人間同士でもそうだけど、言葉が通じない相手と向き合うのは本当に難しい......

 もう随分と昔の話になるが犬を飼っていた。

 今じゃめっきり見かけなくなった野良犬の親子連れが、家の前で餌欲しさにしつこく鳴くものだから、僕と姉達は必死に親に飼ってとお願いした覚えがある。今思えば、何処かで飼われていた飼い犬が、子供を産んで養えなくなったからと、まとめて郊外に捨てられ我が家に辿り着いたということだったのかもしれない。


 犬は兎に角やんちゃをする。鳴く噛むは当たり前で、よほどのプロに依頼しない限り、飼い主のだらし無さがまんま犬に大きく反映されます。今は小型・中型を問わず室内で飼っている人が多いため、ちゃんと飼い主がケアしてあげないと、ストレスを抱えたり外に出ることに臆病になったり、まるで引き篭もりのように身動きが取れない状態になってしまうなんてことも多いことでしょう。そうした責任の大きさを思うと、中途半端に飼うことが躊躇われ、あれから一度も生き物と生活したことはありません。もしも犬達が人語を喋れれば、僕のような人間でもなんとか世話をしてあげられるのかもしれませんけどね....





 狩猟犬種の飼い犬に飼い主が噛まれ、駆け付けた警官達に射殺された事件の話を聞いていると、色んなことが頭をよぎります。狩猟犬の血が悪い意味で発揮されてしまったのか?噛みグセが付いてしまった犬を何故飼い主はそのままにしたのか?銃を使用して犬を処分した警官の判断が間違っていたかどうかは兎も角、もう少し取り回しの利く道具(たとえばスタンガン)を装備していれば、近所へ跳弾する脅威を軽減出来たのでは?とか。

 なんにしても、噛まれた人達や発泡した警官達以上に中途半端な扱いのせいで犬が命を落としたことはやり切れない。

 事が起きて真っ先に切り捨てられるのは弱い者達です。

 僕らもけして強い者とは言えない時代なのだから、我が身を思うように彼らのことを慮って生きて行きたいものですな.......
posted by lain at 07:09北海道 ☔雑記