吉富さんの暴走は止まらないっ!?「スクール人魚」吉富昭仁/秋田書店/チャンピオンREDコミックス/2013年/漫画/感想

 百合本を出したときも、そろそろ本気(本性)出して来たな吉富先生っ!って、思いましたけど、今度のスクール水着な人魚本には開いた口が塞がりませんでしたw

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 深夜の学校のプールに現れると言う”人魚”の肉を食べると恋が叶うと書かれた手帳を見つけた少女達が、片手に凶器を持ってどう見ても人間にしか見えないスク水の人魚を狩ると言うなんとも奇抜で間抜けな設定がどうにもこうにも笑えるわけですが、少女達は大本気で恋を成就する為にライバルを蹴落とし人魚の肉を喰らい続けるので、もの凄くシュールだけどなかなかに女子の狂気さが怖い学園ホラーになっています。

 夜明けまでに人魚の肉を喰らわないと自分も人魚にされてしまって、「ピィ」としか言えない存在になってしまうとか意外と怖いっす(;´Д`)



 まあでも吉富先生はホラーが描きたかったわけじゃなくて、スク水の女の子達を描きたかっただけなんだと思うんですよねw旧タイプのスク水をあえて選び、水着独特の皺の入りかたを再現してる辺りにはめっちゃこだわりを感じますwww

 初出が数年前で、単発の短編で終わる予定だったそうですが、まだまだ続きが出ることになっているようで、吉富さんも相当力を入れて続きに挑むことでしょう。もう既に1巻で行き詰まってる気がしなくもないですけどねw


 
 そろそろ吉富さんには「EAT-MAN」みたいな硬派な作品に戻って来て欲しいと思ってしまった1冊でした (= ワ =*).。oOスクミズ キライジャナイケドサ.....♡
 

 
 公式HP http://homepage3.nifty.com/garigarikun/



 関連過去記事

  『これは変態だぁ!「しまいずむ/吉富昭仁」/つぼみコミックス/芳文社』
posted by lain at 20:51北海道 ☔Comment(0)漫画

怖く無くなったホラーの行方は...「バイオハザード6」/カプコン/2012年/PS3/XBOX360/ゲーム/感想

 発売から半年ほど経過したバイオ6を、安売りしてた海外版でちんたら遊び、シナリオを一通りクリアしました。



 北米版を買ったワケですが、既に多くの人が確かめた通りリーフリで、普通に起動したら日本語化されていました。グロ表現は本体のリージョンで判別し表現規制が切り替わるので、北米本体で起動すると敵キャラの欠損が解禁されるようになっているのですが、それほど激しい欠損では無いので国内版で充分な感じ。


 ゲームの内容についてはあえて書く必要も無く、良くも悪くも『バイオ』だなと思いました。

 4人のキャラごとの視点で今回の騒動を体験してゆくと言うコンセプトは面白いし、それぞれに違うUIを用意したり違う遊び心地(レオンなら今まで通りのバイオ。クリスはバリバリのミリタリー物。エイダだとスニーキング)を演出しているのも悪く無いと思うものの、無駄にQTEが入るのは頂けないしベタ過ぎるシナリオは先が読め過ぎて全てのキャラで遊ぶ意味が弱い気がしました。

 このキャラを進めることによって初めて本来のストーリーが見えて来るといった部分は”エイダ”編のみだったように思います。どのキャラのお話も何処かの映画で観たような展開ばかりで、それが完全に悪いとまでは言わ無くとも、もっともっと先が読めないスリリングな脚本が欲しかった。それでなくとも敵が怖く無くなったホラーっぽいムービーゲームになってしまったわけだし....

 せっかく複数の主役を配置したのだから、いっそこのキャラでの選択がこのキャラのエンディングに影響するといった、マルチエンディングの形をとった方が盛り上がると思います。PS3で発売された「ヘビーレイン」のように、主役級のキャラが1人死んでも、2人死んでも、ちゃんとエンディングまで行けるシステムの方が、リプレイ性に富んでいて飽きずに何度も遊べるのでは無いでしょうか?



 とはいえ、バイオはこのままバイオで良いとも思わなくもない。もっさりしているからといって、慣れた操作感を無くすのも違うだろうし、安っぽくてセンチな展開ではなく理不尽にお馴染みのキャラが死んでゆくのも違う気がします。お馴染みのキャラから新キャラまで、充分に出来上がっていて”クリス”と相棒の”ピアーズ”は腐女子的に最高だったし、”シェリー”は眩しいほどに白くて可愛いし、もしも実写化したならばキャストは”椎名林檎”しかいないなって思った”エイダ”はいちいち皮パンヒップと胸元がエロかったしね♡(結局そこかっ!)

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 和ゲーの続編はこう作るという教科書通りのポイントを抑えた隙のないキャラ配置は結構良かったですよ実際。結局ウィルスとの戦いがイマイチ進まなかったことが問題なのかもしれません。そろそろ一旦シリーズを完結して、新規キャラで新たなバイオを構築すべき時が来たのかもしれませんね....



 ちなみにだらだら遊んでいた僕のプレイ時間は20時間を越えました。マルチのマーセナリーズ等で遊べることを考えても、ボリューム面はなかなかのものがあります。見辛いカメラワークに少し酔いそうになったりもしましたが、操作面でもなかり改善された部分もありましたし、賛否あっても商品としてはそれなりの完成度があったと評価すべきでしょう。

 ここ数年バイオに触発されて作られた”デッドスペース”が怖さとゲーム性で目立っていた分、バイオにも1や4のような恐ろしさを求めてしまって5や6が物足りないと感じてしまい、期待の大きさから過剰に辛い感想に結びついている感じがします。まあ、ぼくはまともに1や4をクリア出来ていないので、普通にこういうゲームなのだと5や6を遊べているだけとも言えますけどねw



 なんだかんだ言っても、ちょくちょくコープしてくれるフレと無駄に地面に這いつくばってゴロゴロローリングしたり、馬鹿っぽく掛け声を掛け合ったりするのが地味に楽しいバイオ6。

 いずれ出るであろうナンバリングの7作目はどう期待を裏切る作品になるのか?

 良い方向でも悪い方向でも楽しみではありますね (= ワ =*)
posted by lain at 07:12北海道 ☔Comment(0)ゲーム