要メガネ着用!(`・ω・´)つ┏◎-◎┓『奥華子 弾き語り 2013 Last Letter 1/26(土)Zepp Sapporo』/感想

 大雪になると言う予報がズレ込み、拍子抜けに終わった本日26日の正午過ぎ、久し振りにZepp Sapporoへと到着しました。

 ”奥華子”さんの弾き語りLIVEを観に行ったわけですが、指定席なのに寒い中大勢の人が既に並んでいて、ファンの熱心さを感じましたね♪

 僕も一応ファンではありますが、所詮あのアニメ映画のテーマ曲から入ったにわかで今回が初参加な華子LIVE初心者でしか無く、角の方で小さくなって並んでおりました...

 ざっと観客を見渡すと、意外に男性客の姿多かったですね。カップル連れが多いのもありますが、僕のように独りぼっちな男子も大勢いて、きっと女性ばかりだろうと臆していた僕が胸を撫で下ろした瞬間でもありましたw

 みんな草食系なのかなぁ...(´-`)


 今回のツアーは昼の部に弾き語りを、夜の部はバンド編成でのLIVEを行う2本立てだったのですが、僕はあえて奥華子さんならこっちが合うだろうと弾き語りの方選びました。

 実際LIVEが始まると、お客さんと1対1で勝負する路上LIVEのように1曲1曲を本当に丁寧に歌い上げ、その曲に込められた想いまでしっかり伝えてくれるのがとても嬉しかったです。で、やっぱり弾き語りは良いな〜♪と思う半面、MCで話し始めると本人も自認している通り僕等が思ってた奥華子像とは違う、明るくフレンドリーにはしゃぐ女の子になっていて、いい意味で意外でしたww

 その後も結構ファンを弄る奥華子さんのノリは、僕の中での弾き語りのイメージを完全にぶち壊すスタイルで、流石路上から這い上がって来た人は絡み方が一味違うなとか、変に感心したりしなかったりw兎に角奥さんはどんな会場に立っていても原点をけして忘れない人なのでしょうね。

 アンコールのラストソング『自由のカメ』なんて、みんなにラララ〜のところを一緒に歌わせながら、自分はステージから降りて客席の間を駆け回っていたりして、とてもアクティブに自分を動かそうとしてる人なんですよ、奥華子と言う人は♡

 でもやっぱり根は後ろ向きで彼女が作る曲は何処か無い物ねだりで諦めムードなのだけど、だからこそ諦めたくないと言う葛藤が伝わって来る。華子さんみたいに歌に真っ直ぐな人ってやっぱり良いね。駄目な自分を曝け出し、もう進みたくないってくらいに落ち込んでも、進むべきなんだって言える意思が美しいよ。

 

 そんな素朴不器用でちょっぴりお調子者だが勇者な奥華子さんだが、今回のツアーを最後にしばらく大きなLIVE等のイベントを自粛するとおっしゃっていました。

 とても言い辛そうに語る奥華子さんの表情と声からは、今の彼女が抱えるジレンマが素直に伝わって来て思わずこちらが泣きそうになってしまいました。自分が思っている以上に、彼女は周りから「求められる」人間になっていたのでしょう。

 活動を縮小する事が不安だと語りつつも、BEST盤で一区切りが付いた今しか無いと決めたのは英断だったと思います。無理矢理ひねり出した歌詞よりも、日常から自然に溢れた感情に名前を付けたような歌詞の方が、絶対に長い刻を越えて記憶に残るはずですから。


 今日のZepp Sapporoのように、全てを曝け出した奥華子を残り2会場でも見せて欲しいし、ファンの皆さんも悔いが残らないように、今の彼女の精一杯を観に行って欲しい。

 臆病で落ち込み易い僕達の代弁者”奥華子”さんが、また僕達に逢いたいと心から思えるように....


 また逢える日を楽しみにしていますよ、奥さん♡ゞ(*ゝω・)ノ



セットリスト

 1.君にありがとう
 2.やさしい花
 3.小さな星
 4.笑って笑って
 5.どさん子華子のうた
 6.一番星
 7.押し花
 8.楔
 9.最後の恋
 10.あなたに好きと言われたい 
 11.ガーネット
 12.初恋
 13.愛を見つけた場所
 14.灯-ともしび-

 アンコール

 15.タイムカード
 16.自由のカメ



 追伸、ガーネットも初恋も当然良かったけれど、1番じんわり来たのは僕のイチオシ曲でもある「タイムカード」でした。



 本当はもっともっと聴きたい曲(「魔法の人」「恋」「最終電車」「変わらないもの」「トランプ」その他いっぱいw)があったのですが、2部に分けた為に選曲もバラけてしまったようです。

