挫折。そして挫折....「System Shock2 」Irrational Games/1999年/Win/Steam/PCゲーム/感想

 あ、どうも。基本的にPCゲームはコンシューマへの移植待ちな葉月ですo┐ペコリ



 もう数年WinマシンじゃなくてMacをメインで使っていますし、コンシューマの積みゲームで手一杯で極最近初めたばかりのSteamも全然触っていない状況では、正直PCゲームは面倒で仕方無い...


 それでも今回、5/11にSteamで配信が開始した「バイオショック」の前身である『System Shock2』がどうしてもやってみたくて買ってしまいました。






 で、WinマシンにSteamをインストールして早速遊ぼうと起動したわけですが、思いの外マウスとキーボードで遊ぶ操作性に辟易してしまい直ぐに挫折。これでも十数年前はキーボードで色々とPCゲームやってたんですけどね....最近の(System Shock2の初出は1999年)ゲームは複雑な操作が多過ぎて、ゲームパッドが無いと非常に辛いです。




 仕方無くゲームパッドを購入しキーコンフィグで自分の使い易い配置に変更しようとしたんですけど、今度はアナログスティックがSystem Shock2のコンフィグで割当出来ずガックリ。Steamのゲーム全体が駄目なのではなく、ソフトの方の問題かと思うんですけど、詳しく無いので四苦八苦.....ようやく説明書にゲームパッドのキー配置をアシストしてくれるソフトがある事を知り、なんとか設定してまともにパッドで遊べるようになりました。




 まあ案の定と言うか、PCで快適にゲームを遊ぶには手間隙かかりますねぇw元々知識が無い分ほんと疲れました。で、ここまで執着して始めたSystem Shock2ですが、遊んでみると半端じゃ無く難しいです。イージーで始めたものの、監視カメラに見つかると敵がじゃんじゃん襲って来ますし、銃の弾丸も直ぐに底をついてしまいます。今じゃ恒例になったレンチも思うように振るえずゲームオーバーの嵐が続きました.....


 それと高難易度も問題ですが、RPG要素があるゲームは言語の壁が非常に厳しいです。ストーリーは雰囲気でなんとかなりますけど、攻略はサイトを見ずに遊ぶのはほぼ無理です。無線でどこどこへ行けと言われてもまったく何の事やら意味不明。CoDのような画面に表示される指示通り遊んでいればなんとかなるゲームならいざ知らず、情報を正しく理解出来ないとこの手のゲームは歯が立ちません。柔軟な思考と英語力を誰か下さい(´;ω;`)ブワッ


※日本語化サイトがありパッチも存在しています。ただ失敗しましたw





 色々と辛いばかりで最後まで遊べる気がしませんが、まんまバイオショックをSFにした感じで世界観は最高に好きなので、ちびりちびりと攻略サイト様のご厄介になりつつ進めてみたいと思います....


 あぁ、XBOXとかでHD版配信されたりしないかなぁ。日本語ローカライズ付きでw


 それが駄目ならバイオショックの次回作は宇宙の閉鎖空間物にして欲しいっすね♪そろそろレトロな雰囲気から脱していい頃だと思いませんか?((o(´∀`)o))ワクワク







posted by lain at 22:05北海道 ☔Comment(0)ゲーム

2人のゴッホの物語「さよならソルシエ 1巻/穂積」フラワーコミックスα/小学館/2013年/漫画/感想

 デビュー作である「式の前日」が様々なところで好評を博した”穂積”さんの新刊であり、初めての長編と言う事で、うっかりジャケ買いしてしまったわけですが、まさかのゴッホ兄弟のお話とは思いませんでした(帯や裏表紙のあらすじに眼を通して無い残念な人...)

 
 
 ゴッホと聞くと、不安定な歪んだ線を幾重にも引いて素朴だけど温かさのある絵を描く”黄色”の人といった印象がありましたが、彼の人間性までは深く知りませんでしたし興味も無かったのですが、今作の主人公であるゴッホの弟とゴッホ自身があまりにも美化されているので便利なGoogleさんでざっと調べてみました。


 ゴッホについて書かれた本や番組を見た方のブログ等によれば、ゴッホ(兄)は相当イカレたお人だったようで、一番の理解者であり一生懸命に兄の絵を世の中に広めようとしているテオ(ゴッホ弟)に相当酷い言葉を手紙で送っていたそうだ(逆にベタベタな愛を綴ってもいる)
実の兄であり素晴らしい才能の持ち主だと心から認めていなければ、速攻で見放したくなるほどのツンデレた”かまってちゃん”だったようです。

 自分の世話を焼いてくれた弟に恋人が出来てからは更に疑心暗鬼に落ち入って相当酷い状況で、もう兄弟と言うよりタチの悪い元カノ的な感じで、最後にあんな死に方を選んだことも残された者のことをまったく考えていない所行としか思えません....


 ゴッホの死後、テオは心労が祟って弟も数ヶ月後に亡くなっていますし、後世に名を残すほどの人はやっぱり人格者たりえないものだなとつくづく思いました。ハッキリ言ってゴッホ自身より弟のテオとテオの家族の方をこそ、”ゴッホ”を長きに渡り語り継いだ偉人として誉め称えるべきでしょう。ゴッホがいなくともきっと違う才能がその穴を埋めただけの事と思いますし、彼の他にも日の目を見れなかった画家達は沢山いたわけで、たまたま家族に恵まれただけの男がゴッホであったのかもしれません。


 
 で、前置きが長くなりましたが、こんなドロドロした関係だったゴッホの危うい兄弟愛がすっかり穂積さんの仕業でBL風味になってはいるものの、切れ者なブラコン野郎のテオが、絵だけが取り得の兄貴の為に、裕福層向けの絵しか芸術として認めていなかった当時の絵画界を内側からぶち壊そうとする展開が実際の人物像とはかなり掛け離れていますが、フィクションとしては結構楽しめます。いっそオリジナルのキャラでこの話にした方が違和感が産まれなかったような気もしますけどねw

 今年はゴッホ生誕160周年と言うタイミングでネタとしては非常に旬ではありますから、あくまでもゴッホ兄弟の顛末を知っている方が書いた希望的観測の物語として楽しむのが良さそうです。



 この本と共に穂積さんの短編集「式の前日」も合わせて読みましたが、全体的に綺麗にまとめようとするきらいがあって、見てて少々照れ臭いところも多いです。しかし各話ごとに主役とストーリーに色々と変化を付けていて一筋縄でいかない情緒が上手いなぁ〜とも思いました。

 ただ、描き分けによってキャラの雰囲気がもう少し成熟していればもっと夢中に読めたかな?「モノクロ兄弟」と言うエピソードの初老の兄弟があまりにも見た目と違う仕草や言動だったのがどうにもしっくりこなかったです。おそらく老人を描くのは苦手な方かと思われますw


 話題の漫画家さんとはいえ、やはり新人は新人。しかしこの先が楽しみな新人である事は間違い無さそうですね♪

ゴッホ兄弟のお話。



ゴッホ美術館サイト http://www.vangoghmuseum.nl/vgm/index.jsp?page=12532&lang=en


  『ゴッホの絵画を「チルトシフト」で撮影したら驚きの結果に(16枚)』

【 あの人の人生を知ろう~ゴッホ兄弟 】 http://kajipon.sakura.ne.jp/kt/gogh.html

  『Vincent and Theo』(ゴッホ兄弟が気になる方のブログ)

  『ゴッホ生誕160周年・ゴッホ美術館開館40周年を祝おう(オランダ)』
posted by lain at 07:25北海道 ☔Comment(0)漫画