建物の倒壊現場で脚を切断してまで助けようと、いつも以上に入れ込んでいた患者を失い、とうとうバイコディンを手に取ってしまったハウス。
視聴者が最悪の結末が訪れるのかと固唾を飲む中、ハウスの最愛の人である”カディ”が彼を止め、とうとうカディとハウスは結ばれたまでがシーズン6。
今月から始まったシーズン7では、この2人の愛の行方が1番スリリングになりそう。
身体や口では幾らでも愛を確かめ合う事が出来るのに、いざ覚悟を決めるとなると過去の経験が2人の将来を予見してしまい及び腰。シーズン7第1話のラストシーンで気持ちを確かめ合い、ハウスの部屋をカディが出た時のドア一枚を挟んだ2人の複雑な表情が、この関係の前途多難さを感じさせてなんとも言えなかったです。
やぁ〜シーズン毎にハウスの新たな一面が観れるDr.HOUSE、もう一話たりとも見逃せないですね♪
あ、それに13番の動向だよ...
まるで死期を悟った猫が何処かに行ってしまうかのように仲間の元を去って、このまま消えてしまうなんて絶対嫌だっ!
どんな哀しい話でも良いから、ちゃんと13番にお別れを告げたいのは、ハウスのチームメンバーだけじゃなくて、僕ら視聴者だって一緒だよぉぉぉ(´;ω;`)ブワッ
FOX公式 http://tv.foxjapan.com/fox/lineup/prgmtop/index/prgm_cd/1555
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「レ・ミゼラブル」
ミュージカルにほとんど触れていない僕でさえ、ストーリーをぼんやり知っているほどの名作だし、いまだ舞台の世界では人気が衰えていないそうだ。
今回の映画化はミュージカル版のレ・ミゼラブルを是非に実写にしたいと長い年月温められて来たそうで、映画も全編役者達が歌いまくっていました。逃亡犯である”ジャン・ヴァルジャン”を執拗に追いかけるジャベール警部役の”ラッセル・クロウ”が歌う姿なんて、もう一生観る事は無さそうなんで、それだけでもこの作品観る価値が有りそうですwwww
さて、僕のようにレミゼを少ししか知らない人の為にあらすじザックリ説明しておくと、”フランス革命”や”6月暴動”が起きてしまう激動のフランスを舞台に、家族を護る為パン一つを盗んだ罪で長年投獄され強制労働などをさせられて来た男”ジャン・ヴァルジャン”が、苦難の末に幸せを手にしてこの世を旅発ってゆくと言うお話です。
だが、”ジャン・ヴァルジャン”ただ独りの物語ではけしてない。
彼にたった独り手を差し伸べてくれた司教の深い愛
人並みに愛情を注ぐ対象を遺してくれた”ファンティーヌ”の葛藤
堕ちた社会をしたたかに楽しみ生きる宿屋の夫婦のたくましさ
革命にその身を焦がす若者達の熱情の心地良さ
執拗にジャンを追う”ジャベール警部”の矜持の気高さ
そしてジャンに生きる意味を与えてくれた愛娘”コゼット”と彼女の運命の人”マリウス”
彼を取り巻く様々な人々の生き様も非常に胸を打ち、当時のフランスがいかに不条理と言う旗の下で全てが回っていたのかが伝わって来るのがとても良いのです。
おかげでファンティーヌが髪と歯を売り、果てには身体まで売り渡してどん底まで堕ち泣き叫ぶシーンには堪える事が出来ず泣いてしまい、そこからは要所要所で涙腺に火が付いたかのように涙と鼻水が止まりませんでした.....
他のキャストも実に良かったけれど、ファンティーヌ役”アン・ハサウェイ”は、劇中髪を切るシーンの前に本人が泣いてしまったなんて話もあるくらい、この役での感情の乗り方が素晴らしかったと思います。
ちなみに泣けるばかりでは無く、ちょいと笑えるところもあって、ちょろちょろとスクリーン狭しと走り回る少年”ガブローシュ”の快活さは微笑ましかったし、宿屋の夫婦が歌いまくるシーンはとてもコミカルで良いですwwガブローシュやこの夫婦がいるから、殺伐としただけの映画にはならずバランスが良い作品なんですね♪
今回のレミゼは、ミュージカル映画であるからこそ感情の起伏が滑らかに身体に流れ込んで来るのでしょう。きっと普通の映画として撮られた作品なら、ここまで感動する事も無かったです。だから久々にサントラが欲しいとさえ思いましたw いつかは舞台のレミゼも楽しんでみたいものだ♡
彼等の生きた不条理な社会と、僕らの生きる現代は何ら変わる所はありません。幾年過ぎようと社会と言うのは同じ壁にぶつかり、その度に幾千、幾億の心を打ち砕いて変わってゆくわけです。
だからこそ、この作品はいつまでも大衆に愛され続けるのかもしれませんね....
