果てしなき楽園を目指して『Battlestar Galactica』/2003〜2010年/Sci Fiチャンネル/スーパードラマTV/海外ドラマ/感想

 ここ50年の間に、「スタートレック」や「スターウォーズ」が産まれ、映画やTVドラマ、アニメにいたるまでSF作品は長年”カタチ”を変えて愛されて来ました。

 僕が産まれた年に作られた「宇宙空母ギャラクティカ」も、そんなSFブームに乗っかった作品で、2003年からリメイクされましたわけですけど、旧作をあるていど踏襲しているわりに、まったく古臭さを感じ無い作品性がもの凄く重厚で夢中になれる作品でした。




 人類が自ら作り出した機械(サイロン)達に反乱されて滅亡の危機に落ち入り、追っ手を振り切りながら既に伝説と化している人類発祥の地”地球”を目指すと言うストーリーは、今でこそSF作品で数多く見られるものですが、相手の機械が人間以上に”神”の存在を信じている作品はギャラクティカをおいて他に無いのではないか思うほど、科学的に説明不可能な事象が人類とサイロンに次々と起き、それらを目の当たりにしているうちに敵であるサイロンの一部と人類は共存の道を模索するようにもなってゆく展開はなんとも皮肉で面白い。

 地球を目指す間に絶望と希望の入り混じった様々な出来事が起きてゆくので、毎シーズン果てしなく濃密な宇宙の旅を味わえるのがとても好きでした。人間ドラマとしても、SFとしても、ここ数年の中では群を抜く世界観を与えてくれたと思います。

 現実的なSF世界に宗教的な要素を絡めてハードなヒューマンドラマにするあたり、米国人のセンスの良さが光ります。



 おかげで沢山好きなキャラがいるギャラクティカ。それぞれの魅力を書き始めたらキリが無いので書きませんが、兎に角オヤジ達がカッコイイ作品だったので、おっさんが熱いのをお望みなら、これは絶対外せないでしょう!

 是非その目で、ギャラクティカの艦長”ウィリアム・アダマ”の不器用な生き様を胸に刻み付けて下さいd(。ゝ(ェ)・)


So say we all!!


 スーパードラマTV http://www.superdramatv.com/line/galactica/index.html