もしもチャーリー・シーンが大統領になったなら...「マチェーテ・キルズ」ロバート・ロドリゲス(監督)/感想

”チャーリー・シーン”

80〜90年を存分に楽しんだ世代であれば、この名を知らない人はほとんどいないことだろう。

「プラトーン」では一人前に荒んで行く青臭い兵士、「メジャーリーグ」では跳ねっ返りの片袖無しメガネ剛腕投手、かと思えば仕様もないコメディ映画にまで出演し、日本でも大人気ハリウッド俳優だった。


そんなチャーリー・シーンだが、人気者にありがちな素行不良で公私共にトラブルが尽きず、とうとうHIVにまで感染したと言うのだから因果応報である。5000人と肉体関係を持ったと豪語する男であるから、今まで平気だったことが不思議なくらいだ。彼がHIVと気づくまでにどれだけの女性が、彼の汚染された欲棒の餌食となったのか、想像するだけでため息が出る。HIVであることが分かってから、友人にそのことで強請られ12億円以上払ったと言うし、今後訴訟を起こすであろうチャーリー・シーン被害の会っぽい人々に幾ら払うことになるのか、他人事ながら怖い話だ。

それにしても、今のチャーリーにどれだけ俳優としての価値があるのだろう?顔が良かったと言っても若い頃の話で、今では金にものを言わせて若作りしているのが見てとれるし、お腹もポッコリ膨らんでいる。年齢に応じた味のある演技が出来るかといえば、そうでもない。はっきり言って田原俊彦状態である。

実際最近の彼の演技はどうなのかと、Netflixの検索で引っかかった「マチェーテ・キルズ」を観てみたが、元々超B級を売りにした映画だったから、役者として上手いのかどうかはよく分からなかった。ただ、3人の女性と寝ているところを電話で起こされるシーンは、自虐ネタとしては旬だなと思った(白目)


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プルルル....ガチャ
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1人、2人、
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3人、
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ワタシダ




 この「マチェーテ・キルズ」、ロバート・ロドリゲス監督の別の作品で偽映画の予告として作った物を映画化した「マチェーテ」の続編にあたり、始めはどんなクソ映画なのか見てやろうと言う腹意地の悪い気持ちで見始めたものの、糞具合が規格外で、わざと隅々安っぽく撮っているから逆に面白くて仕方ない。主人公のマチェーテが、自分の名前の由来である武器”マチェテ"(マチェット、マシェット等発音はまちまち)や様々なガジェットを駆使し、悪者共を片っ端から殺して世界規模の危機を救うという話なのだけど、首が飛んだり身体が縦に真っ二つになったりするのに、そのディティールが安っぽく、味方も敵もあっさり死んで行くからグロさで気持ち悪くなることもそれほど無いし、重い展開に感情が掻き乱されることも無く脳みそを空っぽにして観れる阿呆な映画だ。

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下らないパロディや幼稚なギミック(乳から小さなナイフを飛ばすパツキン、10徳ナイフ状態のマチェット等)も含め、何もかもがデタラメな本作だが、出演者の豪華さなら他の映画に引けを取らない。地味だが美味しいダニー・トレホを筆頭に、メル・ギブソン、ジェシカ・アルバ、ミシェル・ロドリゲス、レディー・ガガ、アントニオ・バンデラス、そして我らが”チャーリー・シーン”(本名であるカルロス・エステベス名義)まで、癖のある役者が揃っているからマチェーテ以外も良い味を出していた。

 結局お客はあまり入らなかったそうだが、何故か3作目も制作する予定のよう。HIVであることを告白したチャーリーの出演も当然あるのだろうか?

ホント、期待しないことに期待したくなるチャーリーとマチェーテであった(意味不)

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posted by lain at 07:21北海道 ☔Comment(0)映画