待ちに待ったけれど、あの人の原作版よりは待たされてないよね♡「アルスラーン戦記 第1巻」/荒川弘/田中芳樹/講談社/2014年/漫画/感想

 去年の別冊少年マガジン8月号にて連載がスタートした”荒川弘”版「アルスラーン戦記」ですが、ここまでかなり待たされましたね。半年経っちゃいましたw

 連載自体は普通に毎月やってたみたいですが、荒川さんは週刊で「銀の匙」を描いているし、「百姓貴族」だって続けているので、やはり連載としてギリギリのページ数しか進まないと言うのが実状なのでしょう。ただ、待たされた分だけ次巻は早いようです。5月に発売することが決まっています。

 そこから先はまた待たされるでしょうけど、田中芳樹さんの原作版を待つより遥かに容易いです ( ・´ー・`)フッ


 雑誌で読んだ第1話の完成度そのままに、原作の1章分と2章のさわりまでが今回漫画化されていたわけですが、田中氏に好きに描いてくれと言われていながらもしっかり原作の良いシーン、良いセリフを活かして描かれているので、少々ニュアンスが違っても違和感がそれほどなく読めるのが良いです。

 単行本のおまけに載っている田中芳樹さんと荒川弘さんの対談からも2人の蜜月っぷりが分かるのですが、いかに荒川さんがアルスラーン戦記の面白さを理解したうえで自分の色を出そうとしているかが伝わって来る良いコミカライズだと思います。原作ファンが激しく拒絶するようなことは絶対無いはずです。


 無論、僕らが想い抱いて来た登場人物のイメージとは少し違うなと感じる部分もあるわけですが、なにせ原作のカバー&挿絵は”天野喜孝”(角川から講談社に移ってからは”丹野 忍”)さんで、アニメ版は”神村幸子”さんのキャラデザだったのですから、そんじゃそこらじゃ覆せないのも無理からぬというもの。

 まあ逆に僕なんかは改変された登場人物達の初登場シーンを楽しみにしてますけどね。驚いたり首を捻ったり激しく頷かされたり非常に面白いですw

 アルスラーンはぼちぼちで、タハミーネ母さんはなんかちょっと魔性の女と言うより行かず後家な感じでなんか違う感。でもアズラィールは可愛いし、クバードのおっさんやダリューンの死神っぷりも最高♪

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 唯一首が激しく捻らさったのは、銀仮面のあの人です。既存のどの銀仮面とも違い、顔全体を覆う仮面から、イタリアなどの仮面舞踏会とかで身に付けそうな、鼻までしか隠れない仮面に変更されていてアレ?って思いました。

 彼の登場シーンは凄みのある良いシーンなので、原作やアニメを知らない人なら問題無くサラッと読めるでしょうが、天野喜孝さんの描いたあの悪魔のように不気味な仮面姿だからこそ、謎めいたところがあって美味しい役柄になっていたのだと思うのです。その一点だけはホント残念でした...




 さて、次巻には第一話で登場した荒川版オリジナルキャラの少年が登場ということですが、この先少しづつ荒川さんの色が強くなってゆくのか、はたまた変わらぬバランスでこれからも行くのか、色んな意味で楽しめそうな気はしますね (= ワ =*)

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 別冊少年マガジンHP http://www.shonenmagazine.com/bmaga/index.html



  
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ウツ・キル・スベルTPS!!「Warframe」/Digital Extremes/2013年/PC/PS4/感想

 ダークセクターを開発した会社のコープ向けF2Pということで、いつかやりたいと思っていたWarframe。PS4のローンチに名前が上がったときは本当に嬉しかったです。




 とにかく世界観のデザインが好きですね。ダークセクターよりも洗練されたデザインの生物とも機械とも言え無い強化外骨格”ウォーフレーム”(某ステルスゲーのサイボーグニンジャを思い浮かべて頂きたい)が格好良いし、個性的な敵も良い味出してます。宇宙要塞やら惑星基地やら、MAPもSF感出てて雰囲気充分♪プレイヤーは”テンノ”と呼ばれる種族の1人としてコールドスリープから目覚め、太陽系の覇権を争う戦いへと身を投じてゆくことになります。

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 ※自キャラが見えるTPSゲームなのでキャラメイキングが非常に楽しい♪



 基本攻撃は銃と刀で、特徴的なアクションとしてはスライディングしながら攻撃出来たり、垂直壁昇り・壁走り等の移動が出来るなど、外国人が大好きな忍者要素が強いです。プレイヤーに連れ添って攻撃の補佐をしてくれるセンチネルと呼ばれるユニットを装備する事が出来たり、各装備やウォーフレームに装着することで特性を付加出来るMODなる要素もあるので、ユーザーそれぞれが幅広い攻撃スタイルを選択出来るのも面白い。


 ただ、新しい武器を手にするには、通常のレベルではなくマスターランクなるものを上げねば無課金で買えない場合もあるし、生産用の材料が必須になる場面もあり、どちらにせよ無課金だと相当やり込む必要に迫られます。序盤の惑星はまだまだなんとかなりますが、中盤辺りになるとついつい課金したくなるレベルで敵の猛攻が厳しくなって来ます。まあ無料ゲームならではの悩みではあります。



 他にも少々気になるのがMAPの使い回しです。ミッションごとにランダムで生成されているとはいえ、ここ見た事あるなと感じる光景にちょくちょく出くわします。ミッション内容によって遊び心地が変わって来るから、MAPが似通っていても、まだそれほど気になりませんが、僕はまだ5つの惑星近辺をクリアしただけなので、もう少し遊んでいたら作業感が増して来るやもしれません。

