SBK初鑑賞なう♡

SBK
 ガッチガチのワークス特製バイクを使ったMotoGPとは違い、市販車ベースのSBK(スーパーバイク世界選手権)


 MotoGPで夢破れた連中のたまり場くらいの感覚しか無かったので、今までまともに観た事が無かったものの今年から観てみる事にしました。




 まず感じたのが懐かしさwロッシのチームメイトでもあったカルロス・チェカや、これまたロッシと面白い闘いをしていたマルコ・メランドリ等、MotoGPで見た事のある名前の人が沢山出ていて、何年も音沙汰が無かった友人から年賀状が届いた時みたいな気分になってしまったww


 残念ながら2人はR.1で接触してクラッシュしてしまいましたが、ワークスとしてはMotoGPから撤退した川崎やSUZUKIやAprilia 、そして4輪で有名なBMWが同じサーキットで走っている事が新鮮で面白いですね。


 去年までで引退してしまった暴れん坊”マックス・ビアッジ”の走りももう一度観たかったなぁ。この人はロッシとの対立も見所の人でしたからw



 MotoGPでは活躍しきれなかったチーム、ライダーが活き活きとしてる(MotoGPで鳴かず飛ばずだったシルバン・ギュントーリが優勝したりするくらいw)事、2気筒、4気筒がごちゃまぜなところや2ヒート制だったりするところ等、しっかりとMotoGPとの差別化を図っているのでこれはこれで楽しい。


 ただMotoGPに比べると排気音が地味でボソボソ言ってたり、リプレイの挿入が少なかったり、解説の情報量も物足りない感じなのが残念。バイクに掛けるお金を削減しているSBKは、運営費も同様に削減してたりするんでしょうね。ついでに日本人ライダーが今年は居ないって言うのも寂しいかな…...




 エンターテイメントとしては味気ないところも多々ありますが、なかなかハングリーなレースを楽しめるし、1年を通して観て行けばどんどん面白い事になって来そうな予感がするので先が楽しみです♪


o孕o三 ブ-ン ←バイクのつもり




 SBK公式HP(英語)http://www.worldsbk.com/en/home.html


朽ちた壁と茂るツタ「廃墟少女」/尚月地/講談社/2013年/漫画/感想

 世の中には『廃墟マニア』なる人達がいて近年増加していると聞きますが、確かに廃墟の時間が停まったような佇まいは妙に落ち着くところがあります。

 人為的建造物が人の手を離れ自然と融合し新たな秩序を作り始めている姿は、なんとも言えない神秘さがありますよね♪



 そんな廃墟と思春期の少女を組み合わせた本作は、女性作家とは思えないレベルの情報量で廃墟が描き込みされており、作者の独特なタッチが退廃的な世界感にマッチしていました。

背景が良い♪


 ストーリーは全体的に荒削りですが、終わり方がとても良いし、キャラ絵が美麗な分あえて崩した時のギャップも面白い。ついでに男の子キャラのきわどい姿もエロティシズムを感じさせて素晴らしいので腐女子大満足♡

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 この漫画家さんなら”江戸川乱歩”の原作をいい雰囲気で描けそうな気がしますね。”長田ノオト”さんとはまた違った耽美な明智&小林少年が見れそうですよ♪



 今回の廃墟をモチーフにした短編集は、ほとんどがちょっぴり恐くて切ない物語で、少女2人の淡くて危うい友情物から、音楽が「見えて」しまう道を失った音楽家の苦悩話や、亡き兄を慕っている少女に兄のフリをして接しているうちに心惹かれてゆく男のなけなしの勇気が見れるお話など、どれも個性的で面白かったですが、作者があとがきで書いていた通り一作だけギャグ満載で毛色の違った最後に収録されていた「帽子の上の丘」と言う話が1番面白かったです。

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 貴族や金持ちに派手なだけの帽子を売りつける帽子職人の”トーマ”が、うっかり迷いこんだ廃墟から抜け出す為に廃墟で出会う人全員にそれぞれ合った帽子を作る羽目になり、そこで失いかけていた職人としての魂と亡き母への想いを取り戻すと言うお話で、非常にキャラが立っていて帽子職人と助手のやり取りが絶妙だし、しっかり良い話も盛込んでいるので一粒で何粒も美味しいくらいまとまりが良かったです。少し設定を弄ればシリーズ化しても良いくらいw



 ちょこっと読んだデビュー単行本の『艶漢』も美麗なキャラ&バックの描き込みが個性的で良いし、ギャグと毒のある展開がバッチリ好みなので次は艶漢を読もう♪ v*‘ω‘ )



 尚月地公式HP http://naotukiji.main.jp

 作者ブログ http://blog.naotukiji.main.jp/

喰う・寝る・セックス...『SHAME』/マイケル・ファスベンダー(主演)/スティーヴ・マックイーン(監督)/2011年/イギリス/映画/感想

 壮大な愛の物語でもなく、ド派手な御涙頂戴でも無いのに無性に哀しくなる映画を観ました。



 『SHAME』(恥)と題されたこの映画は、”性依存症”の男の泥沼で雁字搦めな私生活と、妹との難しい関係を描いた作品で、妹の不安定な精神状態に振り回される主人公の”ブランドン”はそのプレッシャーに負けて激しい自己嫌悪を抱えたまま乱れた性を繰り返してゆく。

 連日売春婦を呼んだり、PCでアダルト動画をみたり、会社でも我慢出来ずにトイレで自慰行為をし始める始末...

 寝ても覚めても性行為の事しか頭に無いのだ。



 どんどん歯止めが効かなくなってゆく彼は、自分の弱さを棚に上げて妹を詰り終わりの無い自己嫌悪を抱えたまま、堕ちる所まで堕ちてゆく。

 汚れてゆく自分に絶望してしまう気分とか分るので、彼の痛々しい姿があまりに哀れで切なく見てて辛い....


 自分をどうにかしたいのに変えられず、堂々巡りに何度も過ちを繰り返すところなんか救いようが無くて本当に痛いです。タイトルの通り『恥』に苦しむ男の体当たりな姿を演じた”マイケル・ファスベンダー”の鬼気迫る演技力は馬鹿に出来ませんね♪

 僕が思うほどいわゆる濡れ場のシーンの撮影って言うのは役得ではなく大変なのでは無いでしょうか?他人に知られたく無い素の自分を出さなければ長時間の濡れ場を乗り切る事は出来ないと思います。それ以外の場面でも長回ししてるカットが多いので大変だったでしょうねw

 彼の熱演だけではなく、音楽やカメラの位置、あらゆるシーンの間の取り方が上手いのも見逃せません。淡々としていて派手さは無いけれど、素晴らしい仕事を監督一同は成し遂げていると思うのです。

 まさに縁の下の力持ちw



 まだまだ自分があまり踏み込んでいない映画の世界があるなって思えたSHAME。僕にとって想い出深い1本になりそうです。

 こんなに素晴らしく自己嫌悪が重い映画久し振りだ.....



 公式HP http://shame.gaga.ne.jp
posted by lain at 22:13北海道 ☔Comment(0)映画