妖怪退治で女子力UPだっ↑「ドロロン!お国ちゃん 第1巻」/髙橋寛行/小学館クリエイティブ/ヒーローズコミックス/2014年/漫画/感想

 無駄に下品で女子力がジリ貧の女子高生が、下校途中に木に引っ掛かったボロボロの一反の木綿を見つけ持ち帰り花柄の布で直したったところ、実は某有名アニメに出て来る妖怪”◯反木綿”そっくりな妖怪で、その妖怪を助けたお礼に妖怪の親玉である魔王(巨乳美人)が願い事を叶えてくれると言うものだから『貴女のような、究極の女子力が欲しい!』と女子高生は願うのだが、見た目は兎も角、女子力に自信が無い魔王にそんな願いを叶えられるわけも無く、とりあえず人間界で悪さをする妖魔を退治したら女子力がアップすると無茶振りして諦めて貰おうと魔王が画策するも、セーラームーンになるのが夢だったと語る女子高生はノリノリで妖魔退治を始めることに...

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 『女子力』

 どういう基準で推し量れば良いのかあやふやなこの力って誰が言い始めたんですかね?♂×♂に傾倒し過ぎて世間が見えなくなり、ふと気付いたら周りが結婚しまくってて焦った腐女子や、近年の本物の女以上に女らしい男の娘な流れに危機感を募らせた女子達が産み出したものなのでしょうか?

  大体宮崎アニメじゃあるまいし、現実の女子なんて男に負けず劣らず下品なものじゃないですか?無駄に気にし過ぎじゃないですかね?男子力の向上とか男は考え無いですよw

 まあ、この作品の主人公みたいに、拾った木綿の布を相撲のマワシだと勘違いして興奮しちゃうような女の子は、やはり女子力に欠けているのかもしれないけれど.....

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 ほどよく下品で、ほどよくエッチで、ほどよく変身ヒーローしてるこの作品、簡潔に言えば寄せ集めの行き当たりばったりで、女子高生のマイペースで噛み合ない会話が展開されたかと思えば、いきなり美少女戦士とは思えないマスクを付けて変身し、自分の女子力を妖怪にアピールするものの通じず逆切れした勢いで妖怪を退治してしまうし、 ピンチの際には謎の仮面のイケメンが現れるなど、主人公の憧れそのままにセーラームーンっぽい流れになったりする。しかも西洋の魔王に和風な妖怪を組み合わせたり、仮面のイケメンをAK◯RAの金◯バイクにそっくりなバイクで登場させたり、まんまダフトパンクの2人の出で立ちをしたキャラをぶっこんだりと、兎に角なんでもござれ。これは何処かから怒られたりしないのだろうか?w

 ただそんな寄せ集めに突っ込む暇もなく進んでゆくので、チグハグなはずの世界観が妙に噛み合っている気になってしまうから不思議。難しいこと考えずにちょっぴりエッチで変態なコメディを楽しむには良い本かもしれない。


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 変身姿のアンバランスさがマジンガーZ過ぎるw

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 1番可愛いのは布切れだった(萌´▽`)





 ニコニコ動画でセーラームーンの完全新作が放送予定なタイミングで非常にあざとい帯の付いた本ですし、騙されて本作を買っちゃう人も多いでしょうけど、ちょっぴりクセのある漫画なので純粋なセーラームーンファンはご注意下さいo┐ペコリ 



 この漫画とんでもない会社とコラボしてるしね.....
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posted by lain at 20:36北海道 ☔Comment(0)漫画