中年男は思い出のデストロイヤー「少年アシベ GO! GO! ゴマちゃん」森下裕美(原作)/近藤信宏(監督)/感想

 誰がどの角度から見ても萌えずにいられないゴマフアザラシの赤ちゃんの"ゴマ"ちゃんだけでなく、アシベ達やその親であるお父さんお母さんに至るまで可愛らしかった「少年アシベ」。20数年振りの復活でも、それは変わらない。



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 しかし、この歳(37)になって改めて観てみると、実に変態だらけのアニメな気がして来た。僕がすっかりやさぐれてしまった事を差し引いても、色々と拗らせた登場人物だらけでちょいちょい腐れアンテナに引っかかってしまうのだ。ゴマちゃんにチョコでコーティングした生魚をプレゼントしてまで気を惹こうする坂田少年の病的なゴマちゃん愛や、それを目の当たりにしても健気に兄を応援する弟がアシベくんに博愛固めを極められ紅くなるのも際どいが、どんな時でもアシベ人形を離さず真顔でしくしく泣くスガオくん、直ぐ海パン一丁になりたがる男性教諭等々、ツッコミ♂処が非常に多い。


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こんな雑誌を熟読し


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女の子向けの服を見てゴマちゃんに着せたいと夢想する坂田少年。重症である。


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そんな兄を心配そうに見ている弟だが....


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アシベに博愛固めを極められ....


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このザマである.....






 クレヨンしんちゃんも下品ではあるし、あのドラえもんだってしずかちゃんの入浴シーンはある。少し前に放送していた「ヒーローバンク」だって可愛いお尻が毎回のように拝めた。受け取る側の問題に過ぎないけれど、こうして立派に駄目な大人になって思うのは、子供向けアニメだからって甘く見ちゃいけないなって事。油断していたら子供の頃に純粋な脳で楽しんだ作品を、現在の自分が汚しかねないのだ......


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しっくすぱっく!



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イエティに襲われても絶対アシベ人形を離さないスガオくん。ナイスガッツ。







 あ、でも初代を観てた頃は、少年アシベに出て来る大人の女性キャラは皆スタイル抜群でエロいなって思ってたかも....(・ワ:.;:…ダメダオレ








NHKアニメワールド 少年アシベ GO! GO! ゴマちゃん

posted by lain at 20:02北海道 ☔Comment(0)アニメ

アウトキャスト→オーバーウォッチ→ジュラシック・ワールド→宇宙からのメッセージ の流れは死ぬ。

昨日はまた不毛な日曜日を過ごしてしまった。週に一度の休みじゃやらなきゃならない事よりやらずにいられない事を優先させてしまう。今朝もやっぱり汚いままの部屋だった...



だいたいからして酷く疲れる目覚めだった。会社の同僚とラーメンの出前を頼んだら自分のだけ注文し忘れ、町を歩いていたらダニー・トレホがマチェーテ片手に鬱陶しく銃弾を弾いていて、最後には廃品処理の若い作業員が社長にボコボコにされて憤っているのを宥めるという夢を見たせいだ。たまたまTwitterでダニー・トレホ好きのつぶやきを目にしたからか?オーバーウォッチのサイボーグ忍者に手痛くやられたばかりだったから?そういやラーメン屋にも行きたいの我慢してるよな.....


起きてからも酷いもので、朝食のお供にFOXで放送が開始した「アウトキャスト」を選んだところ、冒頭から男の子が壁に付いている◯を動物的に見つめていて、何をするのか息を飲んでいたら、いきなり頭突きをかまし、◯の物とは到底思えない飛び散った血を舐めまわして潰したばかりの◯を美味しそうに食べていて、完全に自分の胃袋の方は萎縮してしまった.....

どうやら懐かしの悪魔憑き物らしく、◯を食べた後は自分の◯まで食べ出すという強烈なOP後も、主人公である男の幼少期の虐待風景や悪魔払いのシーンなど、酷く古典的だけど普遍な恐ろしさが洗練されていて面白かった。悪魔払いに縁がある主人公が、良い事をしているのに肩身が狭いことになっている点もリアリティがある。この作品は確実に当たりの方だ。次も楽しみ。





食事には合わなかったけれど、思っていた以上にアウトキャストが面白かったことに気を良くして、そこからはオーバーウォッチを始めたものの、レベルは30を超えプレイ時間も24時間を浪費し、流石に少し食傷気味なのかなかなか気持ち良く活躍も勝利も出来ずイライラした。マンネリしていつものキャラクター達をあえて選ばずに遊んだのが原因なんだろう。時間帯的にも子供が多いから戦略もへったくれも無くて、気づけば僕だけが前線に居るという場面も多かった。まだFPSなら中年ゲーマーの経験が活きるようである。勝ったり負けたりを繰り返し、やっとルシオの良さが分かって来たことだけが収穫かもしれない。

にしてもネット対戦は時間食い虫である。そうこうしているうちにあっという間に13時を超えていた。何か食べようとチーズ蒸しパンを食べ、なんとなしにAmazonビデオをPS4で開くと「ジュラシック・ワールド」の文字。これ中年の男と恐竜がイチャイチャする映画で、映像は凄いがキャストがイマイチだったんだよなと思いながら結局最後まで観てしまった。最後は恐竜VS恐竜になるからまるでゴジラだな少し思った。


