こんなに難しいゲームだったかレディアント.....orz「レディアントシルバーガン」/トレジャー/1998年/2011年/XBLA/STG/感想

 デッドスペース2を1年越しでクリアするなど、ちょいちょい積みゲーを崩している間に、少しずつプレイしていたのが去年XBLAで配信された『レディアントシルバーガン』でした。



 1998年にアーケードとセガサターンに登場した今作は、トレジャー作品の中でも屈指の難易度を誇る縦スクロールシューティングで、プレステに押されて人気ガタ落ちだったサターンでの発売だったせいか、パッケージが地味だったせいなのか販売本数も少なく、知る人ぞ知る名作として長い間プレミアが付いていたソフトでもありました。

 特徴としてもっとも奇抜だったのが、一部の敵の弾が自機の接近戦武器で吸収出来た事です。最近ならそういったシステムも見かけますが、あの頃は本当に新鮮なシステムでした。そして、プレイヤーを飽きさせない攻略性にとんだステージを、自分なりに多彩なショットを使い分けて進むのは本当に遊び応えがありました♪

 ただ残機の設定が非常に苦しい難易度なのは間違いなく、サターン版はプレイ時間などで残機が増えたり、スローに出来るモードなどの救済処置が無ければ、たとえ選んだ難易度がイージーであっても苦戦する事は必至....
 
 ちなみに僕はスローモードでやっとクリアしたヘタレでありました...._/乙(、ン、)_


 それほどの難易度なのに、今回はプレイ時間がいくらかかっても残機が増えるだけのようで、放置して残機を増やした時間も含めると、クリアまでに36時間も費やす事になりました.... 38機まで増やした機数も35機消費し、辛くもエンドロールを10年以上ぶりに見れた事になりますwここまで時間がかかると、感慨深さより安堵が先にこみ上げて来ますねww単にストーリーモードをクリアするだけで、ここまで苦労するシューティングは今時無いですよね(白眼

 
 ただ、楽にエンディングを見れるこの頃のシューティングに比べると、非常に達成感があって良いとも想いますw

 トレジャー作品の 

「挫折しそうに見えるけど、頑張ればなんとかクリア出来るでしょ?」

 と言う絶妙なサジ加減は素晴らしいです。パッケージの見た目と違ってバリバリアニメなムービーも好きだったなぁ〜♡絶体絶命な人類がどうなっちゃうの?ってシチュエーションも燃えましたしねwその後のトレジャー好きに火を付けてくれた、色々と想い出深いゲームです(*´∀`)
posted by lain at 19:09北海道 ☔Comment(0)ゲーム

世界最”恐”の奴が帰って来る....『Dead Space2』/Visceral Games/EA/2011年/XBOX360/PS3/TPS/感想

 既に6月のE3で”3”の発表がされている『Dead Space』シリーズ。前回も周りがクリアしきっているタイミングでプレイしクリアしましたが、今回の2も完全に自分だけが今更一人遊んでおりました。 でも1のように詰まって積んでいたわけじゃないんですよw買ってそれほど経たないうちに知人に貸したところ、なかなか返って来ず、やっと返却された時にはやる気はゼロになってました....

 
 そんな紆余曲折を経て、ようやっと遊んだわけですが、見事なパワーアップぶりのおかげで快適に最後まで遊べました。基本的なゲーム性は前作と変わらないのに、細かい変更点(走りながらのリロードやステイシスとキネシスの使い勝手の向上)のおかげで操作性の面ではストレスゼロでした。レベルデザインも遊び易く設定されており、同じところを何度も移動するような場面も今回はほとんどありません。

 グラフィックに関しても、低予算だった1より大幅に綺麗になっていて、化物のディティールもパワーアップしており、脅かされそうな場面と分っているのに驚いてしまうのは前作同様のビビリ具合w ついでに死んだ奥さんの亡霊に悩まされるようなシーンも要所要所で入るため、より一層ホラーじみた作品として磨きがかかっておりました。 おかげさまで戦々恐々とした想いでゲームを進行してましたよ..

 ただ一つ怖くなくなったのが、主人公のアイザックさん自身じゃないかとw1の時の化物っぽい不気味な風貌から一転、かなりスタイリッシュなスーツが多いため格好良いんです♡しかも今回は顔を見せまくって良く喋るので、より一層親しみの湧くキャラへと変貌しましたねww これはこれで映画的演出がより自然に見せる事が出来るわけで、悪い事では無いと思いますが、もしも喋らない主人公のままだったら、それはそれで面白い作品になったやもしれませんね....(´-`).。oO


 そんな些細な事はともかく、しっかりと超B級のテイストは出していましたし、多くの前作ファンも納得の進化だったと思います。英語が分らない僕でも、なんとなしにストーリーを理解出来るデモシーンも素晴らしかった。ここまで完成されて来ると、3で同じ事は出来ないだろうし、製作陣は苦労している事でしょうなw

 そろそろ”ネクロモーフ”との決着も付けて欲しいし、最高の形にはならなくても、何かしらの「新しさ」も感じる新作になれば嬉しいですね〜♪
 


posted by lain at 18:02北海道 ☔Comment(0)ゲーム

この人はやはり『物書き』ではなく、『物造り』の人だね「実験的経験 Experimental experience」/森博嗣/講談社/2012年/感想

 今までにも何度となく読者の期待を裏切る事で期待に答えて来た森博嗣先生ですが、今回のは一際読み手に挑戦的な空間を構築して来ましたねw 店頭で初めてこの本を見た時と、読み終えた今とでは、派手な表紙から受ける印象もまるで変わるほどの裏切り方なのです...

森博嗣さんのキンピカ本読み終えた♪まだまだ新しい道を探そうとするエネルギーが凄いw


 
  ぶっちゃけストーリーらしいストーリーも無く、深い意味も存在しない為、一見した限りでは、森さんが好き勝手に言葉遊びを楽しんでいるだけのツギハギ本です。これで森作品に触れるのが初めてな読者には、何の事だかサッパリな事でしょうwwファンサービスで出した本、と言う意味合いが正しいかもしれません。

 "モーリィ"と言う作家の作品内容について編集者と会話するシーンや、森さん自身の爆弾トークっぽいインタビューの場面があったり、良く分らないテレビ番組風のやり取りが書かれていたりと、本当にバラバラな空間が進行してゆきます。それぞれに繋がりが少しはあるのですが、全体での繋がりは皆無で、思わず脈略を探してしまう読者の心理を逆手に取った作風だと言えば分って貰えるだろうか?無理ですねw

 まるで繋がりが無い文面をギリギリの構成によってなんとか一冊にまとめた本ですから、正直これは呼んで貰う以外に分ってもらう事は不可能です... あえて言うなら小説風エッセイかな? 

 とにかく作品の善し悪しよりも、森さんの遊び心と皮肉っぷりを味わう作品です。森博嗣と言う人の、ツンデレ具合がよく分るので、ファンは必読の一冊でしょう♪

 まだまだ新しい自分を創ろうとする森博嗣さんは、本当に魅力的な人物ですね♡

posted by lain at 11:09北海道 ☔小説