諸君らが愛してくれたエースコンバットは死んだ!何故だっ!!「エースコンバット アサルト・ホライゾン」/バンダイナムコゲームス/2011年/PS3/XBOX360/ゲーム/感想

数あるフライトコンバットゲームの中でも、遊び易い操作性や実機だけに捕われないオリジナルの戦闘機が登場する等、幅広く指示されるエースコンバットシリーズ。

しかし、据置き機の中で最新作であるこの『エースコンバット アサルト・ホライゾン』は異色中の異色。シリーズファンの意見は真っ二つになってしまった....



実在する国家・戦闘機が入り乱れる今作、そのシナリオを担当したのはバリバリのアメリカ人軍事作家。なので皆まで言わ無くとも分るように、アメリカ人の嘘にまみれた『正義』が前面に出た内容になっていて、クリア後の気分は爽快とは言い難かったです。

そしてアメリカ過ぎるシナリオに欠かせ無いプレイ内容は、FPS物で良く見かけるガンシップによる支援攻撃ミッションや、ヘリのドアガンナーとして地上を制圧するミッション等々。まったくいままでのエースコンバットとは異なる要素で、蛇足な気がしてなりません。あくまでも、乗り物を操縦しながら空戦を楽しむのがエースコンバットなのに、ただ銃を撃つだけのミッションは要らないですよね....

それ以外にも、ドッグファイトに特化し敵機の追尾がし易くなる”DFM”モードや、地上目標の破壊が楽になる”ASM”モードなどの存在も、良いような悪いような微妙な感じwDFM中に派手なカットシーンが入り、最初のうちは「おおっ!」っと戦闘機の飛散描写へのこだわりを感じるものの、だんだんうざくなって来ます。もっとここぞと言う場面のみ見せた方が効果的で良かったと思います。


他にも沢山ツッコミたい事が多過ぎて頭の中が整理出来ませんw兎に角あらゆる新要素が、今までの空戦の自由さを奪い、一本道なFPSを遊んでいるような感覚を覚えます。アメリカ受けしそうなシナリオを選んだ事も含め、明らかにアメリカのゲーム市場での売り上げを意識した作品だったと言わざるおえません。

機体カラーDLCの値段の高さも目立つバンナム。こんな完全売り上げ目当てな作品作りじゃファンはどんどん離れてゆきそうですね....


個人的には、そろそろ『エースコンバット3エレクトロスフィア』の流れを組んだ作品が遊びたいです。ミリタリー色の強い物より、SF色が強いエースコンバットの方が百倍面白いっすよ.....しかもあれシナリオ分岐があって、自然とリプレイしたくなるのも良かったw

日本人にはリアルウォーよりバーチャルな戦争が相応しいと思うけれど、国内市場が携帯用ゲーム機でほとんどを占めている状況では、開発費のかかる据置き機で国内ファンだけを見つめた開発は出来ないのも事実。この先も混迷を深めそうな予感がしますね。


公式HP http://ah.acecombat.jp/
posted by lain at 06:42北海道 ☔Comment(0)ゲーム