そこで止めておけば良いものを、まだ面白い物は無いかと探していたら、真田広之の黒歴史を掘り起こしてしまった。まるで藤子・F・不二雄先生の作品みたいな絵に惹かれ、作品紹介を読むとまさかの深作欣二監督のSF作品だと言うし、1978年製作という点にも因果を感じて見ずにいられなかった。

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蓋を開ければ酷い物で、スターウォーズの人気に便乗した勢いの良さだけが売りの映画だった。宇宙船も出ては来るけれどディティールはしょぼいし、見ているこちらが恥ずかしくなるようなコスプレのオンパレードには笑うしか無かった。宇宙戦艦ヤマトと仮面ライダーと里見八犬伝を細かく粉砕して、スターウォーズの上からこれでもかと振り掛けて素材を駄目にした感じとでも言えばいいのだろうか?

ここまで言うと見どころ0に思えるだろうが、役者根性はそれぞれ発揮していて熱かったし、海外の役者を数人使い声優が声を当てているのは興味深かった。漫画やアニメで海外のキャラが普通に日本語を喋っていることに違和感を感じる人は少ないだろうが、本作のように実写でそれをやられたら流石にだと思うはず。つまりそういう変な世界に慣れている僕らは変なのだと身を以て気づかせてくれたのが「宇宙からのメッセージ」なのである(そうとでも思わなきゃやってられない)

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※ 1番左が真田広之。他にもビッグ・モロー、丹波哲郎、小林稔侍、千葉真一、天本英世、サンダー杉山まで居るからわけがわからないw



八犬伝の数珠の玉のようにリアベの実とやらに選ばれ作中戦う羽目になる連中の何が可哀想って、リアベの実が完全に胡桃だったことだろう。スターウォーズがいかに細かな設定を練りに練って造られているかを痛感するのには役立ったが、小道具から衣装、セットに至るまで、もうちょっと何とかならなかったのかと言いたくなる。ただ、宇宙暴走族達が自分たちの宇宙船を”セコハン”と呼んだり、それらを取り締まる宇宙パトロールがまるでワイルド7だったり、R2D2にまるで及ばないディティールのロボットBEBA2号の可愛らしさや海外キャストの思わぬフィット具合は案外面白い映画ではあった。僕がどう思ったかより、当時観た人はどう感じたかを聞いた方が面白そうだ。







ら、来週こそは掃除しよう(小声)
posted by lain at 07:06北海道 ☔雑記

僕にとってのBBS

 普通、ガチャガチャした曲というのは眠気を誘わない。ところがBOOM BOOM SATELLITESの曲は低分子コラーゲンみたいに自然と身体に入って来るから心地良くて眠くなる。僕だけなんだろうか?

 それはそうと、BOOM BOOM SATELLITESのようなバンドをジャンルで定義すると色んな言い方があって正直戸惑ってしまう。エレクトロ、ハウス、トランス、テクノ、まだまだ他の言い方まである。起源や使われる楽器、僅かなテンポの差などによって区別されているそうだが、素人の耳にはなんのこっちゃ分からない。この手のジャンル自体が雰囲気を重視した未知との遭遇状態でワケガワカラナイけれど良い♡という世界だから、そんな些細な事に捕らわれる必要も無いのだろう。第一今じゃジャンルを飛び越えた音楽作りが当たり前だ。BOOM BOOM SATELLITESにしても、ベースは決まっているが様々な色が入り混じっていたように思う。音楽的な遊びを模索せずに長年活動を続けるなんて、どんな音楽家にも出来ないだろう。





 こんな事を言ったら熱心なファンに鼻で笑われるに違い無いが、いつだったか10数年前に凄いバンドが居ると風の噂で知った時からそうなのだけど、日本人離れした楽曲作りが格好良いと思う反面、ボーカルやリズムが一定で繰り返しの部分が多かったりすると、時に退屈を感じてしまう。だからどちらかと言うと毎日聴きたいというより、言葉の意味など忘れてぼんやりしたい時にこそ聴きたいバンドなのかもしれない。

 何処か鬱々とした物が漂っている点も好きになった理由だが、もしもボーカルの川島さんが脳腫瘍と生きて来たおかげで”それら”が生まれたのでは?と考えだすと、なんだか複雑な気持ちになってくる。おそらく最後の楽曲になってしまうだろう「LAY YOUR HANDS ON ME」が今までに無いほど辿り着いた感のある曲に仕上がっていて、まるで”平沢進”先生の壮大な曲みたいに脳髄へ響いていたから、上から目線で彼らのことを見直していた矢先の活動終了の報は本当に残念でならない。円熟したBOOM BOOM SATELLITESだからファンになった人も多かったろう。個性に順序を付けるなんてナンセンスだが、還暦で初のオリコン1位!みたいな彼らを一目見てみたかった気もする。





 BOOM BOOM SATELLITESのことを直ぐ頭の片隅に追いやってしまうような薄っぺらいファン(僕)の気持ちは兎も角、川島さんには時間が許す限り家族と安らかな日常を過ごして貰いたい.........











posted by lain at 21:41北海道 ☔Comment(0)音楽