新緑が降る窓辺にて「Laika Came Back コンサート 5/11 札幌 musica hall cafe」/ライブ/2014年/感想

 北海道でも桜は散る頃と知り、穏やかで過ごし易い季節になって来た今日この頃。

 5月11日、優しい木漏れ日が入り込む札幌の”musica hall cafe”では、所狭しと集まったファン達が素敵な午後のひと時を楽しんでいた。
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 今聴くとほとんどの曲が何がどう良いのか分らないバンド”BAKU”を卒業後、貪欲に音楽の道を歩むために"石田 ショーキチ"と手を組んだ”Spiral Life”で躍進し、更なる『個』の音楽を求め右往左往したAIRを世に残して一旦音楽から去ろうとした車谷浩司が、もう抱きしめることの叶わない最愛の人との想い出を一つ一つ確かめるように音を奏でているのが”Laika came back”と言う新たな到達点。






 AIRの後期から癒しなミュージックというか、既に隠居状態なリラックスムード全開になって来た車谷音楽。ヒーリングな方向性は前々から根幹にあったわけなので、本人からしたら自ずとこうなって来ただけなのでしょうけど、今の彼に戸惑っているファンが少なからずいるのも致し方無いと感じるくらい、生の彼は穏やかで、AIRで「Me,We.」を歌ってたのが嘘みたい....

飾らない風貌で物腰柔らかに話し、微笑み、自然体でほどよく憂いを感じる佇まいで歌を歌う彼は、物凄く身近な人のように見えて、でもその実、生きる次元すら違うようにも感じました。
やっぱ凄い男だ車谷浩司。時折、窓の外に眼を向ける彼はめちゃくちゃ絵になってたしなぁ....


 前触れもなくスッと会場に現れた彼は、既に録音してあるものではなく、即興でアクセントとなる音をその場で一つ一つ音を機材で重ねながらギターを弾くので、シンプルでありながら濃厚。 彼の丁寧な音使いと繊細な声を耳にしていると、大事な人の顔や、思い出の場所が奥底から湧き上がって来ます。

前半の「終電車」〜「駿馬」への流れが1番良かったです。新曲の「逆光」も今の車谷浩司を表現してて良い曲でしたし、最後に僕が大好きなThe Framesの「Falling Slowly」をカバーしてくれたのも凄く嬉しかった。またこんな良い天気の中彼の歌を聴きに来たいと素直に思えましたね。



それにしても、公演中に自分もお酒を飲みながらやって良いかファンに聞いて実際に飲み物注文しに行ったりして会場を和ませたり、コンサートの中ほどで10分、15分の休憩を入れるあたり流石女性ファンが多い方ならではの気配りだったなぁとw

やっとコンスタントに曲を発表したりライブを行える体制が出来て来たそうなので、今後の活動にも期待したくなる良いコンサートでした♪




セットリスト

1.あいうえお
2.George
3.Humming
4.桜花
5.When Your Wings Forget How To Fly(音源未発表)
6.A Horse With No Name (バンドAmericaのカバー)
7.(曲名不明、新曲)
8.終電車
9.駿馬
10.Ride On The Secret
11.「君を愛し赦す日々〜♪」が印象的な(新曲)
12.Trace
13.Landed
14.Southern Cross
15.逆光
16.Falling Slowly(映画「ONCE ダブリンの街角で」の主題歌で、バンドThe Framesのフロントマン”グレン・ハンサード - Glen Hansard 
”のカバー)




 公式HP http://laikacameback.blogspot.jp

 


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posted by lain at 07:02北海道 ☔Comment(0)音楽