朝起きて、前の晩やり残した家事を済ませたり朝食を適当に用意し、会社に行けるような格好をしたらMacの前でネットをチェックしたりブログを書きつつ食事をする。
そんな一通り朝の儀式が終わり(終わらなくとも)キリの良いところで会社へ向かい、朝はオヤジ殿が自宅のトイレを占領していることが多いから、会社に着いてまずすることは......であることが多い。無事個室から脱出したら、そそくさとその日の作業の準備。仕事の流れを頭の中でシミュレートしながら、あれもこれも必要だとばたばたやる。
そうこうしながら現場へと移動するわけだが、その僅かな時間ものんびりとは行かない。移動時間を有効に使おうと音楽やアニメを再生するからだ。無論、車を運転しながらの片手間再生であるから、しっかり観たいアニメは家で観る。だが声の演者がいる限り、少々映像から目を離しても惜しいと思う作品は元々少ない。こういうとき、無駄な動きやセリフが多い日本アニメの悪い特性が活きて来る(皮肉)
現場に着けば着いたで、お昼ご飯はまだか?と汗をかき、待望のお昼には食事をしながらの読書タイム。食後の睡魔が訪れるまでの間、20〜30ページ読み耽る。昼寝は約15分程度だが、これが案外後々効いて来る。後はひたすら仕事仕事仕事....
陽が沈むのが早くなったのを寂しく感じる時間になって会社へ戻ると、当然社長や上司がいるから一気に空気が不味くなる。お陰で自然と事務処理の手が進む。カリカリ、ウィーン、カタカタ、キュキュ.....正味1時間後、ようやく退社。そこからまたアニメを観つつ自宅へと帰って行くことになるのだ....
はっきり言って
時間が足りない
お金も欲しい人生だけど、それ以上に時間である。帰宅してから睡魔に負けず活動出来る時間も長くてせいぜい4時間前後。大概は2、3時間ゲームや録画の消化をしたところで寝落ちしてお仕舞いだ。アニメ以外の地上波をほぼ100%に近い状態で観なくなった今でさえ、プライベートな時間は増えやしない。どうにか無駄な時間を過ごさずに済む方法は無いかと必死である。手始めにブログを書くのを止めろと言われそうでもあるが、まだもう少し続けてみたいからそれは出来ない相談だ。
だからというわけでも無いが、何気なくハッカドールに手を出してみた。

真偽のほどはともかく、あらゆる情報が錯綜する社会になった今、当たり前のようにネットに情報源を求めてしまうわけだが、その中で自分に必要な記事は、ほんの一握り。見出しだけでも知りたく無いニュースを蹴散らしながら、お目当ての情報を探す行為は、まるで枯渇寸前の金脈で金を探すくらい気が遠くなる時もある。自分自身でさえ曖昧な”知りたい”の正体を、脳波だの行動パターンだのを分析して勝手に提供してくれるようなサービスも、いつかは可能になるかもしれないが、まだそう簡単には行かず、結局自分で精査してより分ける必要が出て来てしまう。それはそれで楽しいと感じた時期もあったが、今となっては煩わしく感じてしまいがち。ハッカドールは、そんな煩わしい作業を少し手助けしてくれるアプリなのだ。
チュートリアル等で登場するキャラクターは実にあざと可愛い。
あらかじめ自分好みのオタク記事をアバウトに設定し、そこからハッカドールが提示した記事の中から、これが好みだ!という物があったら”ホシイ”、要らない物には”イラナイ”として行くことで、精度が上がってゆくらしい。
内容の薄いおまとめから、広告目的の記事やマニアックな物まで、様々なオタク記事を選んで持って来るし、自分が気になっているキーワードを入力しておくと、更に精度も上がるそうだ。
記事をチェックし、自分の好みを入力したりしていると、バッジやポイントをプレゼントされ、そのポイントに応じ簡易ゲームを楽しむことも出来る。強制では無く、あくまでも利用者が主体性を感じつつ使えるように配慮しているのも上手い。
まだ使い始めたばかりだから、本当に捗るのか定かでは無いし、ニュースの閲覧以外のサービスを楽しむようになったらなおさら時間を割くことになりそうな気もするが、暫くは騙されてみても悪くない気もしてくる良さげなアプリだ。
ハッカドールのアニメが意外に面白く、ついアプリもダウンロードしてしまった、というのが本音なわけだが、何はともあれ3号が可愛過ぎて本当に困ったものである(´・灬・`)