝縮されており、今初めて観る人でも意外と楽しめるのではないか?と思った。
ブーマーの生物的脈動のエグさがとても躍動感に溢れ格好良い
それこそ必殺仕置人のように、それぞれ表の顔(ランジェリーショップの店員、バンドのボーカル、エアロビのインストラクター、婦人警官)を持ち、いざという時だけ結集する彼女らなのだが、装着するハードスーツと呼ばれる所謂パワードスーツが実に色っぽいラインで生身よりも魅力的に感じる瞬間もあって悩ましい。生身の色っぽい様子もちょいちょい投入されるし、園田健一キャラの色々と引っかかりそうな艶っぽさはやはり至宝だと思った。
僕のお気に入りは榊原良子さんが声を担当するナイトセイバーズのリーダーである”シリア”。実の弟にやらしい目つきで胸元を見られるくらいグラマーで大好きだ。
こんな細身のスーツにどれだけの質量とパワーがあるんだよと突っ込むのは野暮
↑こいつ弟のくせに姉を.....
園田健二との出会いは衝撃的だった。あの頃中学生だった僕の行きつけの本屋で「ガンスミスキャッツ」の単行本が平置きされていたのを手に取り、幼さの残った元娼婦の色香と硝煙の香り漂う渋いガンアクションのアンバランスさの虜になったものだった。
その後は当然バブルガムクライシスをレンタル店で借りまくり、PCエンジンで出ていたバブルガムクラッシュ(バブルガムクライシスの続編)のゲームやアイドル雀士スーチーパイなど、彼の名前が入った作品には散々手を出したものである。
間違いなく美少女が主役だから人気に火が点いた作品ではあるものの、メカと少々グロい半生命体ブーマが闊歩する世界観はとても魅力的で、常にナイトセイバーズの引き立て役でしかなかったADポリスに焦点を当てたトニーたけざきによるコミカライズなど、むちゃくちゃ面白くて完全に本編を喰っていた。
初登場シーンは意外と格好良いADポリス
本来ならば最初に来るはずだったバブルガムクライシス。しかし、結果的には1987年のOVAを振り返る締めくくりにピッタリな作品な気がした。
来年もかなりやばいOVAが30周年を迎える….
2018年に30周年を迎える主なOVA(独断と偏見チョイス)
2/25 「New Story of Aura Battler DUNBINE」
4/21 「アップルシード」
4/25 「機動警察パトレイバー」
4/29 「孔雀王」
5/25 「機動戦士SDガンダム」
6/25 「トウキョウ・バイス」
7/21 「吸血姫美夕」
10/07「トップをねらえ!」
10/21「魔界都市<新宿>」
10/25「宇宙の戦士」
11/21「機甲猟兵メロウリンク」
11/26「冥王計画ゼオライマー」
12/02「1ポンドの福音」
12/15「メタルスキンパニック MADDOX-01」
12/21「銀河英雄伝説」