潜入の次の日は怠い

 月曜の朝。それは有り体に言うと『怠い』の一言であります。

 基本的に身体を動かすお仕事ですので、平日の方が肉体的には疲れるはずなのに、1週間で1番だるいのはやっぱり月曜日の朝。安静にしてるより、嫌嫌でも体を動かしている方が心身ともにスッキリしていると言うのは皮肉な話です...



 まぁでも今朝は怠い理由はハッキリしています。MGSⅤ: THE PHANTOM PAINが楽しくて止められませんでした。気づいたら0時越えです。”ネイキッド・スネーク”サーガの新作であり、そして小島監督にとってコナミでの最後の仕事におそらくなるであろう本作は、それに恥じない遊びが満載でついつい続きをしたくなるんです。

 当然シリーズ物なので、本作からMGSに入ろうと言う方には、ちょっとストーリーや世界観に入り難いだろうし、潜入要素を難しく感じたりもするに違いありませんが、諦めずに様々な方法を試してみると、オープンワールドを採用したおかげか案外すんなり攻略出来たりするので、けして難易度が敷居を高くしていると僕は感じませんでした。

 自分達の基地(マザーベース)を強化していけば、武装も強化して行けるので、こそこそスニーキングせずガンガン銃を撃って進めることも出来ますが、敵兵を殺さず捕まえフルトン回収して行かないと基地が立ち行かないようになっているので、自然と不殺を心掛けるようになり(ていうか捕まえるのが楽しくて仕方ない)、うっかり殺してしまったりすると、己の力不足を痛感して罪悪感さえ湧いて来ます。

 昨今のミリタリー物は兵士をいかに殺すか?を楽しむ風潮にあるなか、いかに殺さず生かす(活かす)かを考えさせてくれるMGSのような存在は、やはり大きいんじゃないかとしみじみ思いました。


 初代PSのMGS一作目もそうですが、一見くだらないだけに思えるユニークさや、少々しつこいくらいの感傷に浸っているストーリーも相変わらず大好き。あのキャラの若い姿。あの少女のまさかの生還。幾つものあのあのあのが止まらないネイキッド・スネークの集大成、美味しすぎますね。

 まだまだ作り込みたかった!

 そんな気持ちが随所から伝わる内容に感無量です。これが最後の小島秀夫製メタルギアになる可能性も高いですし、MGSⅤは骨の髄まで楽しんでおきたいものです。まだ1章も終わってませんけどねっ!キリ




 しばらくは月曜の朝の気怠さが毎日続くかもしれませんな =ワ=;

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posted by lain at 19:23北海道 ☔Comment(0)ゲーム

”s”の付くiPhoneの予約デーだがはてさて....

なんだかんだ毎度気になるAppleのスペシャルイベント。今年の秋は恒例のiPhoneに「s」が付く発表がある年でした。


新色”ローズゴールド”

A9チップ

1200万画素(インカメは500万画素にup)

Live Photos機能

動画の4K撮影対応


などなど、順当にスペックを向上させ、一時期騒がれた強度問題も解消して"s"の名に恥じないiPhoneをAppleは提示してくれました。

しかし、僕も含めて贅沢者のお客さんは冷静です。今までiPhoneを使って来た人からしたら、もうiPhoneが使い易いことなんて周知の事実で「それがどうした?」という気分ですし、Android一筋の人からすると、数値上のスペックと不釣り合いな価格や国内向けのサービスに対応していないことを理由に「別に良いや」と考えている人が多い。今回のイベントで一番注目されたのは、同じく発表された馬鹿でかいiPadの方でしたしね。

実際のところ、近年のスマホの新機種は性能の伸び率がそれほど大きく無いのと、OSがかなり完成されて来たため、大型アップデートのたびに操作が遅くなるなんてことも減って来た感もあり、5sをiOS8で動かしていてもほとんど重く感じる場面は無いのでiOS9もサクサク動かせそうな気さえしてます。

まだ各社のプランがハッキリしないため、料金的な部分はなんとも言えないところが多いですが、いち早く料金の提示を行ったソフトバンクの実質負担額を見ていると、容量の少ない型や型落ちのiPhone6に手を出したくなる人の気持ちも分からないでも無い。


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僕の場合はストレージの容量の問題で128GBがどうしても欲しいので、そこまで胸踊る買い物ではなくとも今日の午後16時には予約争いに参加するつもりではあります。新色のローズゴールドに女性陣ががっつり喰いつくでしょうから、それ以外の色にしようかなぁ...





