スペース☆ダンディと去り行く夏アニメ達....

 アニメの入れ替えで季節の移り変わりを実感する勢の皆さんこんにちはo┐ペコリ 

 冷夏のせいか夏アニメも不作だと一部では言われていましたが、終わって見ればなかなかバラエティに富んだ良いラインナップだったんじゃないですかね?


 都会に出たての若者が次々と喰い物にされてゆく姿をかなり捻った脚本に置き換え、化物と人間の喰うか喰われるかの哀しいお話にした「東京喰種トーキョーグール」はグロく救いが無い展開で見入ってしまったし、超能力者達が普通の人間達に宣戦布告する「東京ESP」では、お約束の優し過ぎたが為に世界を呪ったオッサンの末路に同情を禁じ得なかった。

 宣戦布告するアニメと言えば「アルドノア・ゼロ」の地球対火星の構図も面白かったなぁ。圧倒的な火星の技術力に対し、唯一主人公の冷静な判断力だけが対抗手段だったのだからw衝撃的なラストの続きが気になって悶えている人多過ぎwww近年のロボット物にしては骨太でドロドロした心模様が生々しい作品だったから、第2期でまとめるのが相当大変なんじゃないかとハラハラしちゃいます....



 そんな変な汗かきそうなアニメと真逆で楽しかったのは「ばらかもん」「月刊少女野崎くん」ですね♪ 書道しか脳の無いイケメンが田舎暮らしでワイワイやる「ばらかもん」は、子供達と書道家の関係が非常に良くて見てて癒されましたなぁ。村人達のキャラも良くて、特に自分が腐女子だと認めたく無い女の子の暴走っぷりにはお腹抱えて笑いましたww

 いつも真顔の高校生が実は少女漫画家で、恋愛もしたこと無いのに恋愛漫画を描いているという野崎くんも最高に笑えたし、自分の漫画に弟を出してしまうという、相変わらず公私混同漫画家な”影木栄貴”さんと”蔵王大志”の合作「LOVE STAGE!!」もツッコミ♂所満載でかなり楽しめました。自虐と笑いは切っても切れない仲なのだと痛感する作品ばかりでしたね(白眼)


 青春と言う面でも幾つか面白いのがありました。ロボット物の皮を被った孤児達の青春アニメ「キャプテン・アース」、少女漫画でしか読めない切なさと喜びがあった「アオハライド」、男から見るとどうしても女の子達が男のフリして青春してるようにしか見えなかった「Free!」、モテモテ主人公がゴールデンになって新ヒロインとイチャコラする「ペルソナ4ザ・ゴールデン」も実はかなり青春アニメでしたよね?そんな中でも一番尖ってて最後までなんのこっちゃ分からなかったのが「グラスリップ」でした....

 未来の欠片が見えると言うヒロインと、同じような風景が見える1人の青年が一夏を過ごし、何故そんな有りもしない情景が見えてしまうのかを探るうちに、ヒロインの友人関係が少しずつ変化してゆくのを、思わせぶりで謎めいたセリフとキャラの行動や未来の欠片で感じ取らせようとする手法が野心的で意味も分からず全話見てしまいました。

 なんとなしこうなのでは?と、解釈することは出来ましたが正直モヤッとしてますw確信犯的なネタの仕込みが多過ぎて、こちらがしっかり見直さなければ全然伝わって来ないのが勿体無かったですね。一見さんお断りな老舗みたいなやり方は、サジ加減が非常に物を言うんじゃないかと。でも、そういう挑戦的な作品が出て来ること自体は良い事だと思いました。モノローグどころか説明口調のセリフばかりでゲンナリさせられるアニメ多いですからね....




 なんかねぇ。この歳(36歳)になると面倒な創作物を抱えるのが億劫で仕方無くなって来るんですよね。それでなくてもリアルな世界で面倒なお仕事に悩み、少しずつ髪のボリュームが低下しているのを実感するわけですよ。もう家でまでモヤモヤキリキリした時間を過ごすだなんてまっぴらごめんなんです。

 だから、この夏終わったアニメの中じゃ、いつも成り行き任せ風任せな「スペース☆ダンディ」が終わってしまったのが1番寂しいかもしれない....




 まだ登録されていない珍しい宇宙人を見つけるのがお仕事の主人公”ダンディ”が、毎回何かとトラブルを引き起こし、整合性なんて糞食らえな活躍をするのが面白いスペースダンディ。生焼けなハードボイルドは滑稽だけど、時々シリアスだったりセンチになっちゃうところが可愛らしい彼に、ついついみんな気を許してしまう。ダンディはまさに宇宙のダンディなのである♡

 ドタバタした雰囲気や、時折混じる哲学的で物悲しい回が実に「カウボーイビバップ」や「サムライチャンプルー」を彷彿とさせて実に”渡辺信一郎”さんらしい作品でしたね。まさかのOP曲が”岡村靖幸”だったし、強力な脚本家、演出家、作画、音楽、様々なメンツが集まり、普通なら交わることの無いような個性が爆発していたダンディ。1期目からブレることの無い70年代〜90年代までの懐かしいアレコレを連想させる好い加減なSF世界が最後まで貫かれていて本当に痛快でした。何でもアリで力技でなんとかしちゃうダンディ頼りになります♪

 ちゃんと今ままでの無茶苦茶な世界の理由を最終回でダンディらしく締めくくるのも実に良かったなぁ。観る側も楽しかったけど、作ってる人達も相当楽しい現場だったに違い無いw

 基本一話完結スタイルだから、また忘れた頃にSPとか劇場版でやって欲しいですよね♡d(。ゝ(ェ)・)

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 息つく暇もなく秋アニメは始まってますが、今回はどんな作品が記憶に残るか楽しみですな。

 とりあえず富野さんの新ガンダムが伊達じゃないのを確認しなきゃいけないのは確かです (= ワ =*)






posted by lain at 17:39北海道 ☔Comment(0)アニメ