あぁ、今日も一日仕事終わったなぁ〜と思いつつ、ちょっぴりTwitterを覗いた途端に眼にした「永井一郎が亡くなっただと・・・」の文字。
年齢も年齢であるし、意外と言うわけでは無いけれど、仕事で滞在中だったホテルで死因も分からず亡くなっていたという事実には「マジかぁ...」という気分全開になってしまった。
永井さんと言えば、国民的お父さんである「サザエさん」の”波平”であると共に、「機動戦士ガンダム」のドラマ性を高めてくれた名ナレーターでもありました。
時に厳しく。時に優しく。時にコミカルに。永井さんが喋ると場の空気が良く締まりましたね。お父さん、お爺さんを演じさせたら間違い無くトップクラスの方でした。真面目なお父さんから、不真面目なお父さんまで、バリエーションも豊富でしたよね。ある意味癒し系でしたしw
僕が永井さんの声をアニメなどで聴くようなった時には、もう普通にお父さんな感じの声でしたけど、20代の頃とかどんな声してらっしゃったんでしょう?若い頃から渋い声だったのだろうか??(´-`).。oOきっと苦労人だったんだろうな....
馴染み深いキャラとしては、「うる星やつら」の”錯乱坊” 「ドラゴンボール」の”カリン様” 「YAWARA!」の”猪熊滋悟郎” 「らんま1/2 熱闘編」の”八宝斎”などが直ぐ浮かびますが、つい最近でも「スペース☆ダンディ」と言う本気でふざけてるアニメで、”幻のラーメン”を作っている屋台のオヤジ役も良い味出てましたし、80歳を越えていても、まだまだ元気そうだっただけに残念で仕方無いですね。
人間いつか死にます。僕達は確実に年々年老いてゆくのです。当然、大先輩達は僕達より先に歳を取ってしまうから、亡くなるのもそりゃ先になって当たり前。
でも、そんな分かり切ったことであっても、寂しいものは寂しいものもので、いっそ自分が死ぬまで好きな人達には生き長らえて欲しいとさえ思ってしまいます。
好きな相手の死に際を見たく無いっていうのは、ただの逃げなんでしょうね。辛い事は相手任せにしたいという....
これからも沢山の人を葬ることになるでしょうけど、1人1人の人生をしっかり眼に焼き付けておきたいものですね。僕が死んでしまうその日まで....
(-人-)永井さん、ゆっくり御休み下さい....