食感へのチャレンジは面白い。でもなぁ....「さけるグミ」UHA味覚糖

 昨年末から騒がれていたらしい”さけるグミ”を食べた。

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 チーズでも無いのにグミに裂ける要素が必要なのか?と首を捻ったけれど、食べてみたら更に首が捻らさった。

 何かの樹脂を薄く伸ばし溝を付けたような加工されていて、見た目からしてグミっぽくなく、裂いたものを口に入れて噛むと、ちょっと弾力のあるチューイングキャンディー(知ってる?ハイチュウみたいなヤツが板ガムっぽく加工されているやつ。アニメのキャラなどが描かれた包装紙を机なんかに置いてこすると絵を貼り付けることが出来て二度美味しいお菓子でした♪)を食べてるような感じ。いっぺんにでも、少しずつ裂いてでも、あまりその食感は変わらない。

 駄菓子らしい安っぽいけど郷愁を誘う風味は嫌いでは無いけれど、まったく裂いて食べる意味は伝わらなかった....

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※綺麗に裂ける




 まあ遊心としては有りなのかもしれない。

 少しずつ裂くことで、大事に大事にグミを味わえるのも悪くない。

 ようは裂いてじっくり食べたいと思えるだけの味であるかどうかと言うことでしょう。

 もう少し洗練された風味にして、弾力も強めの方が良い気がしました。




 体臭改善に使える健康食品系のものから、果汁のジューシーさを極めようとするもの。単純にアニメキャラやヒーローとのコラボで売ろうとしている普通のものもある。

 ここまで色んな商品が出て来ると、メーカー各社は正直頭が痛いことでしょうな。次はどんなとんでも無いグミが出てくるのやら。



  (;*= 3=).。oO芋を混ぜたグミとか?って思ったら、過去に実際売り出されたことあったし........

さあ、”猫用宇宙服”の気になるお値段は?...ゴクリ「Leibniz ライプニッツ」大石まさる/少年画報社

 最近SF作品がマイブームであります。

 昔から好きではあったものの、本格的なSFを狙いすまして選ぶようなことは、あまりして来ませんでした。

 やはり”小川一水”さんの「天冥の標」や、伊藤計劃さんを読むようになり、SFマガジン等にも触れる機会が増えたのが大きい気がします。ここ数年SFらしいSF映画が充実してましたしね。



 今回読んだヤングキングにしては大判という扱いの「Leibniz ライプニッツ」にしても、背表紙に書かれたあらすじで”エウロパ”の文字を読んだだけで即買を決め込みました。帯に猫の宇宙服なる可愛い絵もありましたしね(=^・・^=)

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 『天野新菜は、民間企業「AIR TECH」社から念願だった木星の衛星・エウロパ調査行へ海洋生物学者として参加を求められる。父と母が死の直前に残した謎の言葉の意味を探るため、かつて両親が亡くなったエウロパへ旅立った新菜だったが先行していた国連探査チームUNSAと、どちらが先に「地球外生命体」を見つけるか成果を競い合う事に。しかし、エウロパの氷の海で新菜が見つけたものはまったく別もので・・・?』
by裏表紙


 売り文句は『宇宙と猫と人の心が交差する近未来肉球SF!!』

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 なんのこっちゃ分からんキャッチフレーズでしたが、読めば確かに猫マンガで、出航前夜に呑んだくれたり、貴重な酸素を消費して宇宙服の中でタバコを吸うような破天荒な主人公と只者じゃない猫の活躍を楽しめました。

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 冒頭のカラーページからして独特のSF臭がして楽しいのですが、終盤地球外生命体と遭遇した時の特殊な描写の割にほんわかしてる雰囲気も凄く良かった。一コマ一コマちょっとした書き込みを忘れない辺りもSF色を意識した作りでこだわりを感じます。けして猫と主人公だけを楽しむ本ではありませんでした。映画アビスのような深海のミステリアスさと、天冥の標の非展開体のような特殊な生命体との邂逅。そして丹念に織り込んだSF設定を全部吹き飛ばしてしまう猫愛。SFならではの嘘と真実のごちゃ混ぜMIXが最高です。

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※二人の不思議なコミュニケーション姿が微笑ましい



 男女問わずに盛る場面さえ清々しく思える主人公”新菜”

 肉付きの良い働き者の体型がまた良いキャラでした。

 ”大石まさる”さんはお祖母ちゃんから、おじさんおばさん、お嬢ちゃんに猫までしっかり描き分けているし、作画の手の抜き方も上手く抽象的な絵もイケる。こういう漫画家さんはかなり貴重な存在なんじゃなかろうか?