 あとはそう、ラグですね。結構あります。まだまだ国内でPS4の販売台数が少ないせいで海外の人とマッチングされる事が多いからなのか?どんな作品でもラグが酷いとやる気を削がれます。次世代機なんだからもうちょっとなんとかなりませんかね?(´・ω・`)



 システム周りの未成熟さもまだまだあるように思いますが、とりあえず色んな要素で盛り上げてくれているので全然飽きずに遊べています。PS4のローンチタイトルの中じゃ1番楽しいです。本作はPS4コントローラーに搭載されてるスピーカーからナビの声がしたり、タッチパネルをなぞることでアビリティが発動したりと、ちゃんとPS4の特徴を活かしたゲーム作りをしてるのも良い。

 そういえば協力プレイが推奨のゲームではありますが、ソロでも進めることは出来ます。ただ明らかに一人では無理臭いミッションもあるのでオススメはしませんがw

 本作のデザインが気にいったなら、中古で投げ売りされてる「ダークセクター」も遊んで欲しいですね。少し難易度は高いけれど今遊んでも面白いと感じるアイディアがある作品だと僕は思います。




 なんとかまだ課金せずに来ているけれど、そろそろキツくなって来たし、さて何処まで無課金で頑張れるだろうか?

 ある意味楽しみです(o*。_。)oペコリ

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 公式サイト https://warframe.com/ja





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posted by lain at 13:16北海道 ☔Comment(0)ゲーム

ナムコが作らないファミスタは何処かおかしい...「R.B.I. Baseball`14」/MLB Advanced Media/2014年/Xbox360/PS3/Xbox One/PS4/iOS/Android/感想

 ...ジャレコ、こ、こ、コーエー、エニックス、スクウェア、あ〜アテナ、ナムコ、コナミ、ミ、ミ、ミ、ミストウォーカー、カルチャーブレーン....んっ!?



 友達とゲーム会社の名前でしりとりをしたら大抵セットで思いついたナムコとコナミ。しりとりだけじゃなくて、野球ゲームをあげようとしてもセットで浮かぶ会社ですよね。残念ながらナムコのファミスタの方はズルズル人気は下火になってしまい、2011年にDSで新作が発売されて以来音沙汰無しではあります。大好きだったんだけどなぁファミスタのシンプルな遊び心地....2番、ショート”かわいい”、3番、センター”くろます”、4番、レフト”はり”....9番、ピッチャー”くわわ”、ライセンスの問題で実名を使えないのが、逆に個性になってましたよねwちなみに僕のファミスタデビュー作は91年♪





 今じゃ閑古鳥なファミスタですが、海外でも当時人気があったそうで、R.B.I. Baseballというタイトルで95年まで親しまれていたそうなんですが、何故かこのタイミングでR.B.I. Baseball`14となって復活しちゃいました。

 


 ファミスタを思い出させる音楽が一部流れたりしますが、どうやらナムコとは関係無いところで作られたファミスタのようです。"MLB Advanced Media"が直に製作した初のMLBゲームなんですって。

 操作の感じはファミスタのままで、アメリカでウケの悪いディフォルメではなく普通の頭身になってました。久し振りだったのでどうかと思ったのですが、いきなり連打とホームランで得点出来て楽しかったですw

 ただホームランが出るのは自分だけではなく相手も同じで、完全なボール球を投げているのに平気でフェンス越えされました。点を取られたりヒットを打たれているのだから仕方無いかもしれませんが、先発投手のスタミナが全然持たないのも気になります。


 他にも外野に打球が飛んだとき、なかなか外野の選手のところまでカメラが動いていかず、選手を見失う場面があったり、選手のモデリングのバリエーションが少ないのも残念。せっかく頭身大のモデリングなのだから、顔はともかく体格やバットの構え方のバリエーションくらいはもっと用意して欲しかった。それに、選べる投手が少な過ぎるし、打者のオーダーも試合前に変更出来ないので、代打としてしか控えの選手を出せないのも痛いです。何故にこんな中途半端なことにしたのか理解出来ません。自前でゲーム作ってもライセンスやら肖像権やらが五月蝿くて選手を収録しきれないという事なんでしょうか?


 実はこのゲームをうっかり買った本当の理由は、もしかしたらマー君が収録されているかもしれないという、淡い幻想を抱いてしまったからなんですが、その肝心のマー君はやっぱり収録されてませんでした。黒田さんとイチローはちゃんと居たけどねw

 あれだけギリギリまで入団するチームが決まらなかったわけですし、どうせ去年のデータでゲームを作っているのだから仕方ないんですが、ちょっぴり凹みました。$19.99も払ったしね..... 望みは薄いけれど、DLCとかで選手の追加や修正が出来たら嬉しいです。



 パワプロも今こそメジャーリーグ版を復活させるときですよね。ダルビッシュ、岩隈、黒田、上原、イチロー、青木、他、まだ活躍出来てない選手を含めるとかなりの人数がメジャーで戦っているわけですし、そこへ日本を代表する投手田中将大が加わったのだから、俄然注目度は高まっていると思います。

 メジャーは選手の人数が多いから製作に手間が掛かるのは分かりますけど、そこらへんは海外でのリリースでなんとか回収出来るようにしっかり宣伝してゆけば大丈夫な気がします。アメリカ人に不評の二頭身キャラもゲームを実際にプレイして貰えればまったく気にならなくなってゆくはず。せっかくファミスタのDNAを受け継いでいるゲームが出たと思って喜んだのに、ところどころ残念だったので是非次はコナミさんによろしくお願いしたいですな(´・ω・`)



 注、「R.B.I. Baseball`14」は米国ストアで配信中なので海外アカウントが必要です。