こいつのお鼻で心もツヤツヤでしょ「いとしのムーコ 1巻」みずしな孝之/講談社/感想

今でこそ猫派を自称する私だが、その昔は犬を飼っていた。

飼っていたと言っても、血統書付きでも何でも無い、フラフラとやって来て餌を強請る野良犬を私や姉達が気に入ってしまい両親が折れただけのことである。

2度犬を飼い、最初の子は天寿を全う。次の子は不慮の事故で命を落とした。それ以来生き物を我が家で飼いたいと口にするのは暗黙の了解で禁句となり今に至る。




ところがどうして、土曜の朝に放送中の「いとしのムーコ」を観ていたら、あまりに癒され過ぎて犬が飼いたくて飼いたくて仕方なくなっている自分がいるのだ。

犬より猫と言い始めた理由として、むやみやたらに鳴いたり、構って構ってと煩いのは嫌というのもあると言うのに、その典型的な例である犬のムーコのことは、一つも不快に感じず愛おしさばかり湧いて来るのです。

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表紙もお鼻がツヤツヤのムーコ


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悪さをしては...

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怒られるムーコ




無邪気に遊びを発明するムーコ。窓に映る自分のお鼻がツヤツヤなことに喜ぶムーコ。コマツさんが大好き過ぎるムーコ。コマツさん以外には特別な笑顔を見せないムーコ。ちょっと頭の弱い子に見えるところ全部が微笑ましいムーコ。本当に飼い犬がここまで考えていたら楽しいだろうな、というのがいっぱいで「いとしのムーコ」は面白い。

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コマツさんすきすき

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各話ごとのインターバルや

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裏表紙の遊びも良い



アニメ版は特にムーコ役の”吉田 仁美”さんの無邪気でコロコロと浮き沈みする演技が小気味良くてたまらない。ムーコのコマツ愛たっぷりなOP曲を歌う吉田さんも非常に可愛い。ムーコを飼いたいのか吉田さんを飼いたいのか分からなくなる勢いなのである。






改めて原作を読むと、犬の面白い行動をよく捉えて楽しく膨らませている漫画家さんだなと思った。人間の希望的観測も捨てたもんじゃ無い。いつかまた生き物を飼いたくなった時、僕は果たして犬と猫、どちらを選ぶのだろうか?.....(´-`)


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posted by lain at 07:16北海道 ☔Comment(0)漫画