 他の作品も個性的でコミカルな物が多そうで気になるし、SFマガジン等で表紙を描いているのも手に取ってみたくなりました (= ワ =*)





 大石まさる氏のブログ http://jajamsama.blog.fc2.com
posted by lain at 21:48北海道 ☔Comment(0)漫画

虚構と現実、重なる二つの人質事件。「HOMELAND」海外ドラマ

 神への信仰心が有ろうが無かろうが、今年は悪い事より良い事が多い年になれば良いなと、祈るような想いで新年を迎えた人が多いかと思う。なにせ毎年どころか毎月毎日のように、よからぬニュースが飛び交っている世の中ですしね。



 イキナリだが日本人は兎に角ボンクラである。

 戦争に負けるまでは自爆テロも辞さない狂信者顔負けの玉砕国家だったのに、いつのまにか国内外の文化をごちゃ混ぜにしてやいのやいのと酒盛りが出来るほど世界に迎合してしまった。今では原爆を2発も落としてくれた国の愛の歌を聴き、戦後罪滅ぼしの意味合いを込めた援助や交流を行って来たのになかなか許してくれない韓国のドラマで泣いて、何処の国の人だか分からないカラフルな瞳と髪の色をした”そんな装備で大丈夫か?”状態の美少女達にこの国を守って貰っている有様だ。

 柔軟に他国の文化を取り入れる姿勢はともかく、成人にも満たない2次元ヒロインにまで愛をくれと甘えている姿は、間違いなくボンクラのそれである。



 だがしかし、僕自身ボンクラだからというわけでもないが、ボンクラで居られるお国柄というのは悪いことではない。国民が呑気に現実から目を背けるだけの余裕があると言うことだからだ。たとえ借金まみれで隣国との仲がこじれていても、食べ物にも家にも困りはしないし、ましてや銃声で目を覚ますなんてこともありはしない。

 ここ数年で勢力を伸ばし、いつかイラクとシリアをまるまる飲み込んでしまいそうな”イスラム国”の脅威に晒されている土地に産まれていたとしたら、けしてボンクラで居ることなど許されなかったことだろう。

 住み慣れた土地を我が物顔で蹂躙する連中のやり方に反抗?着の身着のまま命があれば良いと逃げているだろうか?それともイスラム国の考えに賛同して同胞を撃ち殺すことを選んでいるかもしれない。どちらにせよぼんやり構えている暇は無さそうだ。



 今日の午後に期限を迎えたまま、なんら進展を見せないイスラム国による日本人二人の人質事件。ちょうどHOMELANDのシーズン4で元CIAの長官だった男が人質にされる内容を扱っていたため、妙なデジャヴ感が襲いました。

 人質を取ったテロ集団の親玉は、自分の甥っ子でさえ平気で撃ち殺す冷酷な男で、まともな神経の持ち主なら完全に畏怖の対象になる相手なのですが、そんな男を相手に影で取り引きをしているCIA職員がいると言うことの方が世界の闇を表していて怖いやら哀しいやら非常に複雑な心境になりました。自国の大使館に押し入り、沢山の人死にを出した男だというのにね....


 捕まった友人の元へおびき寄せられた挙句、自らも人質となった経緯があちこちで報道され、ベラボーな身代金であったために自己責任を問う発言が増えていますが、一番の問題は覆面をして人質を取っている連中のやり口であることを忘れてはならない気がします。

  HOMELANDのように主義主張を通すために仲間を解放しろと要求するならまだしも、単純に金目的なうえ身分が分からないように顔を隠して映像を配信しているのは実に興醒めであります。何処に正当性があるのかさっぱり分からない。



 だいたい何故にここまでイスラム圏は力業な集団が多いのか?少しは協調路線を行き、異文化とも仲良く出来ないのだろうか?

 価値観が合わないキリスト教徒へ牙を向けるならまだしも、同じ神を崇める者相手でもお構いなしなのは傍目から見ていて遣る瀬無い....





 あの二人がどうなるのかは分からないし、僕らにどうにか出来る話でもありません。何百億もの身代金を僕らの税金から払うなんてまっぴらゴメンです。

 でも、ちょっとくらいはこんな事態を引き起こしている裏の事情に、目を向ける責任が僕らにはあるのかもしれません。


 だからと言ってあまりお堅い文献を読んだりするのはちょっとと言う方は、HOMELANDで人の世の不条理について物思いに耽るのも有りだと思います。







 生真面目さを拗らせ、いつのまにか外へ責任を転嫁してしまうくらいなら、少しいい加減でもボンクラな生き方が僕は良いな (= ワ =*)