俺のスパロボが死んだ日

以前ネットでよくない知らせを目にしていたウィンキーソフトが正式に破産した。

享年33歳である....Ω\ζ゜)チーン




ウィンキーソフトといえば、スパロボ以外はまったく頭に浮かばない会社で、今更のようにネットで調べてもスパロボ以外は大手からの依頼を無難にこなした結果が立ち並んでいた。

僕が初めてスーパーロボット大戦を遊んだのは、FCの「第2次スーパーロボット大戦」だった。何故スパロボを買おうと思ったのか?今となってはよく思い出せないけれど、「仮面ライダー倶楽部」や「SDガンダムワールド ガチャポン戦士」等のディフォルメが人気の時代に、それぞれ違うアニメの主役メカがディフォルメイラストで描かれたパッケージに胸を躍らせていた気がする。

第2次でメインとなったのはガンダムで、それをマジンガーとゲッターロボが支えるような形だった。あの当時ガンダムシリーズはそれなりに観ていたから、あ、こいつ裏切るよな。死ぬよな。と、分かっていたけれど、マジンガーとゲッターロボは本当に全然知らなくて、”こういうの居たな”程度の認識だったから、彼らのやり取りが妙に新鮮で原作が無性に気になったものです。


ろくに攻略本も読まず、原作も知らないものだから、死んでしまったり離脱するキャラが誰なのかも分からず、無駄に育ててガッカリするなんていうスパロボにありがちな罠にハマりつつ、何度も何度もステージをやり直していたのも良い思い出。今のスパロボのように経験値を持ち越して同じステージをやり直せない為、普通のプレイなら倒せないはずの敵を地道に何ターンもかけて倒して経験値を少しでも多く獲得するしか経験値稼ぎが出来なかったのも、シビアでFCらしい良さだったように今は思う。

地球外の敵に備える為、自分が悪に染まって地球人類の結束を促したビアン・ゾルダークの良い悪役っぷりや、のちに独立したタイトルが作られることになるオリジナルロボ「サイバスター」の存在も実に魅力的で、第2次から連なるいわゆるDC戦争シリーズの完結編であるスパロボFまで、その魅力は僕の中で尽きることは無かった。





その後、彼らの手を離れたスパロボ。僕も自然と遊ばなくなっていた。どんなに好きなアニメのロボットが出て来ても、ふーんとしか思わなくなっていた。自分が知っているロボットが登場するのも嬉しいが、自分が知らないロボットをスパロボで知り、原作アニメをチェックすると言うのも乙な物であったし、こんなマイナーなロボ誰が入れたがったんだよ!と、突っ込みつつ内心ほくそ笑む楽しさが、シリーズを重ねるごとに失われていったのが残念でならない。

どんどん参戦ロボットが増えるたび、整合性の問題や各キャラの登場シーンの減少など、それぞれの作品のファンを十分に納得させられない状態になっていったのも勿体無かった。ここでこのロボを、このキャラを、と、相当苦心して練りに練っていたに違いないが、ただぎゅうぎゅうにぶち込むのではなく、もっとバランスを考え、扱う作品を減らすのも勇気だった気がする。





果たしてウィンキーソフトが開発を続けていたら、もっと面白いスパロボにありつけたのだろうか?

そして、ウィンキーソフトも無くならずに済んだのだろうか?


往年のゲーム会社が軒並みスマホ向け等の小粒なソフト開発に移行する中、上手く時流に乗れなかったウィンキーソフトに、不器用な中小企業の哀愁を感じてしまう僕も、時代に取り残された人間の1人なんでしょうね.....








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posted by lain at 07:18北海道 ☔Comment(0)ゲーム