春アニメについて少しもぞもぞ...

 ついこの前新年明けての新作アニメが放送開始したぐらいに思っていたのに、あっという間に春アニメも出揃いGWの話もちらほら見掛ける時期になってるとか、歳取ると時間の流れが速いなんて言いますけど、ガチで速いっすね....(´・ω・`)←夏には35歳



 さて、いつも通りBSじゃないとアニメの放送数が少ない北海道なので、やっと新作をだいたいチェック出来たこのタイミングで僕の中でまとめてみました。

 
 ※北海道は旭川での放送スケジュール順に並べたもの↓


 日曜日
  
  宇宙戦艦ヤマト2199
  ガラスの仮面ですが
  這いよれ!ニャル子さんW
  
 月曜日

  ムシブギョー
  
 火曜日

  進撃の巨人
  マイリトルポニー
  ロボカーポリー
  アラタカンガタリ〜神話語

 水曜日

  翠星のガルガンティア
  変態王子と笑わない猫
  LINE TOWN
 
 金曜日

  銀河機攻隊マジェスティックプリンス
  はたらく魔王さま!
  惡の華
  波打際のむろみさん
  とある科学の超電磁砲S
  非公認戦隊アキバレンジャー シーズン痛
  レッドデータガール

 土曜日

  団地ともお
  ぼくは王さま
  プリティーリズム・レインボーライブ
  探検ドリランドー1000年の真宝ー
  学園NINJAランディ
  断裁分離のクライムエッジ
  カーニヴァル
  俺の妹がこんなに可愛いわけがない
  デビルサバイバー2
  やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。
  フォトカノ
  革命機ヴァルヴレイヴ


 継続して観ているものも合わせると38本(内新作30本)新年から観てたアニメよりちょっぴり多いほどなので、相変わらずアニメ業界の勢いは止まっていないようですね。

 今回もいつものように可愛い女の子達にモテモテなアニメだったり、既に笑いにしかならないような特殊な事情&能力を抱えたキャラ設定アニメなどが多く並んでいますが、意外と面白い子供向けアニメがあったり、話題の漫画を原作にした野心作が数点あったり、珍しくロボット物が多かったりと、なかなかに個性的なラインナップが顔を揃えた気がします。



 似たようなアニメばかり最近観ていたので、1番遠ざかっている子供向けのアニメも観るようにこの頃しているのですが、観始めると案外大人での楽しめる部分がありますし、幼かった頃に気付かなかった事が見えたりして新鮮な気分になって良い感じです。

 今続編を放送中の「とある科学の超電磁砲」”白井黒子”役等を演じ、「オオカミさんと七人の仲間たち」では軽快で面白いナレーションが光っていた”新井里美”さんがOP&ED&ナレーションまで努めているダメダメで子供っぽい王様の物語『ぼくは王さま』は、教育テレビを毎日観ていた頃を想い出させる温かみがあるし、『マイリトルポニー』は兎に角テンポ良く色鮮やかなポニー達が所狭しと動き回るのがとても可愛い。主役は”沢城みゆき”なのでなおの事ツボに入りました♡

 それから90年代を舞台に(おそらく)したマンモス団地のほのぼのしたアニメ『団地ともお』がとても良い。勉強も運動もお手伝いもろくに出来ない主人公の”ともお”だが、持ち前のマイペースっぷりで子供らしい騒動を起こすのが微笑ましい作品だ。今の子供達には馴染みの無い光景と雰囲気で新鮮だろうし、僕等30代〜40代の世代には子供時代を想い出させてくれるものになっています。



 打って変わって三者三様なロボットものの話ですが、外敵と戦うために産み出された子供達が、ぶつくさ言いつつ自分達の感情にダイレクトに反応して動く人型兵器に乗ると言う、なんとなく現代っ子を意識した作りが微妙に鼻につく『銀河機攻隊 マジェスティックプリンス』

 ガンダムやエヴァの呪縛から逃れ切れていない印象を受ける平和ボケの中立国への敵襲来展開から、「ニンゲンヤメマスカ?」と言う唐突なメッセージとその後の主人公の特殊能力が奇抜で、3作の中でも足掻き方が激しい為にどう転んで行くかが怖い気もする『革命機ヴァルヴレイヴ』

 もの凄く高度な科学力をもって作られたロボとそのパイロットが、戦いの混乱の中で人類発祥の地である地球に何故か辿り着いていて、陸地を失っても生き残り海の上で文明の名残を抱えつつ逞しく生活していた地球人類と接触。その科学力の差をもってヒーローになってゆく展開が心地良い『翠星のガルガンティア』

 どの作品も正直今後の展開次第でどう転ぶか分らない状態ですが、生暖かい眼差しで見守りたいものですね (= ワ =*)



 他にもテレビ放送がやっと決まった『宇宙戦艦ヤマト2199』や、巨人の気持悪さと人間の死に様がキツイ『進撃の巨人』コミック最新刊が出るかもしれないガラスの仮面のショートアニメ『ガラスの仮面ですが』等々、まだまだ面白い作品があるのですが、その中でも一際異彩を放つ作品が『惡の華』でした。




 退廃的な作風の"ボードレール"をこよなく愛す主人公が、出来心で好きな女の子の体操着を盗んでしまい、それをクラスのつまはじき者の女子に見られ、秘密を握った女子に生活を掻き乱されてゆくって話で、本を読んだだけでクラスの誰よりも高みに居るつもりになっている気持ち悪い主人公が、何を考えているのか分からない女子に振り回され、みっともない様を曝け出し続けるのが、下手なホラーより怖くて見てるのが辛いほど緊張感があると思いました。

 原作を無視した作画スタイルが賛否ありますが、実写では輪郭がハッキリして役者が前に出てしまうところを、あえてトレースアニメにしたおかげで絶妙なさじ加減の緊張感が出せているのだと僕は思うので、あえて萌えが捨てきれていない原作漫画とは一線を画した手法こそ今作を際立たせているのだと思います。

 他にもOPの見せ方とか、EDの被せかたとか、効果的な音の入れ方も素晴らしいし、ときどき緩急をつけるために用意したキャラの魅力も良い。色んな良さがあって書き切れませんが、間違いなく「惡の華」は注目せずにいられない作品と言えるでしょう。

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※ついつい描いちゃった...


 みんなそれぞれ好みがあると思いますが、こういった今の売れ筋基準から逸脱した作品があってこそ、アニメはいつまでも面白いコンテンツであり続ける事が出来ると思いますし、「こうじゃなきゃ駄目」と言う型にハマってゆけば、表現の可能性をつぶしてしまいかねません。


 実写だから出来る事。アニメだから出来る事。

 そんなにハッキリと分ける必要は無いと思います。PC上で様々な処理が出来るようになった今、それぞれを分けて考えるより、どう組み合わせてゆくかが肝心なのでは無いでしょうか?

 劇場版エヴァの「Air/まごころを、君に」や、「イデオン」を観ていた時に実写が挿入された時はその意図があまり理解出来ませんでしたが、今思えば素晴らしい演出への挑戦だったように思えます。

 試されるべきは作り手以上に僕ら視聴者の柔軟で視野の広い感受性。歳を重ねるごとに凝り固まってゆく心をいかに解きほぐしていけるかによって、面白いものをこの世界に増やしていけるかが決まるのかもしれません。



 そんな大袈裟な事も考えてしまった、充実の春アニメでした.....
posted by lain at 19:40北海道 ☔Comment(0)アニメ