今回は1巻目とは正反対の「陰」な表紙からも分かるように、箸井さんのダークさが活きた2巻目でした。マナ子ちゃんの笑顔も少なかったし...。しかし、まぶたに眼を描いた誘拐犯や、それを裏で操る変装名人で宿命のライバル的な犯人も現れ、その犯人がなんとあいつの○○だという展開は面白かった。
このぐらいのボリュームでテンポ良く終わらせるのが効果的だとは思うのですが、予想以上に能見マナ子というキャラクターが魅力的でしたので、正直まだまだ彼女と堂本君の煮え切らない関係性共々、続きが見たい気分でいっぱいになりましたね....本当にこの巻で完結なのが残念です。
Twitterを見ていると、同じように「もう終わり?」と残念がっているファンが多く見られました。原作を努めた”坂本光陽”さんが番外篇として、本作に登場した天願刑事目線のTwitter小説を公開してるので、知らなかった方は坂本さんのツィートを1月16日まで遡ると良いかと思います。
箸井さんの魅力的なキャラは当然素晴らしかったわけですが、坂本光陽さんの原作も非常に面白かったですよね?お店に並ぶような商業的な本はハイリコが初めてだったようですが、小説・コミックの投稿・販売サイトである”E★エブリスタ”で5冊ほど公開してらっしゃるので、こちらもチェックしてみたくなりましたwこれからも漫画原作続けて頂きたいものです♪
いつも気付けば単行本が出ている箸井さん。
次は一体どんな作品が現れるのか楽しみに、首を洗って、いや、首を長くして待つこととしましょうか (= ワ =*)

箸井地図HP http://www.interq.or.jp/ol/chizu/
箸井地図Twitter https://mobile.twitter.com/chizu_hashii
坂本光陽Twitter https://mobile.twitter.com/kouyousakamoto9
グランドジャンプサイト http://grandjump.shueisha.co.jp/manga/i/hyreco.html
E★エブリスタ http://estar.jp/.pc/_crea_u?c=U2FsdGVkX18xXOTc5MDkyNmYeU3XrjOxXxXvOCDvaqmcVI1
関連過去記事
『超絶記憶と雑誌乱立の狭間で「ハイリコ」/箸井地図(漫画)/坂本光陽(原作)/2013年/集英社/グランドジャンプ/感想』
http://lainblog.seesaa.net/article/378388363.html