神がかりな髪ネタももうすぐ見納め....「警部補 矢部謙三2」テレビ朝日/TVドラマ/感想

 いやぁ〜矢部謙三2終わっちゃいましたね〜あっという間でしたw




 前回より本家トリックっぽい雰囲気を出しつつも、やっと矢部単品でもしっくり来るドラマになった感じで本当に面白かったです。


 矢部を演じる生瀬さんのアドリブのキレも向上してて、阿呆な総監や秋葉との絡みが美味し過ぎwちょっぴり序盤は浮いてた謎解き役の天才少女も尻上がりに馴染んで来たように思います。


 本当にトリックが終わったあとも、矢部謙三だけシリーズ展開するのも悪く無いかもしれないwww


 シーズン2は全8話とか勿体無さ過ぎますよね。シーズン1は全6話だったけど....(´・ω・`)ショボーン





 さて、とうとうトリック最後の劇場版が来年1月に公開されるわけですけど、もう少し間がありますし、矢部謙三だけじゃなくてトリック本編のTVSPもまたやって欲しいところ。


 そして、「TVSPより劇場版が面白かったね♪」と、今度こそ言わせて欲しいものだ.....








 警部補 矢部謙三2 http://www.tv-asahi.co.jp/yabe/

 さよなら!トリック祭り! http://www.yamada-ueda.com






 関連過去記事




posted by lain at 23:05北海道 ☔Comment(0)てれび

薄汚れた正義とテロリズムの誘惑「HOMELAND シーズン2」/米国/海外ドラマ/感想

 去年一昨年と数多くの賞に輝いた「HOMELAND」

 長年捕虜として閉じ込められていた帰還兵”ブロディ”が、敵に半ば洗脳されて帰国後テロの片棒を担いでしまうと言う問題作のため、とにかく明るいエピソードは何一つ無い。

 しかし、家族の事を思うと自分が「何を」しようとしているのかと葛藤しだすブロディを通し、テロを行う側の正義を少なからず描いていることと、彼を唯一怪しいと見抜いていたCIAのエージェント”キャリー”の危うい孤軍奮闘っぷりにヤキモキさせられるのが面白く、二転三転する緊張感たっぷりな脚本には非常に惹き込まれます。

 
 そんなHOMELANDのシーズン2をスカパーで観終わりました。※シーズン2のネタバレガンガン行きます。





 ブロディに固執し続けたキャリーは病人扱いでCIAを追われ、その代わりにどんどん出世の道を駆け上っていったブロディ。キャリーが居ない今、シーズン1のようにブロディの正体がバレそうでバレない感じで進むのかと思いきや、早々にブロディは拘束されてキャリーの正しさが認められ復職するという立場が逆転する展開がとても序盤良かったですし、家族との絆がズタズタになりながらもCIAとキャリーに協力してナジールのテロに立ち向かったブロディの苦しみの日々も見応えがありました。

 様々な人々の思惑に翻弄されるブロディと、そんな彼を愛しているキャリーの救い難い心の脆さが、この殺伐としたテロ戦争の真っ只中で唯一の希望にさえ見えて来て、あまりの不毛で非生産的な戦いに寂しい気持ちでいっぱいになるのです。


 それでもテログループの幹部であるナジールと、彼等による報復の呼び水となった誤爆撃を命令した副大統領が死に、これでひとまず落ち着きそうな雰囲気になるのだけど、そんな淡い期待も爆風でかき消されてしまう。キャリーの良き理解者”ソール”が大量の亡がらを前にキャリーと再会して破顔するラストシーンがもの凄く重く伸し掛かかって来るシーズン終わりでした.....

 またも苦難に立ち向かうことになる彼等の今後はどうなってしまうのだろう?....


 終わり無き報復の応酬が産む『無』の意味に誰が先に気付いて手を止めるのか。ドラマの行く末だけではなく、現実世界でのテロ問題には本当に心が痛みますね.......