ジョブズの死以降Appleは間違いなく変わりました。商品自体は依然として魅力的ではあるけれど、他社に対するアドバンテージはそれほど大きく無くて、発表時の驚きも激減しました。悪い意味で優等生になったんです。他社がAppleに擦り寄った部分もあるけれど、それ以上にAppleが他社に近づいていった印象がとても強い。うちだけの武器をと先見の明を活かし、我々お客にはワクワクを、競合会社にはビクビクをプレゼントしていたAppleは何処に行ってしまったのか?

言っても栓無き話ですが、大勢が同じような想いを抱きつつ、今回の発表会を見ていたことでしょう。



さあ、iPhone6sと6s Plus、あなたはどうします?

僕は手がでかいのでPlusです=3=)v
posted by lain at 07:22北海道 ☔Comment(0)Apple

身を焼くような炎?それとも焚き火の暖かさか?「野火 (1959年版)」市川崑

 改めて戦争はやらない方がマシだなと、心身の底まで思い知らせてくれた”塚本晋也”監督の「野火」。

 この際良い機会だから、いち早く”大岡昇平”さんの原作を映像化していた”市川崑”監督版も観てみました。



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塚本監督の田村一等兵もかなり個性的でしたが、”船越英二”さんの田村一等兵も凄く変わり種でした





 お話の大まかな筋は当然どちらも同じ。でも市川崑版の方が隠し切れない人情に溢れています。

 冒頭、主人公である田村一等兵が上官に叱責され部隊を追い出されるシーンでは、ちゃんと優しくフォローしてくれる人達がいるし、異様な威圧感よりどちらかというと仲間意識を持った”人”が其処彼処にいるから気分的に楽に観ることが出来ました。

 見せ場が少々淡白に描かれていることと、塚本晋也監督のユーモアのような要素がほとんど無いのは物足りなかったですが、自然の広大さしっかり伝わって来ましたし、随所でおっと思わされるシーンがあって、今尚色褪せ無い価値があるフィルムだと感じました。


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久しぶりの塩を口に含んで涙する兵士

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力無く歩く姿は、まるで生ける屍であります....

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田村が自分のふんどしで白旗を作るシーン大好き






 子供の頃に一度観たような気がするものの、ほとんど記憶に残っていなかったので、初見のようなものだったのですが、この映画が作られたのが50年以上前であることを考えると、市川崑監督は本当に今の映画界の礎として貴重な存在だったんだと考えさせられます。もしも市川崑監督の野火を当時の映画館で封切られた時に観ていたら、どんなに興奮して家路に着いたことでしょう。

 塚本版市川版、どちらもそうなんですが、田村が合流した部隊が全滅してからの、絶望感漂う田村の放浪のシーンが強烈に残るんですよね....

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「俺が死んだら、ここ食べて良いよ」



 自決を強要しておきながら「元気で行け!」と送り出す上官。足が悪いから子分に働かせるおっさん。食料欲しさに現地人を殺してしまう主人公。あらゆる理不尽が横行し、何処にも誰にも正義や悪は無く、ただただ生きる本能だけが暴走する哀しい物語。

 目的も何もあったものじゃない戦場で、田村が自分以上に限界を迎えている兵士達と遭遇し、明日は我が身かと絶望してゆく野火を観れば、絶対安倍政権にNoと言いたくなることでしょうな....





 どうでも良い話ですけど、”永松”役の”中村達也”(新)と”ミッキー・カーチス”(旧)さんが似てるなって思いました。見た目も演技もw







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posted by lain at 06:52北海道 ☔Comment(0)映画