今度のホームズは現代人だっ!『SHERLOCK (シャーロック)』/イギリス/2010年/海外ドラマ

 100年以上が経過した現在でも、今尚多くのファンを魅了する”アーサー・コナン・ドイル”の傑作ミステリー『シャーロック・ホームズ』 

 一市民であるホームズが、難解な事件捜査の協力を要請され、卓越した頭脳を武器に相棒の”ワトスン”と事件に隠された謎に挑むと言う内容は、世に探偵と言う職業を勘違いさせるほどキャッチーだった。普通の探偵は素行調査程度のなんでも屋で、事件解決なんてやらないからね....


 非常識で我が侭で、天才的な頭脳が無ければただのクズ人間でしか無いホームズは、深い闇を抱え自分の好奇心を満たす為にならなんでもやる男なので、そんな気難しい男を映像化する事は本当に難しいのでしょう。長らく”ジェレミー・ブレット”だけが僕の中でのホームズ像を体現した役者さんでした。 

 誰もがすんなりホームズとして受け入れてしまうであろう彼の容姿と身のこなしは美しく、彼を越えるホームズ役者は2度と現れないと言い切っていいほど素晴らしかった。

 ジェレミー亡きあとも、何度か映像化されたものの、原作通りのイメージを持った役者は現れず、”ロバート・ダウニー・Jr”がホームズを演じた新たな劇場版シリーズも、まったく違う方向性の肉体派ホームズとして描いたからこそ楽しめたのだと思います。

 そして、そんな作り手泣かせのホームズ物がまた....

 

 NHKプレミアムで既にシーズン2が放送中(AXNミステリーでは9月8日(土)13:30〜シーズン1を一挙放送予定)の今作、現代を舞台にしてホームズがスマホやPCを使いこなし謎解きを行うので兎に角新鮮w

  ホームズ役の"ベネディクト・カンバーバッチ"の無邪気(?)で冷酷そうな顔立ちも悪くない♪殺人現場で推理をする場面などに、彼の思考している情報が現れる映像演出もホームズの解析能力を楽しめて良いアイディアだと思いました。 それに忘れちゃいけないワトスンさんw事件への危うい執着を見せるホームズに振り回されながらも、しっかりと彼を支える相棒っぷりを見せていて、この先、2人の関係がどう深まってゆくかに期待してしまいます。 ダウニー×ジュードに負けない腐れシーンにも、思わずにんまりしてしまいました♡(腐´▽`)


 無論、ホームズが立ち向かう事件の”異常さ” "狡猾さ"も秀逸で、ホームズらしい雰囲気を壊していないのも好感触。1話90分の全3話と言うイギリスらしい構成も、ある意味刺激的w シャーロック・ホームズを完全に再現するよりは、こういったアプローチの仕方が、やはり正しい気がしますね♪


NHK公式 http://www9.nhk.or.jp/kaigai/sherlock2/

AXN公式 http://mystery.co.jp/program/sherlock/