この世の終わりの夢を見て、トイレタイムの錦織に間に合った男が目にしたのは、喜多川一族の闇だった....

 今朝は酷い夢を見た。

 大きな気候変動が起き、家族と共に何故か海沿いへ逃げる夢だ。

 逃げた先も当然荒れ狂っていて、波は踊り、空には厚い雲で、時折を顔を出す太陽と静電気のような雷が恐ろしく綺麗だった。



 案外悪い夢でも無いかもしれない。





 そんな夢から目が覚めたら、錦織がナダルと戦っていた。2セット目に圧倒的な状況から逆転され、このまま最後のセットも落としてしまうのでは?そんな場面だった。

 妙にカメラがナダルばかりを映していると思ったら、錦織はトイレットブレイク(尿意で目覚めた僕と同じか) 気持ちを切り替える為にじっくり時間を費やしたのだろう。2セット目を見ていた人ならば、その効果のほどがよく分かったに違い無い。終わって見れば苛立ちを隠せないナダルと、落ち着き払った錦織との差がハッキリ出た試合でした。

 トイレットブレイクが少々長かったと、クレームを付けている人達も多いが、実際にお腹が痛くなったのかもしれないし、武蔵と小次郎の逸話のような作戦だった可能性も勿論ある。しかし、どちらにせよルール上問題にならない話。ダブルス決勝を戦って間も無いナダルには、決着を早くつけたい理由があった。ただそれだけの話。いくらタフなナダルでも、ダブルスとシングルスの両方でベストなパフォーマンスを発揮出来るわけでは無いのであります。逆に言えば、ダブルスをこなしているナダルに錦織は負けるわけにはいかなかったと思う。本人が一番それを意識していたのではないだろうか?もし本音を話して良いインタビューであったなら、ずばりその点について錦織は口にしたことでしょう。

 メダルを手にした錦織を素直に称えたいけれど、本人が喜びより悔しさ、そして安堵の表情を見せている間は、なかなかそうもいかない。これが四大大会決勝の勝利であったなら、諸手を挙げて祝福していたことだろう。どうせなら、2020年東京五輪の舞台で、100年ぶりのメダルを獲った方がドラマチックだったとまで考えるゲスい人間で申し訳ない.....




 まあ、ゲスいと言っても、SMAP解散の火付け役になった喜多川一族に比べれば、可愛い物だよね?....
posted by lain at 10:58北海道 ☔Comment(0)雑記

ソニックケアーからドルツに浮気して三日目の朝がやってきた

 2台目のソニックケアー ダイヤモンドクリーンが、またも2年周期で壊れ始め、ソニータイマー同然の仕事っぷりをみせるフィリップスに軽く失望したタイミングで、国産(Panasonic)であるドルツにこの度乗り換えてみた。

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※2年もつじゃなくて、2年しかもたない保証であるソニックケアー.....



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 まず最初に感じたのは安さ(最上位の商品であっても1万3千円前後で買える。ソニックケアー ダイヤモンドクリーンは1万8千円前後)軽さ(ソニックケアーが約135gに対し、ドルツは105g)静かさだった。電源を入れた際も、一気に激しく振動するのではなく、徐々に振動が強まるようになっているのが、なんとも日本人らしい設計で好印象。

IMG_2425.jpg※三段階のインジケーターでバッテリー状況が分かり易く、ソニックケアーとはまた違ったオシャレさを感じる充電スタイルも嫌いじゃ無い。



 肝心の歯磨き性能のどうなのか?というと、正直グレーではある。まだドルツの特徴をよく理解していないし、ソニックケアーほどパワフルでは無い。コンパクトで日本人のお口に合うブラシと繊細で質の良い振動をどう活かしていけるか、僕がPanasonicに試されているような感覚さえある。本体の背中側にあるパネルに手が触れているとイオンの効果もあると言うが、どれほどのものか暫く使ってみないとなんとも言えないだろう。

 あとは軽さと引き換えに、ジョイント周りやバッテリーにモーターなどの耐久性が損なわれていないかも少々不安。ブラシの下にある溝の部分から唾液が入り混んでいるのか、使っている最中ジョイントの中から水が飛び散るのも気になってしまう。いくらソニックケアーより安いと言っても1万を超える商品であるし、値段に見合うだけ長持ちするのを祈るばかりだ。

IMG_2437.jpg※イオンの電極部が見える溝から唾液が入り、下のジョイントから少し出て来てしまう





 個人的にPanasonic商品へ良い思い出が無い為、つい辛口になってしまうけれど、折角だからドルツを通してPanasonicと良い思い出を作っていけたら幸いであります。


posted by lain at 06:48北海道 ☔Comment(0)雑記

探し物が見つけられそうな風景「はてなデパート」谷 和野/小学館/感想

この世界では、現実でも虚構でも何処かしらでドラマが起きている。

人が産まれたり

死んだり

いつも以上の力を発揮して金メダルを手にしたり

思いがけない愛の告白をされたり

人間が居るからドラマになるのか?状況(シチュエーション)が在るからドラマになるのか?きっとその両方が必要で、きっとも切れないどころか、切ってはいけない関係なんだろう。

本作もそういった、人があって状況が在り、状況があって人が居る物語だった。

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とあるデパートで繰り広げられる、少し不思議な優しい世界のオムニバスで、親からはぐれウトウトしてしまい、気づけばデパートが閉店して閉じ込められてしまった少女が夜のデパートの不思議な力で大人の姿になる話や、マネキンが自分を着飾ってくれるデザイナーの男性と淡いひとときを過ごす話、そしてそのデパートの支配人にまつわる物語まで、ちょっぴり切なくほんのり温かい5編(全6話)の構成。どれも懐かしの海外ドラマや映画を思い出させる大好きなエピソードばかりで素直に愉しめた。"技のデパート"という異名を持つ力士がいたが、まさにデパートとは色とりどりの商品があり、それを求めて様々な人が集まる多彩な場所で、ドラマが生まれるのに申し分ない。全体を繋ぐ存在として、何処にでも現れる支配人を登場させているのも上手だった。

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締め括りも実に綺麗で「なにか欲しい人があなたのデパートに今日も来ますよ!」という最後のページのセリフには感慨深い物を感じてしまった。なにか面白い漫画は無いか?素敵な世界が待っていないか?そんな風に思っている人達が、自分の漫画と出逢い、少しでも読んで良かったと思って貰えたなら本望だ。という谷 和野さんの気持ちが篭っていたからだろう。

最初に、何処かしらでドラマが起きていると書いたけれど、自分の人生がドラマチックに展開することなど、まずありえない。せいぜい死ぬまでに片手で指折り数えるくらいしか、ドラマを実感する瞬間は訪れないはず。だからこそ僕らは虚構の物語を求め、造りたがる。普通に生きているだけで満足出来ないなんて、つくづく人間は難儀な生き物だ。





環境がそうさせるのか?

僕らの血が邪魔するのか?

そんな無意味な問いを繰り返し、僕らは勝手に喜怒哀楽を積み重ねて生きてゆく。


もう暫くは、きっと...
posted by lain at 07:23北海道 ☔Comment(0)漫画