あぁ、瓦礫の壁に立ち「民衆の歌」を勇ましく歌う彼等が愛おしくて仕方無い........
公式HP http://lesmiserables-movie.jp
ミュージカルにほとんど触れていない僕でさえ、ストーリーをぼんやり知っているほどの名作だし、いまだ舞台の世界では人気が衰えていないそうだ。
今回の映画化はミュージカル版のレ・ミゼラブルを是非に実写にしたいと長い年月温められて来たそうで、映画も全編役者達が歌いまくっていました。逃亡犯である”ジャン・ヴァルジャン”を執拗に追いかけるジャベール警部役の”ラッセル・クロウ”が歌う姿なんて、もう一生観る事は無さそうなんで、それだけでもこの作品観る価値が有りそうですwwww
さて、僕のようにレミゼを少ししか知らない人の為にあらすじザックリ説明しておくと、”フランス革命”や”6月暴動”が起きてしまう激動のフランスを舞台に、家族を護る為パン一つを盗んだ罪で長年投獄され強制労働などをさせられて来た男”ジャン・ヴァルジャン”が、苦難の末に幸せを手にしてこの世を旅発ってゆくと言うお話です。
だが、”ジャン・ヴァルジャン”ただ独りの物語ではけしてない。
彼にたった独り手を差し伸べてくれた司教の深い愛
人並みに愛情を注ぐ対象を遺してくれた”ファンティーヌ”の葛藤
堕ちた社会をしたたかに楽しみ生きる宿屋の夫婦のたくましさ
革命にその身を焦がす若者達の熱情の心地良さ
執拗にジャンを追う”ジャベール警部”の矜持の気高さ
そしてジャンに生きる意味を与えてくれた愛娘”コゼット”と彼女の運命の人”マリウス”
彼を取り巻く様々な人々の生き様も非常に胸を打ち、当時のフランスがいかに不条理と言う旗の下で全てが回っていたのかが伝わって来るのがとても良いのです。
おかげでファンティーヌが髪と歯を売り、果てには身体まで売り渡してどん底まで堕ち泣き叫ぶシーンには堪える事が出来ず泣いてしまい、そこからは要所要所で涙腺に火が付いたかのように涙と鼻水が止まりませんでした.....
他のキャストも実に良かったけれど、ファンティーヌ役”アン・ハサウェイ”は、劇中髪を切るシーンの前に本人が泣いてしまったなんて話もあるくらい、この役での感情の乗り方が素晴らしかったと思います。
ちなみに泣けるばかりでは無く、ちょいと笑えるところもあって、ちょろちょろとスクリーン狭しと走り回る少年”ガブローシュ”の快活さは微笑ましかったし、宿屋の夫婦が歌いまくるシーンはとてもコミカルで良いですwwガブローシュやこの夫婦がいるから、殺伐としただけの映画にはならずバランスが良い作品なんですね♪
今回のレミゼは、ミュージカル映画であるからこそ感情の起伏が滑らかに身体に流れ込んで来るのでしょう。きっと普通の映画として撮られた作品なら、ここまで感動する事も無かったです。だから久々にサントラが欲しいとさえ思いましたw いつかは舞台のレミゼも楽しんでみたいものだ♡
彼等の生きた不条理な社会と、僕らの生きる現代は何ら変わる所はありません。幾年過ぎようと社会と言うのは同じ壁にぶつかり、その度に幾千、幾億の心を打ち砕いて変わってゆくわけです。
だからこそ、この作品はいつまでも大衆に愛され続けるのかもしれませんね....
あぁ、瓦礫の壁に立ち「民衆の歌」を勇ましく歌う彼等が愛おしくて仕方無い........
公式HP http://lesmiserables-movie.jp