 


 ちなみに、僕はソールが1番好きです♡(ゝω・)v←誰も聞いてない





 公式サイト http://tv.foxjapan.com/crime/lineup/prgmtop/index/prgm_cd/1422



 関連過去記事

  『地に堕ちた正義と哀しみ「HOMELAND シーズン1」/FOXCRIME/アメリカ/2011年/海外ドラマ』

  『罪を罪で購うこの世界で「HOMELAND シーズン2」/FOXCRIME/米国/2012年/海外ドラマ』

哀しみと言う名の鎧を纏う孤高のヒーロー「トワノクオン」飯田馬之介(監督)/もりたけし(監督協力)/2011年/アニメ/感想

 最終回が思い出せなくてモヤモヤしたので「トワノクオン」を全6話観直してみました。



 最近じゃ当たり前の、劇場公開から各種メディアに展開した今作は、「WOLF'S RAIN」や「交響詩篇エウレカセブン」「DARKER THAN BLACK -黒の契約者-」など、特殊な能力を持つ者達が迫害に逢いながらも”己の道”を歩んでゆく叛骨精神溢れる作品が目につく”ボンズ”が製作した変身ヒーロー物。

 能力者達の存在を驚異に感じた秘密結社”オールドー”が差し向けて来るサイボーグ部隊から、能力に目覚めたばかりの子供達を護ろうとするのが主人公の”クオン”。 彼は身体を変容(仮面ライダーの怪人に居そうな風貌)させる事が出来るうえ、どんな大怪我も治ってしまう不死の能力者だから自分の命を顧みずに仲間を助けようと戦い続ける。しかしどんなに仲間を助けても満たされない憤りに取り憑かれた彼の背中はとても哀し気。どんなに身体の傷は治っても、心は癒される事が無い彼は本当に孤独で可哀想だ....


 しかし背負う物の大きさこそ変身ヒーローに欠かせ無い魅力なのは事実だ。戦いに使えそうな能力を持つ者が少ない仲間達を護るために、どんどん独りよがりになってめちゃボロボロにされるのがまた格好良い。目覚めたての能力を上手く制御出来ずに自滅してゆく子供との交流や、敵の実動部隊であるサイボーグ達の葛藤なども、クオンの葛藤に一役買ってくれています。
 
 だけどね、僕は彼以上に悠久の時間を生きて、傷つき続けて来た男を僕は知っているので、クオン君はまだまだ幸せ者だなって思ったりもするんですよねw

 その男とは”超人ロック”の事なんですけど、知ってますかね?



 SF漫画を中心に同人活動からのし上がり、ぶっちゃけほぼ「超人ロック」一本で数ある雑誌を渡り歩いていまだに連載を続けていると言う鉄人漫画家”聖悠紀”さんの作品で、並外れた超能力者の”ロック”が、何度となく若返りを繰り返しながら様々な星で足跡を残してゆくSF版”水戸黄門”とも言える名作です。 

 そんなロックさんにもクオンみたいに仲間を保護しようなんて考えた若気の至りがありましたし、何度も若返る事が出来るロックさんは不死身。自分の想いに反して世の中が動いてゆく哀しみに、怒りと虚しさを深めてゆくのもダブって見えてしまいます。



 既にざっと数えただけで100冊前後の歴史がある超人ロックと、たった六話分のトワノクオンを比べるのも酷な話ですが、あまりにも似たシチュエーションだったのでついつい脱線しましたww

 トワノクオンは、もっともっとエピソードを作れる余地が在りそうなのに続編の話が上がらないのが残念でならなりません。オールドー自体は壊滅していないので「その後」のストーリーでも良いし、過去話でも良いから企画を練ってるクリエイターがいると嬉しいですね。

 現実問題として儲からなかったから続きはやらないってのが大きいのでしょうし、当初から企画・監督していた”飯田馬之介”さんが亡くなってしまった事も続編を困難なものにしてしまった気もします。

 個人的にはこの手の能力者物が大好きだし、超人ロックを思い出す方が増えそうなクオンの苦労話がもっと観たい。彼が頑張ればかつて超人ロックファンだった人達の心にロックが蘇るという図式も嬉しい限り♪

 超人ロックが好きな人、好きだった人は要チェックな作品だと思いますゞ(*ゝω・)b




 トワノクオン公式サイト http://www.towanoquon.com/index.html

 聖悠紀のオフィシャルサイト http://www.denkaba.com
 
posted by lain at 21:16北海道 ☔Comment(0)アニメ