跳ね馬で野性に火を付けろ「Thrustmaster Ferrari 458 Spider Racing Wheel for Xbox One」ステアリングコントローラ/感想

 年々アーケードライクでは無いシミュレーター寄りの物が増え、若干敷居が高くなった気がするレースゲーム。中でも細かな修正を要求されるステアリングの操作をアナログスティックで行うのは慣れている人でも少々骨が折れる。まだ十字キーで無いだけマシかもしれないけれど....



 流石に売れ筋のレースゲームだと素人でも遊べるようあの手この手でアシスト機能を付けているからまだまだ遊び易いですが、今回ハンコン(ハンドルコントローラ/ステアリングコントローラ)購入を僕に決意させたゲームであるDiRT Rallyは直線でさえ真っ直ぐ走るのが困難(一見直線であっても傾斜や凹凸などが有り、それをリアルに演算しているため車の挙動が乱れる)な作品で、シリーズお馴染みの"やり直し"機能も無くなった今、最後まで集中して走り抜くことが本当に難しい。まだ排気量の少ないFF車で遊んでいる序盤は良かったものの、MRである”ランチア・ストラトス”に乗り替わってからは悪夢のようだった。ストレートではスケートリンクを夏靴で歩くみたいに接地感が無くフラつき、カーブではハンドルを切り過ぎてオブジェクトへ衝突。立ち上がりでうっかりアクセルを開け過ぎるとあっという間にスピン。Rallyはこんなに難しいものだったのか....もうやめようか.....とさえ思った。



 そんなこんなで縋るような想いでハンコンを試してみたわけだけど、これが驚くほど真っ直ぐ走れるようになって驚いた(二回言った)。だいぶ前にフォースフィードバック機能のあるハンコンを買って、これは自分には合わないと挫折した苦い経験があったから、尚更使い勝手の良さに感動してしまったのだ。ハンドルの質感もそこそこ良い。フェラーリに支払われるライセンス料が含まれているわりに、値段も優しかった(売れ残りで若干値引きされていた)


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 ただ、机に挟んで固定するタイプだから、置く場所が限られたり、いちいちセットするのが少々面倒ではあるし、アクセルワークには慣れが必要。ペダルの土台が不安定で勢いよく踏み込むと土台ごと動いてしまうから、とりあえずガムテープで床に固定して遊んでみたもも、ずっとこのままというのはちょっと嫌だ....


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 それにしてもハンコンで遊ぶとかなり汗をかく。そりゃそうだよね。手はハンドルをしっかりと握り、脚はアクセルとブレーキで大忙しなのだから。でも、ゲームセンターで遊んでいるみたいでなんだかとても楽しい。指先だけを動かして遊んでいるよりも、身体全体を使って遊ぶ方が断然気持ち良く思えた瞬間、僕も所詮人間という名の獣だったと思い出して苦笑するくらい熱かった。


 こういった機器は高いし場所を取るからそれほど世の中に浸透はしないが、やっと入り口に立ったばかりのVRの世界で五感へのフィードバックが可能になる時代もまだまだ先の話だから、車に乗った気になれるハンコンの魅力は十分にあるのでは無いだろうか?


 兎も角これでDiRT Rallyが更に面白くなりそうで嬉しい。








Thrustmaster公式HP商品紹介ページ http://www.thrustmaster.com/jp_JP/products/ferrari-458-spider-racing-wheel




posted by lain at 10:44北海道 ☔Comment(0)ゲーム