 もしも予算と時間に余裕があるのならば、弾き語りとバンド編成の両方に参加する事をオススメします♡o(´∀`)b


 僕はとりあえず発売が決定した『バンドLIVEツアー`11”シンデレラ”&CONCERT TOUR `12弾き語り〜5th Letter」のDVDで聴きたかった曲を観る事にします.....(´・ω|ショボン

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 今後のツアー予定


  ・2/16(土)Zepp Fukuoka 
    発売中!【問】BEA・092-712-4221(月-金11:00-18:00/第2.第4土11:00-15:00)
  ・2/24(日)Zepp Nagoya
    発売中!【問】サンデーフォークプロモーション・052-320-9100


   

 公式HP http://www.okuhanako.com/index2.htm
posted by lain at 22:38北海道 ☔Comment(0)音楽

目には目を、歯には歯を、笑顔には笑顔を「黄色い星の子供たち」/ローズ・ボシュ(監督)/フランス/2010年/映画/感想

 終わりの見え無い思想のぶつかり合いで産まれた『怒り』を全て周囲に転嫁し、公然と命のやり取りを強要するような人々によって大勢の命が奪われてしまったアルジェリアの人質事件。

 事件を起こした犯人達にも信じる”正義”があるのだろうが、死んだ人々にも同じだけの正義があったはず。

 大いなる志に燃え、全世界を改変する為なら命さえ惜しく無いと信じる正しさと、せいぜい隣近所までしか届かない正義感しか持ち合わせていない平凡な人間の正しさを、規模の大きさだけで比較し価値を測るのは横暴の極みでしかない。たかだか人間風情が、神の代弁者として人を裁き、『聖戦』などと軽々しく口にするのも大概にして欲しいものだ...


 自分に向けられた理不尽な暴力に対し、今度は自分達が相手に『やり返す』と言う犯人達の考えは到底受け入れられるものではありません。それを是とするならば、延々と悪意はループしていつまでも断ち切る事は出来ず、今度は仕返しをした自分自身が罪を償う時が来るだけの事。どんなに屈辱的で許せない出来事も時間を重ね世代を重ね、『他者』の変革ではなく、『自身』の成長を持って糧にすべきではなかろうか?...



 一昨日観た「黄色い星の子供たち」は、今回人質にされた人々と同じく、理不尽な悪意の対象とされたユダヤ人の哀しい物語で、ナチスドイツがフランスを統治下においていた時代を舞台に、その頃大勢暮らしていたユダヤ人達が、ナチス寄りのフランス政権の手によって1万人以上ドイツ軍に引き渡され虐殺された ”ヴェロドローム・ディヴェール大量検挙事件”を、生き残った400人ほどの証言を元に作ったフィクション映画です。



 ドイツに蹂躙される前のフランスはユダヤ人に寛容な土地柄だったらしく、フランス政府の変貌っぷりに驚きと失望の大きさは計り知れないものがあったようだ。収容所の辛い様子やナチスの残忍さを描写した作品は今まで沢山作られて来たけれど、近年ナチスドイツに侵攻されたフランスを描いた映画は作られていない為、妙に新鮮さを感じてしまいました。

 それに、今作は表題にもある「子供たち」の無邪気な笑顔や不安感などが表情豊かに撮られており、楽し気な序盤の笑顔が悲痛な表情に曇ってゆく絶望的展開が本当に観てて辛かった。特に運良く施設を脱出出来た少年の怒りと決意が綯い交ぜになった瞳が、残りの子供たちを乗せた列車を見つめるシーンは強烈に胸に残ります...

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 もしもテログループの人々にこの映画を見せる事が出来たとして、彼等は何も感じ無いのだろうか?

 被害者のつもりがいつの間にか自分達が加害者になっていた事に気付き、人の命を奪う算段をする暇があるのならば、大事な家族と笑い合う時間こそ大事にすべきだったと考え直さないのだろうか?....


 
 何不自由無く生活して来た僕達が、何を言っても無駄なのは分っています。

 でも哀しい気持ちを哀しいと言える人間でありたい。

 
 怒りでは無く笑顔が循環する世界にこそ、命を賭ける価値があるはずだと想うから...



 公式HP http://kiiroihoshi-movie.com/pc/
 
posted by lain at 03:36北海道 ☔Comment(0)映画