尖閣問題ニ我、想フ...

 あまりこのブログで『政治』や『宗教』の思想について書きたくないのですが、尖閣の所有権問題で中国やアジア諸国が激しい反応を示した事に対し、日本人があまりに理性を欠いた攻撃的な態度で挑みつつある事が気になり、少し自分なりの言葉を残しておきたくなりました...


 歴史上、おそらくは日本の領土である事は間違い無い尖閣諸島。ちゃんとした裁判を行う事が出来たならば、日本に所有権が認められる事でしょう。 しかし、今回のように諸外国やアジアの賛同をイマイチ得られていない状態で、見切り発車な所有権の主張を行ってしまえば、隣国である中国は大量の地下資源が埋蔵されている領域をみすみす逃す事になる事を見逃すわけもなく、過激に国民を煽って日本を叩きたいと考えるのも理解出来ない事ではありません。日本だって利権を欲して中国のメンツも無視して尖閣の保有を発表したわけですから..... 


 だから、両国を動かすわずかな人々の迂闊な判断が、ここまで事を荒立ててしまっただけのことで、その他大勢の日中国民がいがみ合う必要など何処にも無いはずだと思うのです。

 国に煽動され物を壊し盗みつくすようなデモを行う人なんて、中国国民の中では少数派。良識のある人だって沢山いらっしゃいます。 メディアを動かせる”誰か”の思惑が先行したニュースが横行する現代では、僕らが目にした不愉快なニュースを全て事実であると受け入れる事は危険なのです。一時の感情に流され、自分達を罵る人々に、同等か、それ以上の怒りと拳を振り上げてしまえば、完全に自分自身に負けて終わり。

 相手が犯した罪は相手が負うべきものですが、その罪に罪で応えれば、それは自らの罪でしかないのですから.....


 
 民意は傷つき易く、直し難いもの。修復に時間が掛かる事も考慮し、今は1分1秒でも早く両国共に妥協出来る道筋を作りあげるのが先決。

 正しい歴史解釈を論じる前に寛容さを見せる事が出来た国こそ、世界中の株を上げる事でしょう。

 メンツや正しさよりも、清らかな慈しみこそ最強の政治アピール。

 けして、それが本心じゃなくていいのですよw


 あの夏の日から数十年間、腕力ではなく狡猾さで勝負して来たのが日本のはず。

 戦争に勝っていた時代を懐かしむのはいい加減もう止めましょう....
 


 それでもまだ妥協したくない人達は、是非自分自身の血を流して戦いなさい。アメリカや自衛隊に期待せずにねニコ
posted by lain at 21:34北海道 ☔雑記