古き良き時代のご都合ヒーロー『ローン・レンジャー』ゴア・ヴァービンスキー(監督)/アーミー・ハマー/ジョニー・デップ/2013年/米国/映画/感想

 無法がまかり通る西部を舞台に、頼りになる相棒”トント”と共に白馬を駆って悪者を退治するアメリカンヒーロー”ローン・レンジャー”


 50年代にアメリカで人気を博した作品なので、あまり日本人には馴染みが無いですけど、目元をマスクで隠し悪者共と戦う姿が似ているので『鞍馬天狗』と比較されたりしていたようです。


 今回作られた新たなローンレンジャーは誕生秘話的な位置にあるため、完全無欠なヒーローと言うより弱点だらけで頼りない感じだが、終盤になれば前半のまぬけで笑えるヒーローから一転、テンポの良い『ウィリアム・テル序曲』にノって華麗なドンパチを見せる男に早変わり。その成長っぷりが格好良いです。



 アメリカの古いヒーローって、どうにも格好が安っぽくて、ローンレンジャーも元のTVシリーズでは中年太りにピッチリした服がヤバいんですけど、新しいローンレンジャーは目元を隠すマスク程度なのであまり気にならなかったのも良かったかな?正直スパイダーマンとか何が格好良いのかいまだに理解出来ませんしw



お腹の辺りやばいっす...



 その代わりと言っちゃあなんですけど、トントを演じる”ジョニー・デップ”の厚塗り化粧がインパクトあって凄かったですねww元のローンレンジャーのトントは見た目普通のネイティブアメリカンなのに、デップと来たら頭に死んだカラス乗せてデスメタルバンドも真っ青な化粧してるので、ただそこに居るだけで笑いを取れるくらい可笑しかったwww


 劇中もデタラメでふざけた事ばかりしてて最高なトント。化粧で素顔が分らないのだから、誰が演じても同じなのかもしれないけれど、こんな七変化を飄々とこなせる役者はジョニーデップしか居ない事でしょうね。








 ネイティブアメリカンや移民への迫害といった黒い歴史的な部分も含まれているけれど、難しい事は差し置いてご都合まみれの勧善懲悪をゲラゲラ笑いながら観れる娯楽作としては上手くまとまった作品です。


 ”トント”とローンレンジャーである”ジョン・リード”のコンビも大いに魅力的なので、是非三部作くらいの勢いで次回作を作って欲しいものだ♪







 追伸、トントの子供時代があまりにも可愛いのでショタ好きは是非行ったらいいよd(。ゝ(ェ)・)

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posted by lain at 16:08北海道 ☔Comment(0)映画