陽子さんの姿勢はカールのように丸まってはいなかった

知らずにすめば心穏やかでいられる事柄が、否応無しに伝わってくる良いのか悪いのか分からない情報化社会で生きていると、何かと不平等を感じてしまい自分の不甲斐なさを棚上げして怒りに任せてしまいたくなることが多いけれど、人生の最後だけは皆平等だったりするから笑えない。




幾つになってもTVの中で綺麗な立ち振る舞いを見せていた野際陽子さんは、そんな平等・不平等に嘆く生き方はしてこなかったろう。訃報を聞いた著名無名を問わない人々の惜しむ言葉がそれを物語っている。


『どこに生まれるかは選べない。でもどう生きるかは選べる。』


努力出来た人、努力している人は揃ってそう口にする。実際にはどう努力しても才能が無かったり、努力する才能自体に恵まれなかったり、つくづくDNAの恐ろしさを感じてしまうことの方が多い。それでもやらないよりやった方がよほど生き方としてマシ。そう感じさせてくれる女性だった。







やって来たことの正否に関係なく結果は間違いなくついてくる。長年愛され続けていると勝手に思い込んでいたカールの全国展開の終焉にしても、もっとやりようがあったのではないかと明治製菓に言いたくなってしまう反面、じゃあ僕らはこれまで何をしていたんだ?という自省もある。


後悔した時には大抵手遅れだ。どんな場所・時代・自分であろうとも、せいぜい虚勢を張って生きてやろう。誰でも無い自分の為に。



とりあえずカール食べて元気だしなっせ.....


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posted by lain at 07:12北海道 ☔雑記